逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

続、 陰謀論の罠の罠。奥菜秀次の正体?

2008年03月16日 | 9・11事件と情報操作

世の中には実に珍しい、珍本がある。
その代表例が有名ブロガーお玉おばさん推奨の『陰謀論の罠』, 奥菜秀次 著,光文社であろう。
何が珍しいといっても、これほど珍しい本は、それほど無い。珍本中の珍本。

先ず作者が、実在するようで実在しない。実在しないようで、実在する。
此れだけでも十分い怪しいが、内容が何とも怪しい。
しかし、この怪しい珍本が、護憲派でも良識を売り物にしていた、あの有名な「お玉さんおばさん」が嵌ってしまったと言うからから不思議。
いったい何が、彼女に起こったのだろうか。?大変興味が湧く。
護憲派ブログ「お玉おばさんでもわかる政治のお話」の主催者は、私の百倍は忍耐力や良識がある人物のように思っていたから、なおのことである。

この珍本『陰謀論の罠』の内容とは、9・11事件が、あの怪しげたアメリカ政府公式発表どおりと、説明する不思議な代物。
2001年9月当時なら、あんなアメリカ政府公式発表が正しいという内容でも良いでしょうが、今の世の中でどうするつもりか首を傾げるばかり。

あの当時でも、アメリカ政府発表が、いくらかは怪しげていた。しかしあの時点では信じる人の方が多かった。
現在、完全に信じているのは、ブッシュ政権の取り巻きでも、多分いないはずだ。
それを、何で今頃になって、アメリカを信じる物好きが護憲派のうちに存在するとは驚きだが、興味はつきない。

>もともと『陰謀説』には懐疑的であった.一番の理由は,”陰謀とするには余りにも大掛かり過ぎであって,秘密を持った人が多数になりすぎる.そんなに多数の人間を秘密当事者としなければならないような『世紀の陰謀』が成り立つはずがない”,というものであった.

歴史を知らない、お人好しが陥りやすい誤解ですね。歴史は反対のことを教えています。

歴史は逆に『謀略は大きくないと成功しない。』ことを証明している。

拙ブログ3月9日の記事。 『陰謀論、論者たちの9・11陰謀論、論。 』

http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/08c49753d2fabd44d31072622edbed9b
を参照してください。

また、陰謀論の定義については拙ブログ『2039年、76年目の真実。ケネディ暗殺の闇』2008-02-29

http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/d54ce8855237982bb67c1346dc906806
を参照して下さい。

良く似た政治スタンスの西尾幹二と落合信彦の二人。
しかし、西尾幹二より落合信彦の方が、読者の数は段違いに多いようです。
その落合の影の部分が『奥菜』で、経歴も写真も年齢も不詳のまったく謎の人物である。

こんな謎の覆面作家の話を全面的に信じる、お玉おばさんやアルバイシンの丘のpapillonさんの動機とは。?一体全体、なにがあったのでしょうか。?
常識では、全く判らない。??奥菜の存在以上の謎です。
若者が、恰好いい落合に心酔するのは、有る程度は理解できる。
しかし、一定の年齢以上のものが、落合(奥菜)信者になるとは、リホーム詐欺や振り込め詐欺に会う高学歴の高齢者みたいな不思議な話ですね。

奥菜氏が本当に実在して、いわゆる「陰謀論者」と公開の場で論争して欲しいですね。
しかしたぶん実現しないでしょう。
今までのところ、実在する可能性は限りなく低い。
オクナは個人ではなく団体(複数のゴーストライター)の可能性もありますが。?
いずれにしても公開の場所に、現れる可能性は低い。
面白いことに奥菜 秀次の姿は一度だけ確認された。
出版前で、今だ誰も『陰謀論の罠』を知らない段階では一度だけ姿を公開の場所に曝しているが、肝心の出版以後、コメント投稿などはあるが誰も実物を見ていないらしい。
(奥菜著陰謀論に書かれている06年の論争話は、その後オクナ氏を名乗る人物が確かに現れ『報告書全文は読んでいない』との言質を取ったことがきくちゆみさん自身が確認している)

