MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て

2020-01-31 23:29:25 | 邦画
GEOさんで一泊2日税抜き100円でレンタルしてきた一本です、本日リリースの作品ですね
映画の情報を入れないから、どんな映画かよくわかんないまま
長い邦題の”LOVEHITELに於ける情事“という部分とR -15作品だけでの衝動レンタル
100円でなければレンタルしてこなかったかもしれない作品って思っていたんですが

いや、コレは実にいろんな意味で面白かった作品
105分の尺なんですが、なんとその尺の95、6%がワンカットなんです
更にそのワンカットは表題のラブホの一室での出来事を、ラブホの一室なんですがグランドホテル方式の
ワンシチュエーションでして
まるで舞台を見てるような映画です

そうなんです主人公の刑事がラブホでデリヘル嬢を呼び出し
彼女が来る前にベッドが見える位置に自前のvideo cameraをカバンの中に入れて
隠し撮りしようと設置する
そこからその隠しカメラが映し出す映像が映画のカメラになって
室内で繰り広げられる男女の会話や何かを我々が見せられる訳ですが

実はそれだと定点cameraになってしまうんで、主人公がcamera隠したカバンを持ってプロットの進行に合わせて
カバンの位置を変える事で、ワンカットのままcameraがドラマの進行に合わせて移動する事で
ワンカットながら、カット割になってるという優れた演出は
さすが舞台演出家でもあり、脚本も演技もする宅間孝行監督の真骨頂と言えるのかな
舞台劇を見てる感覚ですが、エンドクレジット以降しっかりと映画になっているんですね

主人公は刑事、勤務中にデリヘル嬢をラブホに呼び寄せるものの
なんとデリ嬢に強請られてる刑事さんだったのね
そんな中ベッドインした途端、刑事のカミさんの婦警さんがそこに現れたから
不倫に対しての夫婦喧嘩が始まる
更になんとデリ嬢を刑事が拳銃で殺してしまい
って、日本の刑事の拳銃ってワルサーかSIGなのに、この拳銃どうやらベレッタみたいな感じに違和感覚えたんですが
私の違和感見事に当たってましたねぇ

で、死体処理に中国人の麻薬売人を呼び寄せる
この中国人に波岡一喜さん、ステレオタイプな中国人の日本語でした
更にデリヘルの元締めのヤクザまで現れてのてんやわんやの群像劇なんですが
結構引き込まれましたねぇ、台詞の妙と、ワンカットでの長回しのために動かされるcameraの不自然にならないカバンの移動とか
こういった映画もアリなんですね
二段落ちの結末まで、実に目から鱗のワンカット、ワンシチュエーション映画でした

2019年製作、日本映画、「LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て」製作委員会作品
宅間孝行脚本・監督作品
出演:三上博史、酒井若菜、波岡一喜、三浦萌、樋口和貞、伊藤高史、阿部力、柴田理恵(声のみ)
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イミテーションガール

2020-01-31 17:04:11 | 洋画未公開

GEOさんでは今日から週末100円セール
なんとあの「ジョーカー」でさえ100円でレンタルできるんですが
残念ながら、予約購入してしまっていますので
ゆっくりと見たいなって思っておりまして、一泊2日で三本新作をレンタルしてきました

月末と期間限定セールでレンタルしようかっていう作品もほとんどなくて
一応ジャケットだけでこの作品と邦画2本をレンタルしてきて、この作品から視聴しましたが
実につまんない作品、結局何かが起きそうで、全く何も起きない作品でした

アメリカのどっかの砂漠に謎の物体が墜落してきて
砂漠でエロ本を見ていた坊やが慌ててエロ雑誌を置いて逃げて行ったところに
タールみたいな液体がそのエロ雑誌を包み込んで
黒い液体はなんとそのエロ雑誌のお姉ちゃん女にと変身した
雑誌のまんまなんで、ほとんど半裸だし靴も履いてないまま
変身女性は徒歩で街の方に歩いて行く・・・

変身女性は砂漠をさまよい、歩いてお腹が空いたのか、ゴミの中で腐った物を食ったりして
中毒というか伊痙攣を起こしたりでモーテルにたどり着く
そこで青年に保護され、彼との生活で人間としての基本的な生き方や言語を身につけて行く

