団塊シニアのひとりごと

定年退職して13年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

老いは孤独と隣り合わせ

2024-02-19 05:31:51 | 孤独

老いると病気になること死ぬことから逃れることはできない、

そして老いは孤独と隣り合わせでもある、私の両親の晩年が

そうだった、少しずつ無気力、無関心、無口、無感動になっ

た、大好きなテレビも新聞もみなくなった。

 

まさに認知症の前兆だった、そこから壊れていく親の姿に、

なす術もなかった、だから他人の介護を受けざるを得ない老

人と日常の生活をなんとか自分でできる老人との差は雲泥の

差があることを知った。

 

人間いつかは死ぬ、それ以上のことは誰にもわからない、み

んなひとりひとり違う道を歩いている、両親が認知症だった

だけに不安はあるけれど生きてみなければ明日のことなどわ

からない、老いは孤独と隣り合わせ、それでも今はただ残り

の人生を精一杯生きることに集中するだけだと思っている。


孤独であることは悪いことではない

2024-02-11 05:48:41 | 孤独

雑誌プレジデントの特集「ひとりで生きる老後戦略」の中の

読者アンケートで「ひとりでいることは好きですか」という

質問に約9割の人が好きですと回答しているが、果たしてそ

んなに多だろうか?

 

一般的にはみんなでわいわい楽しくやろうという人が多数派、

そういうのを嫌うのが少数派である、そういう人を無理に誘

て仲間にいれようとする同調圧力、会社でも飲み会に誘わ

たら自分ひとりだけ断るわけにいかない、同僚たちが雑談

盛り上がっていたら自分もかかわらないと協調性がないと

われるといった居心地の悪さ、嫌われてもいいじゃないか

いうのはリタイアした今だから言えることかもしれない。

 

仕事を辞めれば友人がいなくなるのは自然の流れ、友人がい

いことは決して恥ではない、友人がいない老後は不幸だと

いうのは世間の思い込み、必要のない友人はわざわざ増やす

ことはない、人数が増えれば自由はそれだけ制限されるし、

相手が誰であってもで気を遣うことになる。

 

孤独はみじめめなのではなく、孤独はみじめだ思い込んでる

人の固定観念に原因があるからだと思う、だから孤独を肯

定する気持ちがあれば孤独であることは決して悪いことでは

ないというのが76歳の私の実感である。

 


孤独のとらえかたは人それぞれ

2023-08-07 05:42:03 | 孤独

どこにいてもどの集団にいても、そこに自分が心からしっくり

こない、いつも居心地の悪さを感じる時がある、集団の中で本

当の自分でいることのむつかしさを感じる瞬間である

 

周りにあわせるくらいなら一人でいるほうが何倍も愉しく充実

してるものだ、気分転換は自分ですればいい、そのためには一

人で過ごしても寂しくない、心が壊れないでちゃんと生きてい

ける、そういう強靭さが求められる、孤独がこわくて生きてい

けるかという覚悟である。

 

孤独かどうかは本人の心の持ちよう、大勢に囲まれていても

独を感じる人もいれば、たった一人で生きながらも、心の中で

誰かと繋がっている人もいる、そう考えると孤独のとらえかた

は人それぞれのような気がする。


孤独になるのは自然なことだけれど

2023-04-01 05:29:32 | 孤独

私たちの悩みというと人間関係から起こることが多い、ひとり

になることを恐れ、他者とつながろうとする結果、痛みを感じ

ることがあるものだ、孤独は寂しいもの、惨め、協調性がない、

群れて友人を多く持つことこそ幸せというのが多数派の意見だ。

 

本当は家族がいても、人間はひとり、人が孤独になるのは自然

なことのような気がするが集団のなかでは少数派の意見として

なかなか受け入れられないものだ、だから孤独が大好きなんて、

なかなか人前ではいいにくいのも確かである、

 

 

孤独を選ぶのも群れて生きることを選ぶのも、その人次第、自分

にとってどのような状態が幸せで、どのような形で人生を終えた

ら後悔が少ないかを考え、より自分に合うと感じた道を歩くのが

ベストというのが私の実感である。

 


ひとりの時間が大切だと思う時

2023-02-02 05:36:17 | 孤独

ひとりでいることで安らぎを感じる人もいる、ふたりでいて安

ぐ人もいる、群れていることで安らぎを覚える人もいるだろ

う、ただしそれは状況によって人それぞれ違うもので決して不

動の価値観ではないと思う。

 

 

私は好きなことに熱中する時間が一日のなかに一時間でも二時間

でもあればいいい、自分と向き合い自分の本質を見つけるために

ひとりの時間は重要な宝だと思ってる、人とのつきあいも大切で

あるが今の生活でひとりの時間とひとりの空間は私にとって大切

なものである。