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sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

映画:「風にそよぐ草」と「カミハテ商店」

2013-02-28 | 映画




映画の感想もたまりすぎて全部きちんと書けないので
全然違う映画2本一度に、変な切り口(笑)で書きます。

「風にそよぐ草」は映画自体はすごく面白くて、
目が離せない、瑞々しいと言われるのもわかる映画なんだけど、
ラストはわからないなぁ。
無理矢理な解釈をしてもいいけど、違う気がするし。
ぐぐってみたけど、まだよくわかりません。(無知です)
でも、それはまあそういう映画かと思ってしまえるけど
この映画のもっと納得行かない点は
主演の男女が、どう見ても70代と60代なのに、
男は50歳の設定で女は40代くらいの設定なとこ。
50歳って、わたしと変らないのにわたしの父くらいに見える・・・。
この俳優アンドレ・デュソリエは実際は66歳。
それでも老けてると思ったけど、なんと50歳の設定とは。
そして女優のサビーヌ・アゼマは63歳。
うん、63歳に見える。でも映画の中では多分40くらいの設定。
どちらもものすごくいい俳優だけど、
年齢設定が20歳も違うと、話がわかんなくなるよ~
女優さんは監督の奥さんだから仕方ないし
彼女にあわせると、デュソリエも仕方ないけど。
うーん。全体にいろいろと違和感が~

年齢という話では、
先日見た「カミハテ商店」の高橋恵子もおばあさんには見えない。
おばあさんがひとりでやってる店、という設定なんだけど
全然おばあさんに見えないので不思議な感じ。
撮影時の実年齢は57歳くらいのようだけど、
きれいにしたら50歳前半で通る瑞々しさがあるのよねぇ。
品があって背中もすっとしてるので、おばあさんっぽい動きも、
おばあさんには見えず具合が悪いのかなぁ、くらいに見える。
それで映画全体に生活感やリアリティがなく
重いテーマなのに、ふわんとファンタジーがかってしまった。

この映画はコッペパンと牛乳という組み合わせありき、
だったのではと思う。
コッペパンと瓶の牛乳と言う、なんだか「ゆるふわ」で
ノスタルジックなイメージに、思い入れてしまったんだろうなぁと。
でも、コッペパンと牛乳って懐かしい?っていろんな人に聞いてみたけど
上の世代の人も若い人も、別に・・・って答えで
イメージ先行しすぎたんだなと思った。
若い人が、田舎の年配の人はこういうノスタルジーを持ってるだろうと
思い込んで作ったような気が・・・。
思ってたより完成度の高い映画で、嫌いではないのですが。

生きていくのに年齢でくくられるべきことは少ないと思ってますが
あまりに設定と違いすぎると、混乱するなぁと思った映画2つでした。

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