『奥菜氏の暴論』

オクナ氏は、告発されればブッシュ、チェイニィーが死刑にもなる重罪犯罪なので証拠を示せというが、国家と個人とを同列におく暴論です。
薬害や公害問題でも、個人に立証責任を求めると、巨大組織の勝利に為ってしまう。

アメリカ政府発表は、穴だらけで真実ではなく、『真実の断片』以外の何モノでも無い。
9・11事件の真実の解明には、9・11事件を利用して戦争を起こしたアメリカ政府にひとえに全責任があり全ての疑問に真面目に答える義務がある。
9・11を理由に大勢の人を殺し、大勢を拉致し、拷問しているんですよ。
しかし答えない。
証拠を開示しない。
これでは私でなくとも、誰でも疑います。
極めつけはWTC第七ビル崩壊の嘘でしょうね。これはいくらなんでも無理ですよ。

『有罪に出来無いビン・ラディンやオズワルド』

陰謀論を逆にして、オサマ・ビンラディンを逮捕して裁判に懸けたとします。
有罪に出来ますか。?
無理です。9・11事件では、彼がたとえ自白したとしても無罪になります。
それでFBIは、最初から最後まで9・11事件の犯人とはビン・ラディンを特定していません。
陰謀論者云々を言うのなら、アメリカのFBIが陰謀論者の集団になってしまう。

あの証拠では、絶対に無罪にしかなりません。
オズワルドが、暗殺されなければ、決して有罪には成らなかったでしょう。
公正な裁判が行われたら無罪になった。
あと32年後に証拠が開示される時、どれだけ判るか楽しみにですが期待する方が無理なような気もします。
此れだけ隠し続けた理由は当然あるだろうし、証拠の隠滅工作も当然あるだろうし。

『奥菜秀次の罠』

ペンタゴンの写真はトリミング云々では説明できませんね。
元々新聞発表の写真に、墜落した飛行機が写っていなかった。オクナ説では、大手マスコミ全てが陰謀論に加担したことに成ってしまう。

第一ビル第二ビルは嫌というほど放送されたが、同じような壊れ方の第7ビルは放送されることはなかった。
真実ではない作り物では、崩壊30分前のBBC予告放送のような、へまも現実に起こります。上手の手から水が漏れたのでしょう。

政府報告書では要らないところでは細かく説明するが、肝心の疑問点には答えない。要領よい説明になっていない。答えないんですよ。
奥菜氏が実在して、アメリカ政府の変わりに答えてくれれば、其れは大変結構な話ですね。
アメリカ政府でも答えられない事を、答える。
此れはCIAやFBIやモサドの現職幹部に友人がいて直接話が聞ける、??落合信彦氏ぐらいしか出来ない芸当ですね。
もし本当ならオクナ氏=落合氏は尊敬すべき人物です。

『現れない奥菜秀次の闇』

奥菜氏は正体不明の、実在するかしないか、全く不明の謎の人物。
自著の『陰謀論の罠』中の記述では『06年、数百人の聴衆のいる満座の中で主催者の3人と質疑応答の形でやりあった』は本の中での記述にあるだけです。
真偽はまったくの不明。
奥菜本の読者達は当然、期待する。
『奥菜氏の方から質問を挑んでいます.公開討論にはむしろ進んで参加するように思えます』と、
その様に考えるのが正しいですね。
真っ当な常識や知性が有れば当然そうなります。
私もそう考えています。それで喜んでいるんですよ。
やっと普通の討論が聞ける。
テレビや新聞でも、あるいは集会でも良い。フルフォード氏,成澤氏,きくちゆみ氏ら懐疑論者(過激派陰謀論者)とアメリカ政府擁護論者のガチンコ討論。
今からわくわくします。
しかし私や奥菜本読者の期待は、、多分実現しないでしょう。(ひょっとしたら奥菜氏がインターネット上には現れるかもしれませんが)

西尾は、幾らお馬鹿でも実在の大学教授ですが、オクナ氏はマトモな写真一枚無い、経歴が一切不明の謎の人物です。

『みんなの前で討論できない』

普通は喧々諤々、懐疑論者と擁護論者のガチンコ討論が行なわれていると誰しも思います。
本当は一度も無いんですよ。
懐疑論者は懐疑論者だけで、擁護論者は擁護論者だけで討論する。こりゃ~あ討論とは言えませんね。
いやそんなことは無い。テレビで聞いた、という人も居るかもしれませんが本当に懐疑論者に発言させていましたか。?

