昨年の秋、胡四王山の黄葉の中にブナに違いないと思った木が何本かあった。でもまさか胡四王山にブナなんかあるわけないよなと思っていた。
ところが、『花巻の伝説 上』(及川惇著、図書刊行会)の中の章”円満寺の鐘”に、『照井沼(花巻市東十二丁目)はむかしから白ブナ*の名産地として知られ、ときには献上品となることもあった』と書いてあったので、おそらくあれはブナに間違いないと確信した。
胡四王山より少し南の照井沼にブナがあるのなら、それよりやや北に位置する胡四王山にブナが自生していても何等不思議はない、そう思った。春になれば、その若葉を見ればほぼその正体が分かるだろう…。
<*註>イヌブナの幹は黒っぽいので黒ブナ、一方のブナの幹は白っぽいので白ブナと呼ばれるとのこと。
その待ちに待っていた山毛欅若葉の時節がやってきた。その若葉は以下のとおり。
《1 》(平成22年5月1日撮影)
《2 》(平成22年5月1日撮影)
《3 》(平成22年5月1日撮影)
《4 》(平成22年5月1日撮影)
全体の若葉の出方からしてこれは”山毛欅若葉”に違いないと思ったし、実際葉脈の数を数えたならばそれは11個だったからほぼこれらの木々はブナに間違いなく、
胡四王山にブナが自生している。
と私自身は確信できた。
続きの
”胡四王山報告(5/3)”へ移る。
前の
”胡四王山報告(5/2)”に戻る。
”みちのくの山野草”のトップに戻る。
ところが、『花巻の伝説 上』(及川惇著、図書刊行会)の中の章”円満寺の鐘”に、『照井沼(花巻市東十二丁目)はむかしから白ブナ*の名産地として知られ、ときには献上品となることもあった』と書いてあったので、おそらくあれはブナに間違いないと確信した。
胡四王山より少し南の照井沼にブナがあるのなら、それよりやや北に位置する胡四王山にブナが自生していても何等不思議はない、そう思った。春になれば、その若葉を見ればほぼその正体が分かるだろう…。
<*註>イヌブナの幹は黒っぽいので黒ブナ、一方のブナの幹は白っぽいので白ブナと呼ばれるとのこと。
その待ちに待っていた山毛欅若葉の時節がやってきた。その若葉は以下のとおり。
《1 》(平成22年5月1日撮影)
《2 》(平成22年5月1日撮影)
《3 》(平成22年5月1日撮影)
《4 》(平成22年5月1日撮影)
全体の若葉の出方からしてこれは”山毛欅若葉”に違いないと思ったし、実際葉脈の数を数えたならばそれは11個だったからほぼこれらの木々はブナに間違いなく、
胡四王山にブナが自生している。
と私自身は確信できた。
続きの
”胡四王山報告(5/3)”へ移る。
前の
”胡四王山報告(5/2)”に戻る。
”みちのくの山野草”のトップに戻る。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます