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逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

橋下現象=赤木君現象=不適材不適所現象

2008年02月07日 | 部落解放同盟


昨日、とうとう自分の過去の『日本の核武装発言』を話芸と言いぬけるタレントの橋下徹氏が大阪府知事に就任した。
ドスケベの変態(横山氏)の代わりが、利権に汚い強欲女(太田房江氏)で、その後釜が虚構と現実の区別や、真実と嘘の区別も分からない三百代言(橋下徹氏)とは大阪府民は踏んだりけったり。

就任早々から、民主主義とは相容れない、数々の問題発言が炸裂する。
府の職員(公務員〕に対して自分(知事〕の雇い人であるかのような、無礼千万な態度で恫喝する。府の公務員が無駄遣いしたから5兆円の赤字が出たと誤解したのか、『やる気が無いなら辞めろ』とか『倒産会社の社員と同等』『私と死んでもらう覚悟』など無責任男の面目躍如。

先ず、公務員は公僕では有るが、知事個人の雇人ではない。
例え雇い人であったとしても、大阪府知事は、府職員の四分の三が警察官と学校の教員である事実を知って喋っているのだろうか。?
次に、5兆円の借金は橋下知事を担いだ自公府政が長年続けてきた箱物行政などの無駄な公共投資の積み重ねの結果のにすぎない。
放漫経営をほったらかして置いた責任は、橋下知事与党自身が背負っている。
職員を叱る暇が有ったら、自民党公明党など与党を代表して、府民の前で土下座して謝罪してからでないと筋が通らない。

何で、こんなオフザケ男でも知事になれたのか。?一つ目は東国原現象でしょう。
あれほどマスコミでタレント知事を持ち上げれが、大阪でも二匹目の泥鰌を狙う輩が出てくるのは当たり前。
しかしあまり知られていない宮崎地鶏の宣伝なら必要かもしれないが、いまさら「たこ焼」の宣伝でもあるまいに。
本当は大阪人はタレントには懲りていて、タイガースの元エースの江本元参議院議員が出て落選している。(当選は太田房江)
しかし、あれ程マスコミがタレント知事を持ち上げれば、府民の考えも変わってくるのもまた事実。

現在の5兆円の財政赤字の原因は、皆が良く知っているとうり放漫で野放図、無駄な公共事業が原因で、日本国の赤字と全く同じ構造です。



『歴史には良い歴史もあれば、悪い歴史もある』

もう一つが同和問題と其れに関連した反共神聖同盟の存在。
此の辺は地元でも、マスコミが決して報道しないので事情を知らない者の方が多い。

奈良や京都の何年も仕事をしないで給料を貰っていた職員の不思議とか、何百億円もの国からの助成金詐欺のハンナンの浅田満の牛肉偽装事件の真相とか日本のタブーに触れる恐れのある内容を含んでいる。

関西は長い歴史があるので、良いものも悪いものも、古いものが沢山残っている。
悪いものの代表例が同和問題。
京都市や奈良県、大阪府のトンでもない職員問題は、報道機関では、なるべく触れないようにしていますが、基本的には「解放同盟問題」で、人権を無視した解同の「暴力的糾弾」が怖いので、誰も触れたがらない難しい問題です。

西日本に在住していないと実感は湧かないでしょうが、関西では可也深刻な問題です。
問題とは、明治維新以前の封建時代に「士農工商」の下に作られた身分差別問題で、士農工商が平民になったとき、少し遅れて平民とされた。
江戸時代の遺物なわけで、それで歴史の有る京都周辺がやはり問題が残っている。

解放同盟(解同)は人権団体として設立されましたが次第に『被差別者以外は差別者』という、とんでもないスローガンを掲げ自治体首長などを『差別者』として吊るし上げるようになる。
誰も止めないので、やりたい放題好き勝手に解同の主張が通る状態になってしまった。



『解放同盟VS日本共産党}

正面切って解同に反対しているのは、とうとう日本共産党だけになってしまった。
それで大阪府羽曳野市では4期連続、兵庫県の八日町や南光町でも連続共産党員首長が生まれる原因になっています。

関西では、もともと共産党が強いので、自民党や其の他の政党は、共産党対策として逆に圧力団体としての解放同盟を利用する。
多少の問題があっても見てみないふりをして、解同を利用してきた長い歴史がある。それで未だに解同が色々問題を起こす。

