今回は杜甫草堂の報告をする。
杜甫草堂は成都の北西、浣花渓のほとりにある盛唐の大詩人・杜甫の旧居跡。杜甫は759年、48歳の時に官職を辞し家族と共に長安から成都にたどり着きここに庵を結んだ。平安な4年間を過ごし『江村』『春夜喜雨』など240余詩を創った後、再び放浪の旅に出た。
《1 杜甫草堂正門到着》(平成22年7月12日撮影)
《2 草堂》(平成22年7月12日撮影)
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《1↑『宮沢賢治の五十二箇月』(佐藤成著、川島印刷(株))の表紙》
この度『宮沢賢治の五十二箇月』(佐藤成著、川島印刷(株))という本を入手出来た。とても興味深いことが書いてある。例えば次のようなことなどである。
1.朝倉六郎の証言
宮澤賢治の教え子・朝倉六郎が次のように語っている、と佐藤成氏は書き記している。
それは、賢治が花巻農学校の教諭をしていた大正13年の水引・樋番 . . . 本文を読む