団塊シニアのひとりごと

定年退職して13年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

幸せな年金生活を送るためには

2024-04-30 05:41:46 | 老後の生き方

日本で年金受給してるひとは4千万人、そのうち基礎年金で暮ら

している人は約1千万人、基礎年金は満額でも月約6万6千円で

ある、そこから下流老人が6百万人から7百万人いると言われて

るのかもしれない。

 

しかし高齢者の資産、特に預貯金の実態はわからない、基礎年金

しか受給してなくても預貯金が1億円という人もいる、特に事業

をやってる人の中には成功して資産を持ってる人がいるが基礎年

金しか加入してないケースが多々ある。

 

実際年金も多く資産も多いほうがいいに決まってる、特に年金生

活に入った場合身にしみて感じることは確かである、しかし預貯

金が5百万円の人と1億円の人がいた場合、1億円の人が5百万

円の人の20倍幸せかというと、そんなことはないはずだ。

 

幸せな年金生活には健康が大切、病院通いとなると医療費だけで

なく色々かかる、さらに食べたいものが食べれない、足が悪く行

きたいところに行けないとなると楽しみが減ることは確かである、

やはり治療より予防である、そしてお金の多寡より日常のなかに

小さな楽しみや幸せを見つけることが上手な人ほど豊かな年金生

活を送れるような気がする。

 


会わないで終わる人間関係

2024-04-27 05:36:12 | 老後の生き方

長い人生の中で自分の生き方に影響を与えてくれた人、成長させ

てくれた人を時々思い出すことがある、感謝の言葉もいえず疎遠

になってしまった人たち。

 

そんな大切な人たちに、その後連絡を取らないことに逡巡するこ

ともあった、しかし現実のつきあいはその時で終わったこと、そ

れよりも思い出に感謝し、相手が残してくれた心の宝をいつまで

も大切にすることこそ重要だと思っている。

 

会えば懐かしいかもしれないが、その当時の輝きが色褪せてしま

うことだってある、思い出の宝を大切にしたいなら、会わないで

終わる人間関係、再会にしがみつかない人間関係があってもいい

のではと思う今日この頃である。

 


きょうだいと揉めないために

2024-04-25 05:36:05 | 老後の生き方

昔どんなに仲がよかったきょうだいでも違う人生を歩むうちに

物の見方や考え方も違ってくる、実際一緒に暮らしているとき

は、あまり意識しないけど離れているときょうだいでも何もし

らなかったことに気づくことがあるものだ。

 

きょうだいでも離れていると疎遠になる、それでも親の老いと

ともに介護や相続といった問題が生じてくる、さらに収入や金

銭感覚の差などお金がややこしくして人生後半に待ち受けるき

ょうだいへの宿題のような気がする。

 

かつては同じ家族であったきょうだいも今はそれぞれ別の家族

がいる、人生を共にする運命共同体はきょうだいではなく配偶

者や子供である、寂しいけれどそれが現実かもしれない、だか

らこそ時間が許す限りコミュニケーションを取ったほうがいい

というのが両親を看取った私の実感である。

 


年金生活楽とはいえないけれど

2024-04-24 05:29:31 | 老後の生き方

定年退職後の収入は働かないかぎり大半の人は公的年金が収入源

である、現在年金受給者は約4000万人(そのうち国民年金の

み受給者は1000万人)いる、例えば60歳以上夫婦だけの無

職世帯では公的年金は月平均22万円(年間264万円)支出が月

平均27万円(年間324万円)、月平均5万円(年間60万円)

の赤字だといわれてる、足りない分は預金を取り崩すしかない。

 

 

支出のなかで固定してるのが税、社会保険料である、市県民税、

固定資産税、車をもってれば自動車税、そして国保(介護含む)

である、この支出は決まってるので減らすことができない、我

が家ではこの合計が年間52万円である、支出の中のウエイト

としては高い。

 

さらに公共料金(水道、電気、ガス)、住宅費(マンションで

あれば管理費、賃貸であれば家賃、住宅ローンを抱えていれば

返済額)が加わる、やはり定年前にローンの返済を終えてるの

がベストだと思うし、ある程度の蓄えは必要、そして65歳を

過ぎると医療費がかかることも大きい。

 

又耐久消費財(自動車、家電製品、家具)の交換、リフォーム等

の出費も大きい、交際費も現役時代みたいにはいかない、子供

や孫にかかる費用も考えなければならない。

 

いずれにしても働いていた時と同じ生活レベルを維持するのは

厳しいので生活レベルを見直すことが必要である、それでもか

ぎられた条件のなかで楽しみや幸福を感じる生活をそれなりに

見つけ出すことが大切だと思っている。

  

 

 


友だちはいたほうがいいけれど

2024-04-16 05:32:11 | 老後の生き方

コロナ禍以降ほとんど人と会っていない、かといって人が恋しく

なることもなかった、自宅には家族がいるので日常の会話は普通

だったし、決して鬱になることもなく過ごしてきた、だから誰か

に会いたいと思ったことはなかった。

 

決して人間嫌いになったわけではないが、人と会わなくてもよい

というこの状態が快適というほどではないが居心地がいいことは

確かである、今は便利な世の中でパソコンやTVなどひとりで楽し

めるものがあるので人と会わなくても退屈することはない。

 

日々、人間関係は変化するもの、永続的に保証された友人関係な

どないものである、確かに友だちはいたほうがいい、かといって

いなくても生きていける、心理的負担になるような友だちならい

らないと思っている。