現在の解同は問題いっぱいですが,前身の「」は日本の人権問題の先覚者として重要な役割を果しました。
創立が奇しくも共産党創立と同年で、長い間両者は友好関係に有ったが、39年前の『矢田事件』以来敵対関係に陥った。
特別措置法による(関連)対策は、2002年をもって終了しましたが、それまで利権を持っていた解放同盟が継続を主張。現在に至った。(現在解同は、特別処置法に変わる法案として『人権擁護法案』推進を主張)

何十年もの間、秘密にされていた問題が、何故今日のようにマスコミで報道されるようになったのかの疑問ですが、小泉改革で地方の財政は青息吐息で財政的余裕が全く無くなり、大阪市の芦原病院のように何の担保も無く百数十億円の金をというだけで出せなくなったからですね。

報道されている問題職員も基本は同じ。
一般職員募集ではなく特別枠で解放同盟を窓口としていた。
入った職員は市当局ではなく、解同に雇ってもらったと思っている。此れでは問題が出て当たり前です。

『被差別者以外は差別者』というトンデモないスローガンの下、すべての人たちを糾弾の名の下に暴力的に支配し様としました。
自民党など、共産党以外のすべての人が解放同盟に屈服するという前代未聞も椿事が出現したわけです。
自治体首長が何日間も吊るし上げられた挙句に、地方自治体の福祉予算や公共投資予算の90%近くが関連に支出されるような異常事態が勃発する。
八鹿高校事件のように、授業中の教職員が大勢「拉致」され糾弾と称する暴行を受け、重軽傷者が多数出る騒ぎに発展する。
警察もマスコミもまったく手出しが出来ない状態になっていた。

兵庫県のど田舎の反共意識の強い過疎地帯に、共産党員首長が何人も当選した不思議の原因は、解放同盟の蛮行があったわけです。

今問題になっている同和の問題点の解釈は至って簡単です。
国会で問題になっているガソリンの暫定税率問題とソックリ同じで、高速道路予算とか地域振興公共事業とか、地方の基盤整備が問題になっている訳ではありません。
それらは付け足しの理由です。

問題の本質は『既得利権』です。もっと簡単に一言で言えば『金』です。




『窓口一本化問題とモラルハザード』

何故社会党が主義主張を投げ捨て、自分自身で擁立した黒田革新府政を倒そうとしたか。?
黒田知事と社会党の対立点はただ一点『窓口一本化問題』です。

マスコミが絶対に報道しない『窓口一本化』とは何か。?

行政が支出する関連で個人に給付する各種補助金や助成金を関係する役所の窓口ではなく『解放同盟』が一括して引き受ける制度です。

行政サービスが、府や市の責任で行うのではなく、単なる一民間団体に過ぎない解放同盟が独占して行うというもので、莫大な利権が発生する。
当然、地区住民でも解放同盟のやり方に反対する住民には行政サービスが受けられないなどの嫌がらせが待っている。
そして『窓口一本化』一度認められると、単に地区住民への行政サービスに留まらず、果てしなく拡大解釈され、関連予算や人事に広がるだけ広がっていく。莫大な利権(既得権益)なんですよ。

公であるべき公共事業が、特定の業者が独占する。一民間団体を通さないと公共事業が受注できないなどの、フィリッピンのマルコス政権の末期にも似た様相を帯びてくる。

住民の人権無視や予算の無駄使い以上に『窓口一本化』の最大の問題点はモラルハザードです。
これでは何年も仕事をしない職員や、覚せい剤中毒、暴力事件で逮捕される暴力団組員が役員を兼任するなどは、当然の様に起こってきます。




『旧社会党と解放同盟』

当時の旧社会党が解同の既得権を強化しようとしたと言うよりも,当時敵対関係に有った共産党対解同の激烈な闘争に対して、党として競合関係にあった共産党ではなく、党友関係に有った解同に味方したと考えてください。
結果的に、解同の既得権益を擁護する立場になってしまった訳です。

しかし一度甘い汁(既得権益)を味わうと止められなくなるのが、既得権益の恐ろしいところでしょう。
社会党だけが、そうではなく共産党を除く其の他の『すべての与党勢力』が甘い汁に群がるのは、『道路特定財源』の話とまったく一緒で、同和問題に何も特別なところは、少しもありません。

大阪は民社党のふるさとの様な所で初代委員長の西尾末広、次の委員長は刑事被告人西村真吾の父親の西村栄一。
その影響からか、民社党が抜けた後の社会党は極端に弱体化してしまい、得票で共産党に抜かれてしまっていた。

