団塊シニアのひとりごと

定年退職して13年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

年金生活70歳ひとりぐらし男性の現実

2024-03-31 05:31:07 | 年金生活

雑誌プレジデント「月13万円でも豊かさ20倍で暮らす知

恵」のなかの年金生活70歳ひとりぐらし男性の記事に注目

した、妻が難病を発症、50代後半で介護離職、無収入にな

ったので同居していた両親の年金と妻の障害年金が軸の生活

だった。

 

退職金を含めた夫婦の蓄えは妻の介護でほとんどなくなって

まった、そして妻が亡くなり、その後両親も介護状態にな

年後に相次いで他界、両親の残した遺産は約3000万

円、弟二人で相続、後始末もろもろにお金をかけると手元

に残ったのは1000万円、現在月年金収入13万円でやり

くりしてる。

 

月13万円の収入で楽ではないけれど日常のなかに少しでも

しみを見つけ暮らしてることが記事から感じとることがで

きる内容であった、持ち家はマンションでなく一軒家でロー

ンは完済しており車は所有してない、そして税、社会保険料

の支払い、耐久消費財(家具や家電製品)の購入は貯金から

当、70歳男性の平均余命が約15年、不測の事態でもな

れば、なんとかやれるという本人の気持ちのなかには、や

り現時点で1000万円の蓄えがあるからかもしれない。


老後の「きょうだいリスク」はなぜ起こるか?

2024-03-30 05:35:08 | 老後の生き方

同じ家に生まれたきょうだいでも進む道はそれぞれ、齢を重ね

につれて生き方や価値観の違いが大きくなるなか、親の老い

とともに介護や相続という問題が生じてくる。

 

さらに収入や金銭感覚の差などお金をめぐる問題できょうだい

もめるケースがある、特に「親の介護を誰にするか」は深刻

な問題である、そしてきょうだいの争いの火種として挙げられ

るのはお金の貸し借り、遺産相続、親の介護問題であり下記の

ような事例がある。

 

 

■妹に100万円貸したが返ってこない、妹の年金が月5円だ

が返して欲しい旨の葉書を出したが返事がない(70歳主婦)

 

■二人姉妹で妹は母の介護もノータッチ、妹は結婚以来夫の影響

人格が変わってしまった、今では絶縁状態(58歳パート)

 

■弟が認知症の母に書かせた遺言書を怪しく思ったけど揉めたく

から従った、それなのに形見分けも法要の通知も一切ない

(6歳主婦)

 

この「きょうだいリスク」の問題点を考えると昔どんなに仲が

かったきょうだいでも違う人生を歩むうちに物の見方や考え

方も違ってくる、悲しいことにきょうだいよりも自分、そして

今いる家族のほうが大切になることがきょうだいのもめごとが

起こる要因かもしれない。


裕福な高齢者はごくわずか

2024-03-29 05:48:39 | 老後の生き方

高齢世帯(二人以上の世帯)の平均貯蓄2414万円、この数

を見ると高齢者は裕福だと誰もが思う、しかしこの数字は貯蓄

額の高い世帯によって引きげられている。

 

現に中央値(貯蓄額の低い世帯から高い世帯へ順番に並べた際

に中央に位置する世帯の値)は1677万円だった。実際こ

中央値のほうが信憑性がある、それでも400万円未満が約

割もいるのが現状である、またこの数字は一人暮らしの高齢

630万人は除外されてるだけに本来はもっと下がると思わ

る。

 

少数の高齢者が富の多くを占めている、一握りの富裕層が全体

の数字を押し上げている現在の高齢者の実態、貧富の差は拡大

するばかりである、裕福な高齢者はごくわずかであることは確

かである。

 


もしも夫が亡くなったときの遺族年金は?

2024-03-28 05:38:54 | シニア女性

「もしも夫が亡くなったら十分な生活費があるだろうか?」世の

奥様が不安に思うことである、というのは現在75歳以上後期高

齢者1人暮らしの女性の貧困率(年収122万円以下)は52%

と半数の人が経済的に苦しんでる、いわゆる低年金、無年金の人

が多い。

 

 

生計を維持している人が亡くなったとき残された家族に支給され

るのが遺族年金、亡くなった人が国民年金に加入していた自営業

者と厚生年金に加入していた会社員では条件が違う、そこで預貯

金などの資産は考慮せずに年金だけで一般的な事例で考えてみた

い。

 

 

例えばシニア夫婦がともに65歳の場合夫の年金(老齢基礎年金

5万円、老齢厚生年金10万円)、妻の年金(老齢基礎年金5万

円、老齢厚生年金4万円)合計24万円で暮らしている、もしも

夫が亡くなった場合どのぐらいもらえるだろうか?

 

 

このケースだと妻の老齢基礎年金5万円+夫の厚生年金の3/4な

ので7万5千円=12万5千円となる、ということは一人暮らし

になるとマイナス11万5千円となる、夫婦でくらしてる場合2

4万円という額は標準的な年金生活であるが夫が亡くなった場合

生活は間違いなく厳しくなる、もし自営業者夫婦の場合は妻の老

齢基礎年金のみになるのでなお苦しい状況になる。

 

 

このように老後の妻と遺族年金を考えた場合、どの職業について

いるかが問題、国民年金と厚生年金の差、いわゆる年金格差が問

題になってくるわけだ、そう考えると多少嫌なことがあっても夫

婦が一緒に助けあって生活することがベストのような気がする


つかず離れずの関係

2024-03-27 05:35:15 | 老後の生き方

生きてるうえで難しいのは人間関係、学校、職場、近所、親戚、

友人関係すべてが常に良好な人間関係を保っことは正直簡単な

ことではない。

 

 それほど難しい人間関係、やはり適度な距離感が大切、その距

離感を見誤ってしまうとせっかく築いた人間関係も崩れる場合

がある、特に苦手だと思う人の場合、それを認めて相手の考え

方に影響を受けない、自分の考えも相手に押し付けないことが

必要だと実感している。

 

又相手の人生に過度に立ち入らず、相手が言いたくなさそうな

ことは聞かない、節度と抑制の利いたほどよい関係、そういう

距離を置いたつきあい、つかず離れずの関係こそ長続きする秘

訣かもしれない。