MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

THE WITCH/魔女 -増殖-

2023-01-31 23:38:17 | 韓国映画
昨日購入してきた4本の米盤Blu-rayのは韓国映画の二本目です
そしてあの「The Witch/魔女」の続編
「THE WITCH/魔女 -増殖-」として5月26日に劇場公開っていうかロードショーが決まってるようです
前作で続編ありきな終わりかたをしてましたので待っていましたらようやっと
っていうかコロナ禍で撮影できなかったのでしょうかねぇ
随分待たされてって感じです
劇場公開は物理的ではなく心理的な問題でいけませんから
DVDリリースは年末くらいになってしまうのかなっていうのと
 
前作ではこれまた大手レンタルチェーン限定ですとかっていう轍を踏まぬためにも
再び米盤に手を出してしまいました
ですが二作目の轍をやっぱり踏んでしまった感が拭えない今作
期待したこっちが悪いのかなぁ?前作の衝撃は超えられなかった
っていうかクライマックスが“暗いMAX”状態の中での夜間撮影というか夜間シーンの中で行われるから
肝であるはずのシーンが何やってる?
どっちが倒れたって言うように判別しにくい
そして打ち上げ花火
多分にこの花火を主人公の精神高揚の象徴として描きたくて夜間シーンにしたとしか思えない
 
サイキックバトルとか随所にクライマックスにエグいグロ描写も見辛くてその良さが半減されてしまっていた気がする
そして主人公は新しい姉ちゃんに・・・
 
済州島の秘密研究所アークが何者かに襲撃され、惨たらし銃創だらけの少女が生き残る。その少女は、遺伝子操作によって超人的なアサシンを養成する”魔女プロジェクトの実験体だったために体内の弾を抜かれるとその傷はたちまちもとに戻るのだった。
 
初めて研究所から外の世界に足を踏み出した少女は、心優しい牧場主の女性ギョンヒとその弟デギルのもとに身を寄せ、少しずつ人間らしい感情に目覚めていく
この時の巨大スーパーでの彼女の行動はある意味コメディでしたねぇ
しかし並外れたサイキックパワーを危険視した”魔女プロジェクト“ペク総括は、彼女を抹殺するためにスゴ腕の女性工作員チョ・ヒョンを送り込む
さらに時同じくしてアークを壊滅させた超能力者集団“土偶”と、
地元のヤクザも牧場に押し寄せ、サイキック少女との壮絶なバトルが・・・
 
エンドクレジットが終わった後にもちょっと長めのチョ・ヒョンのは芝居があり
三作目へと繋がって行くんですね
 
138分の長尺作品ですがまぁ見てて退屈はしませんが先になり書いたようにクライマックスでの四巴のバトルが暗すぎるのが難点の作品でした
 
2022年製作、韓国映画(日本公開決定作品)
パク・フンジョン脚本・監督作品
出演:シン・シア、パク・ウンビン、ソ・ウンス、ソン・ユビン、チン・グ、チョ・ミンス、イ・ジョンソク、キム・ダミ
 
コメント (2)
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デュアル

2023-01-31 17:27:36 | 洋画
カレン・ギランさん目当てでレンタルしてきた作品
ジャケットから見てもカレ・ギランさんとカレン・ギランさんが決闘する作品と見たら違ってた
っていうかアクション映画でもなかったなぁ
 
一応片っぽうがオリジナルのサラっていう18歳の女の子
ある日血反吐吐いたから病院行ったら、なんと未知の難病で余命宣告されてしまい
彼氏もいるってことで、自分を永遠にこの世に残すために”ファシリティ“っていう謎の組織に
自分の唾液一滴でクローンが作れるっていうとこにクローンを依頼
 
そのクローンに自分の過去とか様々な情報をインプットさせる過程を会話で描いているだけの作品
っていうかその途中で自分の病気は未知であるって事でなんと全快してることが判明し
クローンの必要性がなくなって・・・
そんな場合はクローンとオリジナルが決闘して生き残った方がオリジナルと認定されるっていう法律があるために
 
映画のオープニングでは男性がクローンと生存権をかけた決闘シーンが描かれてて
クローン(映画では”ダブル“って呼ばれています)が決闘に勝ってオリジナルと認定されるシーンがあるにはあるんですが・・・
で、サラも”ダブル“が要らなくなって、けっきょく法的にどちらかが消えなくてはならなくなり
決闘っていう寸法になるんですが
サラと”ダブル“はお互いに惹かれあう事で決闘を避けようと二人してのこの施設からの逃避を謀り二人して国境を越えようと森に入るものの
 