日本(アメリカでも)では懐疑論者と擁護論者のガチンコ討論は今まで実現していません。

『討論不能の色々』

そしてガチンコ討論の出来ないものに「ケネディ暗殺」「アポロ11号」「そして日本では「日航機墜落事故」があるんです。

科学では全ての定説は、一つの仮説にしかすぎません。
仮説を一つ一つ実験、検証して、反論に耐えられるものだけが定説として残ります。現在の定理、定説も次の新しい仮説(懐疑論)に取って代わられ、其れが新しい定理、定説に成って行く可能性があるわけです。科学とは疑うことなんですね。

しかしアメリカの創造科学ではないが、科学的手法を執らないものは『科学』ではなく宗教あるいは宗教モドキですね。

『恥知らずな嘘つき』

確信を持って言いますが、落合信彦は絶対に実在しません。
落合信彦が自分で言っている『超人的格闘家で諜報員で、FBIやCIAやイスラエルのモサドの幹部と直接はなしをする、ハンサムなプレイボーイで、大金持ちの実業家』が実在すると思っているのはオチアイ信者だけでしょう。
これ等の経歴やパーソナリティを持った人は、落合信彦氏の空想上の人格でしょうね。
そして落合信彦氏の鏡像としてしか存在しないオキナ氏は、もっと怪しげな空想上の存在となってしまう。
ゴーストライター説が本命で、オタクのストーカー説が対抗ですが、私はあえて大穴狙いでオチアイ=オキナ同一説をこの際主張しましょう。

落合信彦が人気が出た理由は、『質問相手の実名ややり取りの内容もきちんと書いているので,ウソであるはずがない』と思わせるところ何ですよ。
実際の組織や実名がバンバン出てくる。面白いが真実性は???ですね。

いくら金儲けの為でも、普通の知能が有れば、誰にでもいっぺんでばれる程度の真っ赤な嘘を付きません。
詐欺師ペテン師でも、羞恥心は有る。ある程度の理性が働くんですよ。
その誰にでも判る、聞く方が恥ずかしくなるような真っ赤な嘘を,平気で付くのが落合信彦で、そのゴーストライターが奥菜秀次。
こんなものを信じて、騙される方がどうかしている。

『奥菜秀次にしか出来ない離れ技』

9・11事件では多くの疑惑に対して、色々な本が出ていますが所謂9.11陰謀論に正面から批判した本は一冊もでていません。(政府報告書の解説的な本はありましたが)
奥菜秀次名で出た今回の本が、ほとんど唯一の例外で貴重な存在です。
本来インターネット上は、所謂陰謀論の方が優勢で、決して見過ごしに出来ない勢い。

本来、岡崎久彦や日高芳樹のようなアメリカ命の面々こそ、いの一番に馳せ参じてアメリカに仇名す陰謀論者に、天誅の正義の刃を振り下ろすべきでは無いでしょうか。?。
しかし、そんなことは決してやりませんでしたね。(単に無視した)

本来なら落合信彦こそ、陰謀論退治に乗り出して(何しろアメリカ諜報機関のお友達)アメリカの汚名を晴らすべき立場です。
何しろ50冊以上の著作がある。(彼も無視した)

落合信彦が本来出すべき本を、落合信彦批判本しか出していなかったオキナ氏が唐突に出版する。
文章には書き癖というものがある。落合信彦を沢山読んだ読者なら奥菜秀次との書き癖の共通点に気が付く。
共通点があるので読者にオチアイゴーストライター説が囁かれるわけです。

奥菜秀次『陰謀論の罠』本の読者の感想は、

『落合信彦は、ハードボイルド系のマッチョで軍事容認派のようです』しかし
『奥菜氏は政治的スタンスがこれとは確実に異なっていると思います.正義のためとか中立,というより『真実追求型』,『真実暴き趣味』に基づいている,要するに『真実追求オタク』という表現が当たってるのではないか,という気がします』

