団塊シニアのひとりごと

定年退職して13年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

生きていく上で適度なストレスは必要!?

2023-01-31 05:36:49 | 老後の生き方

仕事をしてると同僚や友人に愚痴をこぼしたり、酒を呑みに行

ったり、カラオケで発散、ギャンブル、もしくは買い物したり

と人それぞれ違うが人間は必ず刺激をくれる欲望を求めるもの

である、たとえ問題が解決しなくてもじっとするよりはいいと

思って刺激を求める。

 

実際人間関係でストレスをためるほど厭なことはない、現役時

代はこの人間関係で悩んだものだ、今この刺激をくれる欲望を

求めないのはストレスをあまり感じてないといえるのかもしれ

ない、やはり仕事を離れたことが大きい。

 

しかし人間は贅沢なもので日常のなかで起伏のない生活を送っ

てると適度なストレス、メリハリのある生活を懐かしく思った

りするものである、そう考えると適度なストレスは必要なのか

もしれない。

 


実家じまいをふりかえって

2023-01-30 05:41:32 | 実家

私が実家じまいを考えたのは母が認知症になって高齢者施設に

入居したときである、築60年の一軒家で住宅が密集しており、

空き家になることで空き巣や放火のリスクが懸念された、月2

回新幹線で家の掃除と近所への挨拶を2年間続けた。

 

現在日本では空き家が870万戸もあるという、全住宅の14

%である、なぜ空き家の処分が進まないのか?面倒だからであ

る、更地にすれば固定資産税が5倍から6倍になるし、親が認

知症だと売却できない、私の場合も母が施設に入居して生きて

る間は売却できなかった。

 

 

さらに空き家の状態でも固定資産税、光熱費の支払いも発生する

し、後見人制度を活用すればいいと国では推奨してるが正直使い

勝手が悪い、第三者に通帳を渡して管理されるので家族にとって

は不便である、親が生きてる間に家族信託を利用すれば家を売却

できるが、親が元気な時は実家の処分の話をしたがらないので現

実的には難しい、母が亡くなって4ヵ月で実家じまいが完了し

が思いのほか手続きが煩雑なため空き家が放置されてることが

わかる気がする。

 

 


シニアの一人暮らし月5万円の年金生活は難しい

2023-01-29 05:42:27 | 年金生活

「71歳年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活」

という本が8万部の売れゆきで話題になっている、しかしシ

ニアの一人暮らしの男性女性でも月5万円で暮らすことは可能

だろうか?この本を読んで感じたことは、そう簡単でないこと

がわかる

 

マンション住まいであれば管理費(大規模修繕費含)で3万円

前後、さらに固定資産税が高い、住宅ローンの残債がある人、

賃貸住宅に住んでる人、車を所有してる人、外食のウエイトが

高い人、そして持病があり医療費の負担が多い人などは月5万

円の生活はまず無理だろう。

 

 

そうすると持ち家で一軒家、固定資産税の負担が少ない、食費

が1万円以内で外食はしない、水道光熱費も1万円以内、持病

がなく医者いらず、薬いらずの健康体、間食しない、交際費な

し車なしという条件であれば5万円というのが可能だろうけど

正直厳しいのが現実である。


ネガティブなシニア男性像

2023-01-28 05:46:09 | シニア男性

女性は主婦業や子育てを通し近所の友達をつくる機会が多いけ

れど男性の場合、リタイヤ後は職場とも地域とも切り離された

まま孤独に陥りがち、そして独居老人や近隣のコミュニティと

疎遠な人をすべて寂しい人、悲しい人と決めつける風潮がある。

 

公園のベンチでひとりぼっち、図書館で高齢者同士が新聞のと

りあいで口論、スポーツはゲートボール、高齢者はPCやスマホ

を使えない、音楽は演歌しか知らない、これはステレオタイプ

のシニア男性像が書かれている本の一部である、一体いつの時

代の話だといいたくなる内容である。

 

しかし、ひとり暮らしであっても日々の生活に喜びを見出し充

実して生きているシニア男性も多いはずである、それなりに自

分の居場所を確保しているのにメディアはシニア男性に対しネ

ガティブなシニア男性像の論調が多いことも確かである。


老後に思う夫婦の生き方

2023-01-27 05:32:44 | 老後の生き方

恋愛は情熱、結婚は安定とよく言われる、なぜかというと恋

愛期間はどうしても相手を美化する、そうして情熱を保つ、

しかし結婚は生活そのものである、だから人間の愛は矛盾に

みちたもので安定は情熱を殺し、不安は情熱を掻き立てるも

のとは、よく言われることである。

 

結婚生活は決して綺麗ごとだけではすまない、生い立ち、育

ち、環境が違った二人の人間が一緒に暮らすわけだからいい

ことばかりがあるわけではない、ただお互いの欠点やアラが

わかってきた頃から夫婦愛が始まると言ったのは作家遠藤周

作氏ある。

 

また夫婦とは奇妙なもので感情がまたたく間に伝染する、ど

ちらが機嫌が悪いと相手も理屈抜きで気分を害してしまう、

同様に夫だから、言わなくてもわかるというのは違う、言

わなきゃわからい。

 

そして結婚の基本は相手を尊重すること、相手の気持ち、立

場などを尊重して適度な距離感を保ち必要以上に立ち入らな

いことかもしれない、老後は特にお互い思いやりを持って日

々愉しみを見つけ過ごすことが、老後の夫婦のありかた、生

き方だと結婚生活47年、私の実感である