団塊シニアのひとりごと

定年退職して13年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

ひとり暮らしの母の悩み

2017-06-30 05:56:25 | 

実家で一人暮らしをしてる母は93歳、父が亡くなり1人暮らしも

7年目になる、デイサービスに通ってる母の現在の悩みは子供のこ

でも孫のことでもなく、デイサービスでの人間関係である。

 

90歳過ぎても人間関係で悩まなくてはならないのかと思うけど本人

にとっては深刻なようだ、厭ならやめればと思うけど職員のサービス

がいいだけに辞めたくないようだ。

 

母は間違いなく齢をとった、残り時間を数えながら何かをしようとして

いる、だからいままでだったら、隠しとおせた本音が時折表に顔を出す、

懐疑、嫉妬、寂しさ、建前を大切にしたがゆえに不満だらけの人生を送

ってきたのだろうか、と思う時がある。

 

齢を重ねると人間が熟成されるというのは幻想かもしれない、かえっ

儘になる気がする、ただ悩むことが人間が生きてる証しだし、その

とが長生きしてる原動力かなと暖かい眼で見るようにするのが子供の

目だと思っている。


占いビジネスと相談する人の心理

2017-06-29 06:04:34 | 占い

現在占いビジネスの市場規模は4000億円を超え、全国で1万を

超える事業者がいるといわれてる、特に東京と大阪で26%も占め

ており都会を中心に益々拡大する産業である。

 

どうしてみんな占ってもらうかというと占い師は当然であるがいつ

だって相談者に興味を持ってくれる、多分ひとりの人間として自分

を尊重し向きあってくれる、他人に言えない悩みをいう。

 

だったら身近にいる人に相談すればお金もかからないし、という反

もある、しかし言いにくいというか言いたくない、そこまで信頼

きない、秘密にしたい等の理由で占ってもらう、そう考えると占

師の存在というものは大きい、普通はそんな重大なことを面識の

ない人に打ち明けるなんて普通は考えにくいことである。

 

そして悩みには4種類あるといわれており人間関係(仕事、恋愛)

お金、夢(目標)、健康(心、体)、そしてここからが占い師の技

量でいかに聞く力が必要か相談者からの情報を引き出すため、いか

に観察するか、やはり占い師にとっては聞く力、質問力、伝達力等

が要求されるはずである。

 

この産業が伸びてるのは悩みや不安を抱えてる人や決断できない人

の後押しができるからだと思う、もしかしたら当たる、当たらな

いより相談者にとっては悩みを聞いてもらう場所なのかもしれない。


タブー視される高齢者の性問題

2017-06-28 06:01:39 | 老後の生き方

先日NHKのクローズアップ現代で「高齢者の性」問題について特集

された、触れることがタブー視される一方セックスは高齢者にとっ

ても重要活動であり、脳を若々しく保つ効果があるという研究が発

表されているという。

 

 ただアダルトサイトの詐欺にあう高齢者、介護現場での女性職員へ

のセクハラ、派遣型風俗、夫婦の性愛と高齢者の性の問題も多岐に

わたっている、それだけに30分の番組にテーマを詰め込みすぎた

感じがある。

 

また日本性科学会のアンケート調査では男性の性的欲求が70代で

76%もあり現在の高齢者は若いというデータが出ている、しかし

周りに打ち明けにくい性の問題、夫婦で話しあうことが大切だとい

う番組での発言があったが人それぞれ違うような気がする、どちら

にしても、ふれることがタブー視される高齢者の性、難しい問題で

ある。


気楽に語る老いについて

2017-06-20 05:28:42 | 老後の生き方

誰もが齢を重ねると老いを迎える、その老いについてもっと気楽に

語りあおうというお年寄りの座談会のなかの名言と思われるフレー

ズを集めてみました。

 

■ 人間、今が一番若いんだよ、明日より今日のほうが若いんだから,

 いつだってその人にとって今が一番若いんだよ。

 

■ 齢をとったら転ばない、風邪をひかない、食べ過ぎない、これで

 10年は長生きします。

 

■ 朝食に何を食べたかは忘れてもいい、朝食を食べたことを忘れなけ

 れば、それでいいんです。

 

■ 寝るというのは結構エネルギーが必要なんですよ、老人が早起きす

 るのは、そのエネルギーがないからです。

 

■ まず義理とつきあい、これを捨てることで健康を守っております。

 

■ 孫にだよ、おじいちゃん、大きくなったら何になるの?って聞かれ

 ちゃった。

 

■ 時のたつのが早いなあと思うようになると人生がわかってくるんで

 す。

 


振り込め詐欺が減らない

2017-06-19 06:04:17 | 老後のお金

振り込め詐欺(オレオレ詐欺、架空請求詐欺、還付金詐欺)を始め

とする特殊詐欺の被害が後を絶たない、平成27年度振り込め詐欺

の被害がなんと12762件で390億円の被害額である、今年に

なっても毎月20億円~30億円の被害が出てる状態である。

 

TV、新聞でも高齢者が1000万円、2000万円という大金をい

とも簡単に加害者に渡している、被害者の証言によると普段から振

り込め詐欺の実態については知っており注意してたという、それな

のになぜ?と思う。

 

もしこれが手紙やメールであったら言葉を読み疑う時間があるはず、

しかし電話、音声言語であれば、待ったなし迫真の演技が加われば

一段と騙されやすい、ましてやいつもひそかに心配していたことで

あれば、なおさら冷静にならず騙される、さらに追い打ちをかける

ようにこの事態を家族から責められ、悩み自殺したケースも現実に

起きてることは実に悲しいことである。

 

振り込め詐欺被害のニュースが流れるといつも不思議に思うのは、

お金のある人が標的になってることである、加害者がどこかで情報

を入手してるのでは?と思う、いずれにしても人の不安心理を巧み

につく振り込め詐欺は許せない。