まぁネタバレを避けますがサラは遅れたことを謝り決闘に臨みますが
片っぽうが来ないために
法廷に立たされて本人認定が母と恋人の認知によって・・・
 
アクション映画風なそれもガーリーアクション的なジャケットに騙されましたし
この作品何故かミニシアターでは上映されてたりしてたんですね
期待してたよりひどい作品だったなぁ
特にラストはこっちに全て投げたままだし・・・
 
ただ見事だったのは一人二役のカレン・ギレンの演技と二役合成の技術だけだったかな
 
2022年製作、アメリカ映画
ライリー・スターンズ脚本・監督作品
出演:カレン・ギラン、アーロン・ポール、ビューラ・コアレ、テオ・ジェームズ
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警官の血

2023-01-30 23:15:27 | 韓国映画
個人的に警察小説は好きですから、もちろん佐々木譲による原作は読んでおります。
確か親子三代にわたる警察官一家の”LINEAGE “の大河小説と言っていい作品で三代目が先代の殉死の真相を追って行くようなお話だったと・・・
テレ朝っ子ですからTVドラマ見ない自分でもこの小説のはドラマ化は見てる記憶があります。
そんなこんなで私の好きな韓国映画界がこの作品を映画化したって事で見たいなぁって思っていたところ
なんと米盤のBlu-rayを見つけましたので、日本では昨年に公開済みで、この4月のDVDリリースが予定されていますが、待てずになんと韓国映画の米盤をこれと一緒に4本ほど購入してしまいました
そう韓国映画のレンタルリリースがここんとこ極度に少なくなってるって言うのもあっての4本大人買いってことでしたが・・・
 
リメイクとか原作もの、それも外国作品を映画化するにはいかに原作を自国の社会や国民性にあったものに脚色できるかっていう一点に絞られてくるのは当然でありまして
それを原作やオリジナルのまんまを映画にするなんていうのは論外でして
そういう意味では韓国映画界では自国の国民性や社会風習に合わせることには定評がありまして
この作品も警察官の家系(lineage)の三代目を主人公にし、彼が監察の要請を受けて
広域警察のベテランっていうか検挙率ナンバーワンの刑事を内定するっていう中で
父親(原作では二代目にあたる)の殉職の真相にもぶちあたるというとこだけを拝借した
韓国の警察ものらしいお話に仕上がってて、2時間の長尺があっという間に終わってしまうという作品だったかな
 
いやテンポもいいし監察対象の広域捜査隊のエース刑事パク・ガンユンの人物像を見てその下で監察内偵の若い主人公の刑事ミンジェがガンユンが裏社会に精通しながら違法捜査を繰り返すガンユンの姿だった。
ミンジェはガンユンのやり方に戸惑いながら捜査をともにすることで、警察内部の秘密組織やその裏に隠された不正行為など捜査を共にしつつ成長して行く姿を見てるうちに
ある意味監察対象ではないものの四課(今では組織犯罪対策五課)として悪と結びつく中で捜査を強引に進めて行くあの日本映画の「狐狼の血」に重ねて見てましたねぇ
 
ある意味捜査される側と捜査する側のバディ映画であり
捜査する側に感化されて警官としては犯罪なんだろうが、事件の真相にたどり着くにはなんでもするっていう行動力と規範なにするものぞっていうことと、警官としての正義ってなんだろうっていうことまでを何もかもぶっ込んでくる韓国映画のこの勢いってなんなんでしょうね
こういうプロットのは積み重ねには本当に見てるこっちが惹かれるよね
 
ラストに拳銃戦まであると言う完全無欠なエンターテインメントでしたねぇ
エンドシーンも素晴らしかったなぁ
 
2022年製作、韓国映画(日本公開作品)
イ・ギュマン監督作品
出演:チョ・ジヌン、チェ・ウシク、パク・ヒスン、クォン・ユル、パク・ミョンフン、イ・オル
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シベリアン・スナイパー

2023-01-30 16:49:28 | 洋画未公開
1月25日にレンタルリリースされたロシアの第二次大戦の映画
この時期にロシア映画の戦争映画を見るのはいいのか?どうなのか?って言うのもあったんですが
丁度こいつを借りるとセットレンタルの基準枚数になるし、他の作品ももう借り尽くして当然みたい作品もないしでレンタルしちゃいますが
最初に言っておきます、この作品は作風がプロパガンダとしての作られていなかったのが救いということで
私自身も見終わって一応安心しました。