当時、あまりに弱体化して社会党は、参議院選挙(定員3名)で最下位当選者の得票の数分の一以下の泡沫候補扱いになっていた。
消費税導入直後の所謂マドンナ選挙の時の話ですが、社会党候補は解放同盟大阪府連書記長の谷畑孝を擁立する。
社会党にはマトモな玉が残っていなかったんでしょうか。?
ところが、ところがです。泡沫候補のはずが、あっと驚くとんだ番狂わせが起こりトップ当選してしまう。
この解放同盟幹部の谷畑孝。参議院6年が過ぎるとあっと驚くことに、今度は自民党公認で衆議院選挙に出馬する。
選挙区で落選するも比例区で復活し現在4期目、自民党支部長に納まっている。
政党を渡り歩いた政治家は数多いが、社会党から一足飛びで自民党に入ったのは解同大阪府連幹部の谷畑孝唯一人。

実現するばどちらにとっても良い結果を生むはずの、社共共闘が未だに実現しない原因に、解同問題があるわけです。
暴力的な利権組織の解同と最も組織的にもっとも近かったのは、困ったことに旧社会党。そして現在は社民党。

どんな訳があろうの仲良くしてはいけない党派、団体や組織がある。
この党は北朝鮮の労働党とかカンボジアのポルポトとか文化大革命の中国共産党とか、日本共産党と敵対関係にある党派と無分別に友好関係を結ぶ悪い癖があった。
その流で、解放同盟とも旧社会党は友好関係を結んでしまうわけです。
何故そうなってしまったのか。?これは難しい問題です。

私見ですが、当時の社会党は得票率こそ共産党に勝っていましたが、組織や理論闘争ではほとんど勝てなかった。
そこで、共産党と敵対関係に有る左翼的に見える団体や組織、党派に接近して共闘することで、党としての組織力の弱さをカバーし様としたのかも知れません。
しかしこの戦略は、ことごとく失敗する。










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10 コメント

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部落解放同盟 (kaetzchen)
2008-02-07 13:39:44
というと,自民・公明に寄り添って甘い汁を吸っているのは関西では有名.私もルーツが滋賀なのでよーく知っています.

よくキリスト教会の勉強会でも差別や「ハンセン病」差別や被爆者差別の問題を取り上げますけれど,歴史が重いだけに面倒.しかも,網野善彦さんの研究によると,中世の被差別民は天皇から直々に「免状」をもらって「特殊な仕事」に従事していたとのこと.つまり一種の特権階級だから,彼らも一般の農民たちを小馬鹿にしていたという側面があったのです.そういう複雑な階級構造を作り上げて,上手に操作していたというのが貴族らアタマの良い人たちだったんでしょうなぁ.

ところで,上の2つのコメント,読まれたら消しておいて下さい.m(__)m 個人的な手紙になってますので.
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>一種の特権階級 (ブログ主)
2008-02-07 14:29:45
昔の被差別者が特権階級化する例は、イスラエルのホロコーストみたいですね。
アメリカ軍の力を後ろ盾にして、パレスチナ人を屋根の無いゲットーに押し込めて、艦砲射撃や空爆などやりたい放題、殺している。
それから比べれば、解放同盟なんかは可愛い存在ともいえます。

京都周辺の事情は、他の地域住民は殆ど知らない。
岩手の小沢さんなんか、多分知らない。
其れで、『大連立はまかりならん』『独自候補擁立』の民主党中央本部の指示が出た。

京都や大阪は、何十年も共産党対自公や其の他与党プラス解放同盟の構図になっていた。
前知事の大田房江も解同系ハンナンの浅田と密接に繋がっていた。
自公が推薦を渋った理由は、大阪市長選挙で平松の後ろで万歳したからではなく、ハンナンと近すぎて、ヤバスギて其れが嫌がられたのが原因です。

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ご自分のブログを堪能されているご様子 (愚樵)
2008-02-07 14:30:15
私も関西出身ですが、関西出身とだからといってもそこまで詳しいわけではない。勉強になります。ホント。

矢田事件? wikiで見てみましたがそんなのあったんですね。私、小学生の頃はそのあたりでウロチョロしてました。お隣の小学校がトンデモなく立派で...。これって差別じゃないの?って子供ながらに思っていました。

