団塊シニアのひとりごと

定年退職して13年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

人生の疲労は年齢に関係ない

2021-08-31 05:35:11 | 生き方

会社というこれまでの人生の大部分を占めていたものから離れて

社会との接点がなくなると喪失感を覚える、私自身定年退職で失

ったものとして仕事、給料、ボーナス、肩書、達成感、連帯感な

どがある。

 

その反面定年後は誰にも縛られず一日24時間好きなように使え

る、気の向かない人と無理してつきあわなくていい、混まない平

日に好きなところに行けるという利点がある、しかし自分自身の

選択が要求されるのも定年後である、だから時間をいかに使うか

によって快適か不快かの分かれ道になることも確かである。

 

 

定年後の喪失感や孤独感は未知の体験だけに自分のペースをつか

むまで結構時間はかかるものである、私の場合4年の年月を要し

たような気がする、やはり生きている限りすべての悩みから解放

されることはない、悩みは生きている証であると自分に言い聞か

せている。

 

 

いまだに孤独感を時々感じることはあるがこれは現役世代でも同

じこと、それでも孤独感を振り払うには好奇心を持つこと、これ

が生きるエネルギーになる。人生の疲労は年齢に関係ないという

言葉があるように好奇心と向上心を大切に生きていきたい。

 


聞き上手を心がけたい

2021-08-30 05:36:52 | 人間関係

コミュニケーション について多くの人が話すことが大切だと思っ

てる、言葉が豊富で理路整然、明るく話す人間こそ能力があると

いうのが一般的、でも人間関係を築くうえで大事なのは話を聞く

ことも大事である。

 

そこで聞く心を作るには場の空気を読む、そして素直さ、自分の

価値観を押し付けない、反応上手であること、そもそもコミュ二

ケーションとは対話を通して相互理解を深めること、相手の気持

ちや意図を読み取ることが大切。

 

人は相手から受け入れられることで大きな力を得ることは確かで

ある。そういう意味では聞くことこそ大切だと思うし聞き上手を

心がけたいものだ。

 

 


どうせ夫は変わらないと諦めた妻たち

2021-08-29 05:42:12 | 夫婦

夫に愛想が尽きた瞬間はどんな時かと聞いてみると、あるわある

わの不満の嵐、当然別れたいと思ったこともある、それでもなん

とか関係をよくしたいと不満や怒りを夫に伝えた妻は82%、多

くの人は伝えてる、ところが相手はのれんに腕押し、糠に釘、も

う争う気力失せたという妻たちの声、婦人公論の妻の嘆きのアン

ケートの回答に共感できる事例がいくつかあった。

 

■単身赴任が長かったので家事はできるが、何かと上から目線で

イライラ、あんたは口うるさい、いったい何様?

(妻64歳パート、夫64歳定年後、結婚38年)

 

 

■石油製品の販売会社を夫婦で経営して35年、一緒に頑張って

きたと思っていたのに「お前はクーラーの番をしていただけだ」

と言われた、35年間を全否定された感じで失望した。

(妻77歳主婦、夫78歳定年後、結婚52年)

 

 

■結婚してすぐ会社を辞め、14年間ずっと無職で家にいた夫、

私がその話をしても返事もしない、反応したと思ったら「ここ

は俺の家だぞ!」生活費を3万円しかくれないのにいつも逆ギ

レする。

(妻67歳パート、夫67歳無職、結婚34年)

 


人間関係で気をつけてること

2021-08-28 05:47:37 | 人間関係

人は生きてくうえで心の中に葛藤、不安、とまどい、自己嫌悪を

抱えている、日常は楽しいことばかりでなく誰もが難題を抱えな

がら今日を明日へつないで生きている。

 

人間はひとりひとり違う、それぞれ別の人生を歩んでる、似てる

ようで育ちも環境も違う、同じことをしても楽しいという人もい

ればつまらないという人もいる、いわゆる価値観は似てるようで

違う、だから人に誤解されても褒められてもけなされても、私は

あまり一喜一憂しないようにしてる、そもそも人に正確に理解さ

れることなど、なかなかないと思っている。

 

人に対して期待しすぎない、他人をあてにしない、他人を変えよ

うとしない、人から受けた恩は忘れない、そして自分がされてい

なことは人にしない、人間関係で私が気をつけてることである。


生きていたくないが死ぬこともできない高齢者!

2021-08-27 05:45:28 | 老後の生き方

生きていたくないが死ぬこともできない高齢者!医師の杉浦敏

氏の著書「死ねない老人」の一節である、長寿を喜べない、

長寿を幸福と思えない高齢者、死にたいともらす高齢者が増え

てると言う現実、実際高齢者の自殺は年間1万人近い。

 

複数の病気を抱えている人、介護を受けている人、経済不安を

抱えている人、社会的に孤立してる人、また本人の意思に反し

て生かされてる人(人口呼吸器をつけてる人)もかなりの数に

上るという。

 

終末期に至った人は健康な人が想像するより空腹やのどの渇き

による苦痛を感じない、点滴を減らし水分を抜いて乾かすよう

にしたほうが患者のため苦痛が少なく緩やかな最期になること

を実感してるという杉浦医師の言葉は重い。

 

生きていたくないが死ぬこともできない高齢者!人生100年

ときいて無条件にそは素晴らしいと喜べる高齢者がどれだけ

いるのだろうか?