主人公はドイツとの最前線の塹壕戦を戦ってるソ連軍のは基地にはスナイパーが一人だけで
後は塹壕戦の狙撃兵たちの狙撃戦争で補充兵を待ちわびていたところ
凄腕そうなスナイパーWOWOW含む補充兵がトラック3台に分乗してやってくる途中に
ドイツ空軍の戦闘機の空襲を受けてなんと補充兵は4人生き残って
それもシベリアからやってきた少数民族ヤクート人のエゴールが死んだ狙撃兵の狙撃銃でなんと地上からパイロットのみを射殺したおかげであって・・・

それを知った軍曹は彼を狙撃兵として狙撃銃を与える、彼は故郷ではハンターとして生計を立てていたようで
彼は敵の機関銃座を壊滅させたりと役に立つ存在感を示す
特に一緒にきた補充兵の一人が恐怖から塹壕を抜け出した時に
ドイツ軍のスナイパーと五分に渡り合う
そんな彼を重宝として彼が打ち落とした戦闘機が壊れずに落ちてることから
そこから機密を探り出せと命令受けて偵察隊の一員としての派遣されるものの
なんと敵に捕まってしまう

ソ連軍もそれを知り救出部隊を出して独ソ間の戦闘になるものの
なんと激戦の末に軍曹はエゴールの生きた姿を発見する
普通の戦争映画で表現的にもプロパガンダにはなっていなくてよかった気がするけど
ここんとこ日本に入ってこないだけでプロパガンダ的な作品はロシアでは作られているんだろうなぁ
主人公エゴールを演じてる役者さんアイタル・ステパノフっていうお方はシベリアの少数民族っていうことっで、なんとアジア系の顔をした役者さんだったのが印象的な作品だった
さらにソ連軍の中尉さんを演じてた方が脚本監督出演の三役をこなしていたんですね

2021年製作、ロシア映画
ドミトリー・コルツォフ脚本・出演・監督作品
出演:アイタル・ステパノフ、アレクサンダー・カザンツェフ

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劇場版 山崎一門〜日本統一〜

2023-01-30 01:30:12 | 邦画
日本映画専門チャンネルでは先月から北海道文化放送がスピンオフ連続ドラマとして「日本統一 北海道篇」の地上波連ドラとして製作OAをきっかけとして
“日本統一祭り”の企画放送を組んで
その最終日として29日の日曜日午前8時から29日の放送分の翌30日午前4時まで一日中「日本統一」ばっかの連続放送
その一環として21時からこの「劇場版 山崎一門〜日本統一〜」のTV初OA
軽部さんと本宮さんと山口さんとの対談付きでした
 
まぁ氷室さんと田村さんが脇に廻られての山崎一門の8人と川谷家住み込みの若者友和さんたち2名も加わって「日本統一外伝 山崎一門」の6作品同様な、ある意味コメディ作品で始まりますが
そこは劇場版っていうことで
それぞれ8人の持ち味というかキャラ立てのコメディでのじゃれあいと
本気のアクションとの融合を図った作品でしたねぇ
そこいらが本筋とスピンオフとの差をきちんと意識して作ってる本宮Pの意図が伺えますし
 
山崎一門の連中だけでは映画は持たないということも考慮してでしょうか
“外伝”シリーズのように締めで蓮司と悠人が出てくるだけでなく
きちんといつもの田村さんであり氷室さんに、小沢兄貴ではありましたねぇ
まずはオープニング、ポルシェのエンジンをかけようとして、知人のおっさんが痛めつけられてるのを助ける蓮司
この時相手をのしたとこだけが防犯カメラに写っており、暴行容疑で蓮司が捕まり
この、のした男の病院でこれまた田村が逃げようとする男と格闘して
暴行犯として現行犯逮捕されてしまう
 
このおっさんの事件には例の福岡での白昼金塊強奪事件のネタを持ってきており
さらにこの連中とおっさんを探し回って見つけ出す山崎一門+2名たちが描かれていくわけで
ジョージはなんとか蓮司の暴行現場のカメラを探し当てる
そう防犯カメラはカメラでもなんとドラレコを見つけ出したりと今時のネタを仕込んでくる村田啓一郎の脚本の安定感
そしてなんとラスボスに辿り付くとそいつは全共闘の連合赤軍の生き残りの革命爆弾魔だったってことで・・・
お話がVシネマよりでっかくなっていましたし
 