ところで橋下閣下の職員イジメ発言は、スケープゴート戦術ではないですか? 庶民の怒りの矛先をそらすための。これから先、閣下の思い通りに行かないことがあるたび府の役員の反抗だとかって言い立て、世論をあおって見方につけようとするだろうと思ってます。与党の利権構造には切り込まずに、府職員のとのバトルでお茶を濁すつもりじゃないですか。
返信する
いつもお世話様です。 (時代のウェブログ)
2008-02-07 16:19:27
精力的にブログ更新のご様子で尊敬いたします。
ところで今回はトラックバックで、ひとつお願いがあります。
当方ブログは、話題共通型トラックバックをポリシーとしています。例えば中国産餃子問題のエントリーに対しては、同問題に言及したエントリーからのTBのみ受け付けております。中国の政治体制や日中外交等も問題の遠因にあるというような場合もブログ主の判断として受け付ける事がありますが、これは管理者判断によります。
こうしてTBを制限しているのは、当ブログ記事を読んだ方が「他の人間はどんな考えか」というのをTBリンクを伝って容易に見に行けるよう配慮です。
ですから、今後のTBは関連記事に対して送って下さるようにお願いします。
例えばこの記事でしたら、「橋本徹大阪府知事に当選」というエントリーに送って頂く分には何の問題もございません。
今後とも宜しくお付き合いの程、お願い致します。
返信する
複雑怪奇 (ましま)
2008-02-07 18:19:29
関西特有の問題ですね。断片的な情報を聞くだけでは、国(法)と地方公共団体、政党、労組、マスコミ、警察、顔役その他もろもろの相関関係がよくわかりません。
まあこれも、歴史的な因習と目先の利益を追う強引さに誰も手を付けなかったせいでしょうか。橋下新知事はこれにどう采配をふるうのかふるわないのか、これもよくわかりません。また続けて教えてください。
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ありがとう御座います (ブログ主)
2008-02-07 18:55:03
愚樵さん。
wikiに在るとのことで私も見てみました。
事件勃発が69年で、40年近く前のはなし。
記憶で書いた30年前との記述を39年に慌てて訂正する。
しかし内容が酷い、嘘ばっかり。
解同関係者と思われる人物の一方的主観の羅列でwikiのあまりの酷さにあきれ果てるばかり。

拉致、監禁、脅迫の有罪判決の事実は、流石に無視できなかったようだが、犯人関係者がまったく反省せず事実を歪曲しているようだ。
39年も前の話で、みんなが知らないとでも思っているのかもしれないが、沖縄県の日本軍の自決強制の否定の話のように、目撃者がまだ生きている。
授業中の教室から教員を拉致して、長時間にわたって監禁して、有りもしない差別をでっち上げ暴力的に糾弾した矢田事件は、其の後に起こる類似の出来事の最初の事件でした。
実はこの歴史的事件の現場に居て拉致監禁脅迫の事実を目撃しています。




時代のウェブログさん。
わざわざ御注意いただき痛み入ります。
何分にもブログ初心者ですので、他にも何か不注意がありましたら、なにとぞ一つ、そのつどお言葉をお願いいたいたします。



ましまさん。
東日本では、ほとんど話を聞かないようですね。
公式の考えでは、同和問題は封建制度の残滓のはずで、封建制の遺物なら江戸(東京)周辺でもありそうなんですが不思議です。
昔の身分制度の残滓で在ることは間違いありませんが、京都周辺に同和問題が集中的に存在していることを考えると、「封建制」よりも、「天皇制」の方により関連性がありそうです。
それにしても、21世紀の現在は、天皇制は残っていますが、それ以外の封建制度とも身分制度とも決別して久しい。
そして今残っている同和問題は、道路特別財源問題と同じような、『既得権益』問題として関西に残っています。
返信する
やはりゲテモノ? (アルバイシンの丘)
2008-02-07 22:34:38
こんばんわ.精力的なアップですね.

橋下君だけはやはり『ゲテモノ』でよかったんじゃないですか?(^o^)/

ところで,
『橋下現象=赤木君現象=不適材不適所現象』
では,『君』を敢えて外してありますね.『君』さえつけたくなかったのですか?そのお気持ちよくわかります.また
『赤木君現象=不適材不適所現象』
が『+』から『=』に変更されてますね.この方が適切かもしれませんね.

旧社会党は解放同盟とつながりを深めて,せっかくの社共共闘から逃げていった,ということですね.
共産党コンプレックスなんでしょうね.

