団塊シニアのひとりごと

定年退職して13年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

72歳シニア男性の年金生活

2023-08-31 05:43:08 | シニア男性

私と同年代72歳のAさん、一人暮らしで年金は月11万円、こ

れでは生活できないと働いてる、介護のアルバイト、新聞配達、

駅の駐車場管理、それぞれの仕事は2時間ほどで月3万~4万円

ほど稼いで生計を立ててる。

 

現役時代は企業で健康診断をする臨床検査技師だった、定年後も

継続雇用で4年働き65歳まで35年働いた、その割に受け取る

年金が少ないのでは?とAさん同様、私も思った、ただAさん自身

は「なるようにしかならない、年金暮らしはつらいけど笑って暮

らしたい」という前向きさがAさんを支えてるような気がする。

 

実際、内閣府の高齢社会白書では家計にゆとりがなく多少心配、

非常に心配と答えた人が34.8%、1ヵ月当たりの平均収入額

が10万円~20万円未満が32.9%で最も多く、10万円未

満という人も20.2%に上った。このようにシニアの経済事情

は決して楽ではない。

 

幸いAさんは一人暮らし、さらに身体が丈夫で働ける、そして楽

天的な気持ちで生きている、だから仕事を掛け持ちしながら生活

できるのかもしれない。

 


70代女性の悩み「文句の多い夫を病身で世話する私」

2023-08-30 05:29:36 | シニア女性の悩み

70代女性の人生相談「文句の多い夫を病身で世話する私」

介護4の夫と二人暮らし、夫は衣服の脱ぎ着は一人ではできな

い、入浴は週5日のデイサービス、投稿者は1年半前に乳がん

の手術をうけ膝も痛い、それでも毎晩夫の下の世話、朝4時

に起床、病院の送迎、熟睡できるのは夫が月に5日行くショー

トステイのだけという過酷な日々である。

 

さらに夫は介護付き有料老人ホームに入所したものの1ヵ月で

退所、夫婦で入所できる施設をさがせという我儘、年金生活で

は無理というと怒る、正直今のままでは介護に自信がないとい

う相談内容だった。

 

70代同士の老老介護は長期戦、一人では無理、周囲の支援が

必要、二人の娘さんが近くにいるなら協力してもらってはとい

う回答だった、一般的に帰宅願望が強いのは男性の方だといわ

れてる、しかし一人で介護は共倒れになる、やはり息抜きする

ためにもご主人とのバトルを覚悟で施設入居に踏み切るのが一

番と思える。


思いが伝わるブログをめざして(2023)

2023-08-29 06:06:27 | ブログ

ネットが普及した今は誰でも情報発信ができる、だからテレビ、

新聞、雑誌、ブログ、ツイッターもすべて情報源のひとつであ

る、ある意味情報が氾濫してるともいえる時代である。

 

情報を得たり勉強することはインプット、そこから自分のブロ

グを書いて発信するのがアウトプット、ブログを書くのは自分

の考えをはっきりさせる作業、心と文章がぴったりあうと気持

ちがいいものである。

 

ブログを書いてて、どうすればうまく読み手に伝わるかという

と自分の書いたものを他人の視点になったつもりで読む、その

ことで新たな発見があったりするものである、そして思いが伝

わり共感してくれる人が一人でもいてくれたら励みになるし、

ブログを続ける意味があると思っている。

 

 


老いを激しく嫌悪した晩年の父

2023-08-28 05:38:07 | 

劇作家で演出家の鴻上尚史氏の著書「ほがらか人生相談」で老

いた父親についてふれている、身体が不自由になり介護用おむ

つから大便が漏れ、それがベッドに広がり、毎回母親がその処

理をしてたという、その時の心情を俳句が趣味の父親がメモに

残していた「糞まみれ、これがおのれか歳暮れる」

 

鴻上氏の父親は40年間小学校の教師を勤め、地域の自治会長

もやり、色んな会合でリーダー的存在だっただけに苦しい胸の

内を俳句にぶつけたのかもしれない、実は私の父も晩年認知症

になり、おむつをして夜中に大便が漏れることが度々あった、

その始末を母がしてて私が実家にいくと、いつも愚痴をこぼし

てたものだ。

 

父が亡くなって当時の心境を殴り書きで書いてた大学ノート

を見つけた「情けない、惨めだ、なんで俺が認知症に」正直

息子として生前もっと寄り添ってればと複雑な気持ちだった、

人間は齢老いて自立することができなくなると老いを激しく

嫌悪するということを痛感した。

 

 

 


70歳シニア女性の年金生活

2023-08-27 05:41:28 | 年金生活

70歳のAさん、夫の死後、遺族厚生年金と国民年金月額9万円

を受給している、ただそれだけでは生活できないのでスーパーの

パートで週3回現在も働いている。

 

働いているのは決して社会参加とか生きがいとかそういう理由で

はない、生活するためには働かざるを得ないからだ、貯蓄もほと

んどないし頼れる親族もいない。

 

仕事があるから何とか生活できる、身体が丈夫なのが取り得だけ

ど働けなくなったらどうしようという不安は常にあるという、た

だ9万円の年金ではどうしようもない、とにかく働けるうちは働

こう、働けなくなったら、その時に考えようというAさん、この

ように低年金で不安な老後を過ごしている一人暮らしの高齢女性

が多い世の中であることは確かである。