中澤が惚れたとっつあんの娘はなんとLGBTだったってオチは
任侠ガールたちが氷室と田村の間柄をBLに見立てて見てるという風潮へのアンサーだったって見るのはうがちすぎか
いや楽しく見られました。

なんとエンドクレジットに題字:松本明子って出てきたのには・・・
 
2022年製作、日本映画、ライツキューブ作品
辻裕之監督作品
出演:北代高士、舘 昌美、勝 矢、中澤達也、本田広登、川﨑健太、小手山 雅、岸田タツヤ、清井咲希、大高洋夫、明樂哲典、山田明郷、飛鳥凛、小沢仁志、山口祥行、本宮泰風
コメント (4)
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ゴーストを愛した美人妻

2023-01-29 23:03:38 | OV
NECOでの30分の埋め草プログラムです。
ちょっと6〜70分の作品でも見る時間がない時にチャンネルNECOの深夜枠OAされている「世にもエロスな物語」そして「令和エロス噺」シリーズのオムニバス三作品のうちの一本を単体でOAするこう言った作品が便利です
ま、自分に連日1日2本の記事アップって課してしまったんですが
いつそれが崩れるのか・・・
 
この作品は「令和エロス噺~艶麗~」の中の一本でしたねぇ
水城奈緒さんは本業のAV作品は見たことはありまでんがピンク映画とかエロチックOVで数本見た記憶のある女優さんですが
オルガ作品では「ゴーストを愛した美乳妻-あなたにずっと淫らに抱かれていたい-」って言うなんと150分もある作品だったようですね
それを5分の1の30分未満なプロットを崩さずに再編集してる技はお見事としか言いようがない
 
お話としては政治家の妻、奈緒ので誕生祝いの日でも夫は選挙戦に追われて彼女はたった一人で予約したBARで夫を待っていたものの彼は来なかった
そんな彼女を慰めたBARを経営している男とその夜を過ごした奈緒はBARの店長と恋仲に堕ちてしまう。
 
二人の関係に気付いた夫は、選挙スキャンダルを恐れ妻の愛人を交通事故にして抹殺してしまう
傷心する奈緒は、毎夜夫の性虐に耐えながらも男との再会を夢見ている。ある晩奈緒の身近にゴーストになった男が現れて・・・
 
ある意味ファンタジー的な作品となっていましたねェラゴーストニップレスなった男だけモノクロにしてみたりとデジタル機材の機能を生かしていた作品。
 
切り口の違う記事はコチラ
 
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ビットコイン・ウォーズ 暗号資産の行方

2023-01-29 16:52:55 | 洋画未公開
WOWOWのジャパンプレミアで初OAされた後にDVDスルーでリリースされた作品。
まぁ月末にリリースされたってことでなんも考えずにセットレンタルに組み入れてきた作品
オープニングの取引シーンではわからなかったんですが主人公のエリートバンカーのお父さんはカート・ラッセルだったのね
そしてイラク戦争でPTSDになって帰宅した兄役には雷神ソーのクリス・ヘムズワースの実兄でソーの映画にも出ていラムズ・ヘムズワース
ヘムズワース三兄弟の長兄の人がお一人でアクション担当でした・・・
 
ってことでアクションはクライマックスでちょこっとあるだけで、後は主人公のエリートバンカーが、エリートであるために顧客のコンプライアンス上の問題を指摘したことで、逆に銀行に損害を与えてしまい、上層部の逆鱗に触れ、なんとマーティの生まれ故郷である田舎町の支店に監査として左遷されてしまうのだったが、
主人公は父親と兄との間に肉親としての確執があり、全く故郷には帰ってていなかったので故郷に戻った主人公は実家に帰らずになんとホテル住まい
さらに本店エリートってことで支店では煙たがられてしまうものの友人が少し故郷で生活しており
その一人がコンビニ酒店経営の傍らビットコインで儲けてるっていうだけで
本筋の銀行関係には全くビットコインは絡んできません
邦題詐欺でしかありません。
 
監査中にこの町でのメイン取引先の画廊で、資産の異変を察知した主人公を煙たく思った画廊関係者たちが、証拠隠滅に乗り出すが
その中で彼にっていうか彼も興味を持ったお姉ちゃんがいたりしするんですね
っていうことでほとんど動きと緊張感の全くない作品でしたが
後半、先のビットコインの友人が殺されて彼から画廊でおこなわれていたのはロシアンマフィアによる資金洗浄を知って本店に報告
どこから漏れたのか友人が送りつけてきた証拠を巡って父親が誘拐されてのオープニングシーンだったわけね・・・
 
