鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

老人会の総会に出席して得たもの

2017年04月08日 | 議会活動

平成29年4月8日(土)

 

 老人会の総会に招かれ、県政報告と地域課題などについて意見交換をさせていただきました。

 会場となる公会堂には30人ほどが集まり、最初の30分は議案の審議で部外者の私は会場の外で待機。審議事項が終わった雰囲気を見計らって会場の中に入れていただき、私からは20分の報告と40分(予定では10分でしたが)の質問及び意見交換となりました。

 

 私からは地元に関係する話題として、「お茶の振興条例」と自主防災組織の活性化、12月23日に開館予定の富士山世界遺産センターなどについて説明し、県議会2月定例会の県政報告「らしんばん」を配布して、説明の足りないところは補わせていただきました。

 

 皆さんからは、県とか市の垣根を越えて様々な質問が飛びだし、地元にある大学の閉校とその後の跡地利用、元公営宿泊施設の復活の可能性、東京オリンピック・パラリンピックの自転車競技会場となる施設への投資と五輪後の活用、富士山世界遺産の構成資産への地元文化財登録の可能性、浜岡原発の現状と今後について、県立がんセンターの先端治療やファルマバレープロジェクトの取り組みなど矢継ぎ早に質問され、予定時間を大幅に超えて盛り上がりました。

 

 質問には、出席者の顔ぶれから高齢者福祉に関連する介護や年金などの質問が出るかと思いきや、新聞記事を読んで良く知っている内容のなかから、関心のある質問が矢継ぎ早に出てきたことには、正直、驚きました。

 

 出席者は、静岡県が提示する「ふじのくに型人生区分」でいうと、壮年熟期(66歳から76歳)と、ほとんどが初老(77歳から80歳)、中老(81歳から87歳)の皆さんです。健康寿命の延伸では「運動」「食」「社会参加」の三要素が重要と言いますが、きっと今日お会いした人達は、この三要素をうまく取り組んでいるのかもしれません。

 

 私の役目が終わり、懇親会が始まったので、少しの間、同席させていただきました。話題では、今は健康でもかつて大病を患ったり、これまでいろいろな苦労を経験してきたことも聞かせていただきました。常に健康を維持することは大切ですが、長い人生には途中でいろいろなこともあり、それを乗り越えてきたことで、今の幸せや健康の大切さを身に染みて実感していることが、もっと自分を大切にしていこうという励ましになっているのかもしれません。

 

 高齢者の集まりで、いろいろなことを学ばせていただきました。

コメント
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