一方エロ雑誌のモデルである本物の女性が、変身女性と並行して描かれて行くんですね
でもって彼女はエロ雑誌のモデルであり、実はポルノ女優さんでして
ポルノの仕事から足を洗いたくなってきてるわけで

さて変身したタール女の方は、変身した女性に興味を持ち、本当の自分に会いに行く決心を・・・
映画的にこの2人が出会ったらどういったクライマックスを迎えるのか・・・ってことだと思うじゃないですか
しかし、なんと拍子抜けな結末
この結末は絶対に有り得ないんですが・・・
ようまぁこんな映画を作ったもんです、エロくもないし

2017年製作、アメリカ映画
キャストスタッフは不明です

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Uボート ザ・シリーズ深海の狼 シーズン1

2020-01-30 18:57:19 | 海外ドラマ

最近シリーズものとしての海外ドラマってても、ドイツ製の連続ドラマですが
見ていた連続ドラマシリーズが何作かシリーズが終了していたのと、月末って事で新作のリリースもなくて
ちょうどいいものを探していたんですが
パイロット的なのか、4巻で完結になってる作品があったので、GEOさんで一週間新作レンタルだったので
なんと「スーパーガール」と一緒に15本いっぺんにレンタルしたら2700円に税金だった
って事で「スーパーガール」見終わってから
全8話、483分を一日で完走しました

見終わって調べたら、1981のドイツ映画「Uボート(Das Boot)」の続編という触れ込みのこの作品でしたが
お話としては、映画版とは全くの別物ですよね、一応海底に沈んで如何に空気が薄くなって行く中で
潜水艦を浮上させるか・・・って言うエピソードはあるには、あつんですが
続編ではなく、映画とは全くの別物
ってそうですよね、だって米国産のドラマだし

画像には女性が2人写りこんでるわけで、かのドイツ海軍は第二次大戦では”女は乗せない潜水艦“だという事ですから
お話としては、連続ドラマの尺としてドラマに惹きつけるために
Uボートの海中編と、陸上部としてのドイツ諜報部というかゲシュタポと女レジスタンスとの攻防戦を交互に描いて行くんですね
海のパートは、新艦長を巡って潜水艦の先任司令との権力争いというお話に
陸上パートでは新人の女性フランス語通訳とゲシュタポ部長と女レジスタンスとの恋愛と葛藤のお話ということになってますが
表題の”Uボート“野エピソードよりもドラマとしての完成度は高いって言う皮肉っぷりです
って事で、陸上部と海中を繋げているのは、潜水艦に無理矢理乗せられてしまった通信兵と、新人通訳とが姉弟という事で
陸上と海中をつなげているんですね

地上でのエピソードは、サスペンス仕立てで、なんと通訳とレジスタンスとはレズ関係に
更にゲシュタポ部長が新人通訳に惚れ込んでしまいますし
弟はなんとユダヤ娘との間に子を儲けていて
通訳の姉がレジスタンスとゲシュタポとの争いに好むと好まざらずに巻き込まれて行くんですね
潜水艦でのエピソードは、“反乱”が起きて、新人艦長はついに潜水艦から放艦されてしまい
潜水艦乗組員は軍法会議を恐れ、自分たちに都合の良いように反乱がなかったかのように口裏合わせして
帰還するかものの
なんと追放艦長が生きていて・・・to be continuedっていうのは、やっぱドラマのし上がって王道のひっぱりですよね

コメント (2)
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スーパーガール シーズン4

2020-01-29 20:21:32 | 海外ドラマ
昨年の夏に、”アローバース“を形成する「アロー」、「フラッシュ」そしてこの「スーパーガール」更に「レジェンド・オブ・トウモロー」の
四つで、「エルスワールド」を見ていたのですが
レンタル店でのレンタル中の関係で、この「スーパーガール」だけが
ついに越年してしまいましたが

一気見がもっとなのと、準新作に格下げされていたのもあって、ついに11巻揃っていたので
一挙に11本レンタルしてきて
全22話、932分を4日で完走しました
最初に言わせてもらえれば、このシリーズでは一番面白いシーズンになっていたんじゃないのかな