画廊のお姉ちゃんはFBIの潜入捜査員だったって言うオチはヨメなかったなぁ
 
まぁ途中でオチそうになる作品ですが見どころは兄役のヘムズワースの銃撃でしょうかねぇ
FBIの潜入捜査官を助けての一撃が犯人な顔面にヒットしての顔面破壊が唯一の見所とはねぇ
ってかなりご都合主義な作品でした。
 
2019年製作、アメリカ映画
ジョン・スタルバーグ・Jr.監督作品
出演:キャット・アルター、アレクシス・ブレデル、ショーン・カレン、エリック・デーヴィス、ジェレミー・ハリス、ルーク・ヘムズワース、ジル・ヘネシー、ヴィンセント・カーシーザー、ボー・ナップ
 
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あいたくて あいたくて あいたくて

2023-01-28 23:04:39 | 邦画
宮沢賢治の童話が劇中で使われていますが
この作品はある意味大人の童話っていう作品になってるようですね
今岡信治こといまおかしんじさんが脚本を書いて監督してるレジェンドピクチャーズの作品
昨年末東映ビデオさんからDVDがリリースされていたものを
購入していて一応発酵寸前に未見の山の中から救出した作品になるのかな

大人の童話って書きましたのは、通販で購入した手作りテーブルについてきたおまけの木彫り人形の首が取れてのメールのやりとりから始まる、不器用な大人の恋を描いたラブストーリーっていう作品でしたからで、
女は1年前に癌で亡くなった夫の跡を継いでタイ料理店を一人で切り盛りしており、一人娘の大学生は男と同棲しちゃっての一人暮らし
男はバツイチになったばかりの職人気質の家具職人で、未だ別れた妻に未練たらたら

そりゃそうだ何せ別れた奥さんは川上なな実(元AV女優の川上奈々美)さんですからねぇ
私だって彼女が元妻だったら未練たらたらでしょうけども彼女のAVは一本も見たことなくて、ピンク映画で彼女を知ってるだけですけどね
だから今彼に飽きて元妻が来たら関係持ってしまうのは理解できますね

女を演じてるのは丸純子さん、脱げる女優さんのお一人ですが
お年を重ねられてお肉にちょっと脂肪がつかれておっぱいも一回りおっきくなられた感じ
彼女に求婚する夫の友人との濡れ場がちょこっとありますが
いわゆる衝動や情熱だけでは突き動かされない大人の心模様を描いていて、観ていて思わず共感してしまうし、ピンク映画ではないから二人の恋模様はこれから始まるんだって言うラストシーンで映画は終わる
ピンク映画ならここでダメ押しの濡れ場になるんだけどそこまで見せないプロットのうまさで大人の恋を見事に表現されていましたねぇ

いまおか脚本のうまさはこの二人が実は川(隅田川)を挟んでなんと向かい同士
同じ熱帯魚屋さんで、都電荒川線車内で、通勤の自転車でスーパーで度々クロスオーバーしてるもののまったく赤の他人ですが
二人を繋いでいたのはネットメールだけって完全に今の時代ですよね
人生に迷いながらも、手探りで生きる様をお互い打ち明けてのメール交流が何とも言えない温もりを与えてくれますし、すれ違う二人の姿の活写がこの映画の肝となってますよね
エロ映画ではない作品、必然としての濡れ場があるだけ

切り口の違う記事はコチラ

2022年製作、日本映画、レジェンドピクチャーズ作品
いまおかしんじ脚本・監督作品
出演:丸純子、浜田学、川上なな実、柴田明良、青山フォール勝ち、山本愛香、足立英、青木将彦、松浦祐也、川瀬陽太

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モンキーキングvsレッドボーイ 西遊記

2023-01-28 17:11:53 | アジア映画
500年前、孫悟空は天界で大暴れして太上老君の八卦炉を破壊!飛び出した炎"三昧真火"は地上を焼き、翠雲山近くの芭蕉村にも降り注いだが芭蕉洞の鉄扇公主(羅刹女)により村は守られたものの、その代わりに鉄扇公主が宿した牛魔王との間の子供が鉄扇公主のお腹の中で三昧真火の影響を強く受け、誕生したのが聖嬰大王こと紅孩児だった。
って言うイントロで始まるこの作品
なんと鉄扇公主を演じているのは「Miss.デンジャラス」や「Miss.リベンジ 」でガーリーアクションを堪能させてくれてたシュー・トントンさん
なんと『西遊記』の映画にも数本違う役で出演されてたようで・・・
 