落合信彦本の読者の感想は、
『真実追求型』,『真実暴き趣味』に基づいている,要するに『真実追求オタク』で奥菜秀次と全く一緒。

落合本も奥菜本も、書いている人物は、間違いなく同一人ですね。

(続く)

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狂人たちの饗宴 (kaetzchen)
2008-03-16 18:18:40
インドにいるダライ・ラマ14世はチベット自治区を独立させろと発言した.それを恐らく米軍は利用した.チベット仏教過激派のダライ・ラマはまさしくオウム真理教の麻原彰晃のような者だ.ラサで暴動が起こった日が,チベット自治区の全人代の初日だというタイミングを理解すれば,テレビや新聞に写るラマの暴動画面がでっちあげであることを否定する者はいないだろう.こうして「事実」は作られていくのだ.

チベットが独立した所で,果たして何になる? これと言った産業はないし,中国政府の援助なしでは生活水準が上がらないのは目に見えた話だ.チェチェンやコソボの独立劇にも同じことが言える.宗教的なきれいごとで独立した所で,それじゃ国民を食わせるだけの経済的基盤はあるのかと言いたい.そういう現実的な発想の消え去った狂人たちに,米軍は武器を売りつけて儲けるのだ.
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狂人たち? (早雲)
2008-03-16 23:05:19
かつてチベットは紛れもない独立国でした。お忘れですか?

>これと言った産業はないし,中国政府の援助なしでは生活水準が上がらない

これで良しとするかどうかは当事者(チベット人)が決めればよいことです。他人の口出しすることではありません。
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何時もお世話様です。 (ブログ主)
2008-03-17 10:05:13
正確には、ダライ・ラマ14世は以前の独立要求ではなく、今は高度な自治権を要求していますね。
しかし、今では忘れられているが、清の藩領(属領)時代にダライ・ラマ4世が聖俗併せ持つ権力を持っていて巨大な封建領主でもあった。
イランのような政教一致の神聖国家などは21世紀に出来て欲しくない。多分誰もそんなものは望んでいないでしょう。
早雲さんの>かつてチベットは紛れもない独立国<どの時代まで遡るかによります。
現実問題として、どちらの側に正義が有ったかで争うのではなく、これは、今ある、現在の国境線を尊重せざるおえないでしょう。
歴史的に決ってしまったものに対して、正義の裁定を下せば良いというものではない。
正義の裁定なら、ロシアの極東地域は全部中国に返還しないといけなくなるし、北海道もアイヌ民族に返還し和人は本土に帰還することになる。
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早とちりはいけませんよ (kaetzchen)
2008-03-17 10:45:35
早雲さん,こんにちは.チベットが政教一致の「独立国」だった時代,果たして民衆はメシが食えていたでしょうか.チベット人留学生も,元々は自治区で産業を興し,中国の援助を必要としないために外国へ旅立って行ったはず.そういう意味では「独立国」かどうかという歴史的な判定は「否!」としか言えないでしょう.もう少し歴史を勉強されて下さい.

また,折角技術者として学んでいた留学生たちが政教一致のヘンなイデオロギーを刷り込まれて,狂信者となってしまったことはチベット自治区にとっても大きな打撃です.ダライ・ラマ14世を操っている米国政府は,本当はチベットを米国の属国にしたいのがホンネではないでしょうか?

チベット人の決めること云々と言うなら,日本人も現在の米国の属国を続けるが良い.隣の韓国もドイツも米軍基地はわずか1つにまで削減できましたよ.軍事大国の基地が無数に国土にあるということは,即ち,日本がアメリカの属国であるという証拠です.


