団塊シニアのひとりごと

定年退職して13年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

老いてもブレナイ生き方をめざしたい

2022-01-31 05:59:08 | 老後の生き方

加齢は誰にとっても望ましいことではない、病気になると自信を

失い気持ちは内へ内へと向かっていく、さらに老いていくことで

得体のしれない不安感が襲い悲観的になったり厭世的になったり

するものである。

 

老いてから毎日が楽しいとかこんな幸せはないとか語る人は少数

派かもしれない、しかしどこでこの差が生まれるのだろうか、そ

れは多分運とか収入とかそういったものではなくその人の考え方、

いわゆる価値観のような気がする。

 

その価値観を優先できる立場になるのが老後の人生である、だか

ら他人に理解されなくても自分で熱中できるものを持ってる人、

自分の価値観を持ってる人は強い、いわゆる老いてもブレナイ生

き方ができる人である、私もそんな自分が納得のいく生き方をめ

ざしたいものだ。


それでも生き抜いて欲しかった

2022-01-30 06:01:43 | 

高校時代の親しい友人が亡くなったのは14年前、彼が60歳で

還暦を迎えた年だった、死因は自殺、聞いたときは自殺をするな

んて思いもよらなかっただけにショックだった。

 

地元で就職して結婚、飲食業を営んでいた、私が地元にいる間は

交流が続いたが転勤しその後は疎遠になっていた、商売も家庭も

順調かなと思われたが還暦を迎えたときに奥さんから離婚を切り

出され、子供二人も奥さんについて彼はひとりぼっちになり人生

を悲観、自殺という最悪の結末を迎えた、きっと深い絶望感があ

ったのだろう、それでもまさか自ら人生を降りるとは今だに信じ

られない。

 

苦しみ、悲しみ、恨み、ひがみ、憎しみといったマイナスの感情

のなかで見苦しい自分に耐えることができなかったのかもしれな

い、しかし自殺をするのは弱い人間と思いたくない、そういうこ

とに追い込まれたことのない人間が自殺する人を否定することは

したくない、それでもやはり彼には自殺をしてほしくなかった、

できれば自殺などせずに与えられた一生を生き抜いて欲しかった

という思いは変わらない。


努力して懐かしいことを思い出す

2022-01-29 06:05:05 | 老後の生き方

老後を楽しく心地良く過ごすには一人ひとり手探りで探すしか

ない、誰もが自分の老いについては素人だから人それぞれの生

き方を見つけるのがベストである。

 

そこで最近努力して昔のことを思い出そうと心がけてる、過去

の記憶のなかから楽しかったこと、嬉しかったこと、感動した

ことを思い出すだけで脳内に変化がおき健康にいい影響がある

といわれてる、一時的でもいい気分になるなら悪くはない。

 

老後は個人の記憶の蓄積こそ財産である、過去を振り返るなん

て後ろ向きだと思うかもしれないが、そんなことはない、思い

出すことで今までおぼろげだった光景が鮮明になりそのことで

明日への生きるヒントにつながることもあると思っている。


人間の一生について思うこと

2022-01-28 05:53:49 | 生き方

人間は必ず死ぬ、年をとってから死ぬのではない、生きている

限りすべての人は必ず死ぬ、それは明日かもしれないし、1年

後かもしれない。

 

人生100年時代突入と言われてるが実際100歳まで生きる

人がどれだけいるのだろうか?平均寿命はあくまでも平均でそ

の人が何歳まで生きるのかということはその時にならなければ

わからない、私の母が晩年大腸がんで入院してたとき担当の医

師に言われたものだ「もう元気ですから今月中に退院してくだ

さい、あと1年は大丈夫ですから」それから1週間後に亡くな

った、それほどその人の寿命は本人も含め医師も誰もわからな

いものだ。

 

生きているものは必ず死ぬ、死ぬときはどんな人も孤独、そこ

には貧富の差もなければ社会的地位もない、ひとりで生きてひ

とりで苦しみそしてひとりで死んでいく、それが人間の一生だ

と思っている。


働いてた時の違和感もいい経験

2022-01-27 06:01:48 | 会社

世の中には自分は正しいと思ってしらずしらずのうちに傲慢な

態度をとる人たちがいる、特に組織にいて立場がえらくなると

必ずそういう人がいるものだ。

 

本当は会社のなかで部長職、課長職といっても、ある限られた

社会のなかでえらいだけなのに上司という立場になるとなんと

なくその人間が大きく見えるから不思議なものだ、そして表面

的にはちやほやされる、そうなると本人も人間的に素晴らしい

と勘違いしてしまう。

 

人間的になんら通い合うあうものがない上司、社内の地位と能

力が明らかに比例しないのに服従しなければならない、それは

部下にとってはつらいけど報酬のためである、日常感じる違和

感、嫌悪する自分に気づきながらも我慢の連続、それがサラリ

ーマンの宿命と割り切るしかない、そんな勘違いする人たちに

進言する人もいないものだ、それでも振り返ると反面教師とし

てその後私が生きていくなかで、いい経験だったと思っている。