さて、今作はそんな火を扱える紅孩児が母親である鉄扇公主の誕生日に贈り物をしようと
食えば永遠の命を得られると言う得を積まれた三蔵法師をさらって誕生プレゼントにしようってしたことから孫悟空と戦う羽目になると言うお話で
『西遊記』にあるお話の映画化でしたが
邦題がすごいですね。元は猿である孫悟空を”モンキーキング“っていう英語読み下しのカタカナ表記は今風でいいけれど、火を扱える紅孩児を漢字字面からでしょうかまさかの“レッドボーイ”にしてるのは・・・噴飯物の邦題だったかなぁ
どっちかって言ったら“ファイアーボーイ”の方が当たっているように思うんだけどね
 
しかし今作の三蔵法師とその一行の役者さんに魅力がなく
逆にレッドボーイ側に魅力がある役者陣っていうのはいかがなものかと
この紅孩児は実は村で悟空に恨みを持つ蒼狼怪に嘘で固めた口車で騙されていたこととか
牛魔王の浮気とか鉄扇公主は母として紅孩児の命を守るために火山の爆発を1人防いでいたりっていう細かいプロットとか
さらに三蔵法師の活躍もあったり
そして物事を収めるために天界に悟空が行って、観音菩薩に謝ったりとで、この紅孩児は観音菩薩にあづけられて後に善財童子となるっていうお話を中国映画界お得意のCGとVFXで一編のファンタジー映画に仕上げている作品
『西遊記』はこう言った技術をフル活用して映画化するにはじつにふさわしい中国古典なんですねって改めて・・・
 
202年製作、中国映画(日本未公開作品)
チェン・シオン監督作品
出演:シュー・トントン、チ・ハホ、ホイ・シウホン、リー・ヤン、ホアン・スー、ウー・シャオロン
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蟻地獄作戦

2023-01-27 23:09:48 | 邦画
東宝さんから廉価版で再リリースされた「独立愚連隊」シリーズの一環としての
そして私個人的にはスピンオフっていうか派生作品としての「○○作戦」シリーズとしても最終篇となる作品
なんとクレージー映画でお馴染みの坪島孝監督作品
そして関沢新一さんが小川英さんとの共同脚本は本家帰りっていうか
なんと戦略を左右する八路軍に占拠された要衝の橋を爆破しに行く特攻隊のお話に・・・

仲代達矢さんを主役に迎えてレギュラー陣の佐藤允、夏木陽介そして平田昭彦、中丸忠雄で脇を囲み
さらに堺左千夫、沢村いき雄のほか水野久美さんと安定した布陣にゲストとして三橋達也さんまでのご出演
今作ではベテラン脇役の柳谷寛さんもよかったなぁ
しかし参謀長の沢村いき雄は似合わねぇなぁあの体躯で田崎潤を叱責するんですからねぇ
それだけで喜劇でもありまして塩梅の良いコメディリリーフ感が生まれていたのは喜劇の坪島監督の力量だったのかな
 
そうなんだ個人的にはスタローンが銃創に焼いたナイフを突っ込んで弾抜いた後薬莢の火薬で傷口焼き塞いだ「ランボー2」でしたっけ、あのシーンはすげぇって見て他のですが
それ以前にこの映画で同じことをして先鞭付けていたんですね
でもそれをやるのが谷啓さんでしたからねぇ、見てても痛みは感じませんでしたし軽すぎましたよね
 
平田昭彦さんも中丸さんもらしいキャスティングでしたが
佐藤允さんのかるさに比して仲代さんの重たい演技がコントラストを見せており
仲代さんを主役に持ってきたのはワンパターンにこのシリーズがならない要因だったんですね
CGとか全くない時代にあの橋の爆破シーンはミニチュアでの撮影だと思う思うのに特撮感も見えなかったかな
実によく出来てた作品と言えるし、この「○○作戦」シリーズの4本を順番に見てきて改めて思ったのは
このシリーズを岡本喜八さんから受け継いで同工異曲作品のシリーズにさせんかった関沢新一さんの脚本がいっちゃんだったような気がする
 
1964年製作、日本映画、宝塚映画作品、東宝配給
坪島孝監督作品
出演:仲代達矢、佐藤允、中丸忠雄、夏木陽介、中川ゆき、加藤春哉、沢村いき雄、田崎潤、堺左千夫、谷啓、水野久美、三橋達也
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