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kaetzchenさん。 (ブログ主)
2008-03-17 18:22:19
ダライ・ラマ14世が統治していた時代は、豊かなのは貴族だけで、一般民衆は農奴として等しく貧しかった。
現在は中国の経済発展のお陰で、豊かになった市民が出てきたが、経済発展から取り残された、貧しい農民もやっぱり多い。
今回の暴動の原因は色々考えられるが、貧富の格差問題が一番ではないでしょうか。?
周りと一緒だと安心するのは、日本人だけの特徴ではないはずです。

オウムの麻原が、ダライ・ラマ14世と一緒にとった写真を教団の宣伝に使っていましたね。
麻原は宗教家ではなくペテン師だったと思っていますが、詐欺に利用された(欧米が天まで持ち上げる)ノーベル平和賞受賞のダライ・ラマ14世も胡散臭い人物だと思っています。
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お世話様です (早雲)
2008-03-17 21:20:16
チベットは国際法上はともかく、少なくとも中共によって武力「解放」される1950年までは実質独立国でした。

チベット人の文化、生活ぶりやダライラマの人格は他国の人間がとやかく言うことではありません。チベットの人々の選択に任されるべきことです。

どう言いつくろっても、中共のチベット侵略であり植民地支配です。
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早雲さんに賛成です (ねこ)
2008-03-17 23:10:36
チベットのことはチベット人が決める。で良いのではないですか。独立するもしないも、チベット人(と中国人)が当事者です。

仮に悪い選択だとしても、それはチベット人の責任であって、私たちがどうこう言うべきことではありませんね。



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チベット暴動 (ねこ)
2008-03-17 23:41:35
チベット暴動、扇動者がいる可能性もありますね・・。

チベット側・中国側、どちらにも肩入れせずに、一歩引いて見た方が良いかもしれないです。

ダライラマ氏と米国の関係については私も疑っています。現在のところ「疑い」だけで、明確な根拠はありません。どこか関係を追及しているサイトがあれば良いのですが・・。

上のようなことをお玉おばさんのところに書いたら、「陰謀論だ」と怒られてしまった。断言調ではなく可能性を指摘しただけなのに。

暴動関係では、どちらも擁護したくないです、という風に書くべきだったかな・・。

今回のチベット暴動とは無関係に、チベット人が独立を選択するなら支持します。
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早雲さん。コメント有難う御座います。 (ブログ主)
2008-03-18 10:46:40
国際法上チベットは中国の一部であることは、それが正義に適うかどうかはともかく、国際社会が認めている事実です。
実質独立国という表現が正しいかどうかにかかわらず、完全な独立国家でなかった、のもまた事実です。
封建時代には小数民族が、それぞれ実質独立国的に存在していて、辛亥革命以後にもその状態は続いていました。
チベット独立は、現在チベット人自身が言ってもいないスローガンで首を傾げざる終えません。

少数民像問題は、独立だけで問題が解決することは少なく、独立は、新たな少数民族問題を生むだけです。
この事はコソボ問題で証明済みです。

現在ある国境線が、正しいか正しくないか色々問題があるでしょう。しかし、国境線の書き換えは良いことだけがあるわけではない。大概は巨大は紛争を生みます。
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ねこさん。コメント有難う御座います) (ブログ主)
2008-03-18 13:24:09
>「陰謀論だ」と怒られてしまった

ご愁傷様です
当ブログでの建前は、『みんな仲良く陰謀論者』なので、ねこさんの意見は大歓迎ですよ。

>チベット暴動、扇動者がいる可能性もありますね・・。
チベット側・中国側、どちらにも肩入れせずに、一歩引いて見た方が良いかもしれないです。

冷静な判断だと思います。

>ダライラマ氏と米国の関係については私も疑っています。

これも歴史的経緯を見れば当然な判断でしょう。彼がノーベル平和賞を受賞した年に、何があったかを考えただけでも答えが出てきます。
59年の中共のチベット侵略なる話も、49年の中華人民共和国成立後、アメリカが蒋介石を軍事援助して大陸反攻?を支援していた情勢下にチベットでも同様なことが行われていて、72年のニクソン訪中まで続いていた。ゲリラへの支援停止は75年のようです。
ビルマ国境付近の国民政府軍(クンサー)の話も有りましたね。
因みに、中国は、ワハン回廊でアフガニスタンとも地続きです。
アフガニスタンの平和回復には国境を接する国々の協力が不可欠ですね。
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