今読み直している『いま,部落史がおもしろい』(渡辺俊雄著)はなかなか面白いですよ.
逝きし世さんの立場とも余り変わらないような気がするのですが,こればっかりは微妙ですからね.
いずれ,ご意見を伺うことになるかもしれません.よろしくお願いします.
返信する
橋下はゲテモノかゲイニン か (ブログ主)
2008-02-08 11:43:15
>『君』を敢えて外してありますね

細かいところに気が付かれましたね。
橋下徹と赤木君とは一方がテレビ、一方ばインターネットと、違いはありますがメディアが生んだ鬼っ子です。
違いは、赤木君は自分自身を最下層のフリーターで弱者(子供)と規定し大人社会(既成社会)に対して、異議申し立てをしようとした。
対して、橋下徹は大人社会(強者)の代表として、最も影響力の在るメディアであるテレビを利用して、強者の倫理をまくし立てる。

強者の、強者による、強者の為の、発言内容ですね。
自称弱者の赤木君には『君』付けで、強者代表の橋下徹は敬称抜きに決っています。敬称を付けるほうが失礼でしょう。

ただこの橋下徹、本気で発言しているのか、それとも唯の話芸なのか。?
私には、真面目に自分の意見を主張しているようには見えない。観客(視聴者)を唸らせる様な芸を演じて見せる『ゲイニン』ではないかと疑っています。

>今読み直している『いま,部落史がおもしろい』(渡辺俊雄著)はなかなか面白い
多分、「部落史」は、今まで知らない人にとっては、目から鱗の話が満載ではないでしょうか。?
部落史も、欧米先進国よりもより先進的だった江戸時代の文化の話が書いてある(渡辺 京二著)『逝きし世の面影』も、日本の厳重に隠蔽されたタブーに付いて触れています。
返信する
『部落史』の本でお奨めは・・。 (三介「いわいわブレーク」)
2008-02-12 01:22:35
こんばんは、逝きし世の面影さん。
矢田事件、利権構造、金融やくざ。
そうですね、まあ大まかには当たっている部分もありますが、細部がね。もっと複雑怪奇ですよ。
例えば、
>解放同盟大阪府連書記長の谷畑孝
確か副委員長辺りだったような気がします。しかも選挙のための腰掛役員って感じじゃなかったかな? 委員長以上に、書記長は忙しい役職なので、彼が持ったことはないはずです。
>一般職員募集
これも、もっと色々ありますよ。「枠」に限らずネ。蜷川京都府政では「なかった」んでしょうかね? 野中広務氏が著書で、何か書いてはったような気がしますが・・。
部落史に関するお奨めは、中世史の横井清氏の『光あるうちに』とのことです、僕の友人が言うには。あ、それと、沖浦和光氏の「思想」[岩波書店]に連載されていた『高橋貞樹・伝』も面白かったって言ってましたね。小説では、野間宏氏の大部の『青年の環』がやはり筆頭でしょうね。70年代末に『北九州土地ころがし問題』で野間氏を含む文化人の声明が出てましたけど、尻すぼみになりましたね。戦後の解放運動に関する「論争史」では、師岡佑行氏の『5巻本』が一番詳しいですね。三池闘争の項なんて、面白かったですよ。東京都の『』行政なんかも。
ブログでは、
「部落学序説『非常民』学」や「灘本昌久のブログ」が興味深い議論をされています。
返信する
どんな利権も細部は複雑怪奇 (ブログ主)
2008-02-12 09:39:14
三介さん。
wikiあたりでは副会長職だったとありますが、信用度は低い。
谷畑孝が解放同盟大阪府連書記長を名乗っていたのは選挙広報の話で、実際問題、本当かは確かに不明ですが。

>書記長は忙しい役職

其れは、普通の団体、組織の話で、解放同盟には当てはまりません。ここでは利権の奪い合いで忙しい。庶務経理一切を取り仕切る書記長職は一番美味しい役職です。


三介さん。同和問題は、の歴史は中世に遡れるのは事実ですが、
02年の特別処置法の終結をもって基本的に終わっています。
ここに紹介されている本は、特別な趣味(利権復活とか)の人以外には興味は無いでしょう。それに沖浦和光氏の考えには賛成できません。

現在の同和問題とは、『利権問題』のことですよ。

極左とか統一協会とかの活動家のブログは、正直に名乗ったのでは読者が警戒する。そこで左翼護憲派とか人権団体に偽装する

暴力的利権集団の解放同盟も同じで名前を出さない。
しかし内容をよく読んでいけば、その反民主主義的性格が自ずと明らかになる。

解同は、現在、稀代の悪法『人権擁護法案』の成立に自分の命運をかけています。
『人権擁護法案』さえ出来れば、利権は永遠に保証される。

(多文化・多民族・多国籍社会で「人として」)は、一見、人権団体に見えますが、解同系の活動家のブログです。

「いわいわブレーク」名の丹2007年11月18日 17:11
----------旅「転向」を考える
で、「人権擁護を全うしようとすれば,人権を蹂躙する者に対して人権法規範を強制しなければならない」は貴方の文章でしょうか。?

民主主義に敵対する「人権擁護法案」賛成者と、護憲左派とはまったく目指す方向が違うのは、言うでもないことですね。

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