DCコミックの“アローバース”の世界観の中では唯一宇宙人がヒーロー(女性でもヒーローでいいのかな)のシリーズドラマです
今シーズンは地球上と言っても、スーパーガールとの関係から、アメリカで市民権を得た
宇宙人の難民たちが様々な形で人間に迫害を受けるというのが一貫したテーマですか
人類皆兄弟というか、宇宙で暮らす各宇宙人皆兄弟っていうのかな
って事でアメリカに暮らしてると云う宇宙人が持ってる特殊能力が偏見や差別からチルドレン・オブ・リバティって言う宇宙人排斥団体に排斥されるところから
そのチルドレン・オブ・リバティを率いる教授がもう出世しまくり最終的には宇宙人局長にまで上り詰めスーパーガールとDEO長官になったアレックスを苦しめる

またDEOではブレイニー=ブレイニャック5.0がレギュラーに昇格してくるし、軍から堅物の大佐が赴任してきてアレックスにかなり厳しく当たります
ジョンはDEOを辞めて私立探偵になって側面からスーパーガールを助けます
っていうかリンダ・カーター演じる大統領が早々に宇宙人とバレて、辞任してしまいましたね

新人記者としてキャットコーに入社してきたニア・ナル(が、なんと“ドリームガール”として新メンバー加入です
コスチュームでのおっぱいがかなり強調されていましたが、
役の設定としてはなんとトランスジェンダーだったんですね
っていうかアレックスにも再びレズのパートナーになる女性が現れます

そういやスーパーガールのクローンが登場します。
かなり強いです
作り上げたのはなんとレックス・ルーサーです
彼に振り回されるレナですが
レナはカーラがスーパーガールであることを知らない唯一のレギュラーでして
レックスから知らされてしまうんですね
ここら辺に次シーズへの伏線が貼られているんですね
実に気になります・・・
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ブラッドナイト

2020-01-28 20:18:28 | 洋画未公開
昨晩から冷たい氷雨というか、未明には雪が待っていました
寒い日はホラー映画です・・・って誰が決めたんでしょう
って事で、ドイツ盤のBlu-rayでアメリカンエログロナンセンスなアメリカ映画です

ホラー映画ではあるんですがある意味馬鹿ホラーでした
きちんとしたエログロ血みどろホラーですが
そこに至るまでが実に長い長い、

プロローグはとってもスタイリッシュなホラーです
1975年ロングアイランド。12歳のメアリーが両親を惨殺し
1989年キングスパーク精神病院に収監されていたメアリーは、
警備職員にレイプされ挙句妊娠し、女子を出産するも、子供は死産とされるが・・・
その後、メアリーは病院内の人間を惨殺、駆けつけた警官に射殺される。
って言うか制服警官の拳銃が1989年なのにグロッグ拳銃って
この時代の制服警官はリボルバーでしょ

それからというもの、メアリーの命日になると暴動が起きるようになったってことで
地元の若者達は、その日を"Blood Night"と名付けて、毎年お祭り騒ぎをするようになり
そのお祭りが20周年を迎えた2008年

今年も派手にやろうぜ、と高校生達が集まる。
墓地に集まり、その後はホームパーティです
ポルノを見たりセックスしたりのどんちゃん騒ぎ
これが惨劇への振りなんですが

コレらのシーンが実にグダグダとしておもろうないんですが
84分の映画尺なんですが、ようやっと50分くらい過ぎたあたりから惨殺が始まります
その殺され方が実にグロい、顔が縦に割られたりとか、背中から断ちバサミで貫通させられたり
斧に切断されたりとようやくホラー映画らしいグロい惨殺場面が続きます
果たして犯人は、毎年生首狩りをするというメアリーの幽霊なのか?
メアリーらしいマッパの女性の幻も現れますが

オチはさっき上に書いてあったりして(汗

裸要因もそうでないのも女優陣は皆さん一応見られる方々でしたけども、ビル・モーズリー以外の男優は魅力なし

切り口の違う記事はコチラ

2008年製作、アメリカ映画、
フランク・サバテ監督作品
出演:ビル・モーズリー、ダニエル・ハリス、ネイト・ダシュク、サマンサ・ハッチ、ビリー・マグヌッセン
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よこがお

2020-01-27 23:35:09 | 邦画
普通は手をつけないような作品なんですが
虫の知らせだったのか、復讐って言う言葉が惹句だかどっかに
あったようで、記憶は曖昧なんですがその復讐の二文字と
5本セットレンタルにする作品が 見当たらなくて
最近積極的ではないものの普通にキラキラ映画とか、アイドル映画ではなさそうな邦画はを見てもいいかな

そんな感覚で、筒井真理子なら安定した演技だろうし
って事でしたが、映画の情報入れないからねぇ
まさかに筒井さんのヘアヌードがさりげなく出てくる映画だったんですね。
筒井さんのジャングルみたいなアンダーヘアは園子温監督のロマンポルノリブートの「アンチポルノ」 で十分に鑑賞してますが
こういった何気ないR -12作品にもこういったシーンがあるんですね
筒井さんってアラ還ですよ
60の女優さんの裸見たってそんな嬉しくもないけど、こういったなんも期待してない作品で
交通事故みたいにでくわすのは違った意味で嬉しいんですよ

映画としては、過去(市子・・・本名)と現在(リサ・・・偽名)の時制 が
とりとめなく交差して映画は紡がれて行くので、わかりづらいように思いましたが
見てるうちにちゃんと整理して見てる自分がいる
こういうのって脚本が上手いんだろうな

復讐する側とされる側が、実はみんな普通に生きてる普通の人生を送ってる人たち
決して誰かが殺されるわけではないんですね
主人公の市子は保健介護士で、ある家庭の認知症のお婆さんの訪問介護をすると同時に
その家族の長女が介護士目指してるので
空いてる時間で介護士試験の勉強を見ている

そんなある日、次女のJKが誘拐されてしまう
一週間後保護されるものの、犯人は市子のの甥だった
コレで加害者家族と被害者家族が市子でつながってしまうんですが
長女は高校時代からの彼氏がいるものの、両刀使いなのかしら
彼氏がいつつ市子に思いを寄せていて、彼女への恋心からでしょうか
市子に拉致犯との関係を伏せさせる
ここから悲劇が始まるんですね。

映画はコレだけでなく、過剰なマスコミの遠慮のない加害者や被害者に無責任に攻め込んでくるもんだから
結局市子と甥の関係がメディアにすっぱ抜かれ
介護士の仕事と介護医師との再婚話も流れてしまう
横恋慕した長女野リークだったんで・・・
何もかも失った市子はリサとして長女の彼氏である美容師に近づき
己の肉体で誘惑し、その写真を復讐として長女に送るのだが・・・

先に書いたように普通に生きてる人生に突然起きる波紋
誰でも加害者に、被害者になりうることと
マスコミの無責任さを淡々と描いた作品なだけに
いろんな怖さを内包した映画共言える

切り口の違う記事はコチラ

2019年製作、日本映画、「よこがお」製作委員会作品
深田晃司脚本・監督作品
出演:筒井真理子、市川実日子、池松壮亮、須藤蓮、小川未祐、吹越満
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ラクシュミー 女神転聖

2020-01-27 17:08:54 | アジア映画
セットレンタルに向けての完全ジャケット借りです
だってねぇ、お姉ちゃんがポン刀持ってるし、銃を構えてりゃ
私の大好物なガーリーアクション映画だと思うじゃないですか

更に邦題も“ラクシュミー”ですもんんね、いわゆる”吉祥天女“ですよね
って事でヒンドゥーの天女というか女神様
そうですヒロインのお姉ちゃん胴着の着衣の映像ですが、見てもお分かりのように

吉祥天女同様の美貌と、着衣でも目が釘づけになるほどのおっぱいの豊穣さ、見事にラクシュミーの具現以外の何者でもない
って期待したけども
このインド映画、完全にジャケット詐欺です
ヒロインは豊穣の美人で間違いありませんが、なんとラブストーリーだったんですね

今のインドを象徴するかのごとく、ヒロインは10歳の時に町中で拉致されて
なんと集団レイプされる寸前、武道の達人に助けられて、今後この記憶から解放されるには武道の達人になるしかないと
弟子入りして、十数年
街で、男たちに絡まれてものの、軽く武道であしらって、落としたヘアピンを拾ってくれた
男に一目惚れ・・・
親の反対(占いで相性が悪く死んでしまうと)されたものの、無理やり結婚して、男の本拠地のアメリカラスベガスに


インド映画には珍しい?ベッドシーンですが、ブラパンは決して外しません
極め付けはお風呂でも

下着をつけたまんまでしょ

豊穣のおっぱい見たかったなぁ
って言っても、インド映画ですから、いわゆるボリウッド的に突然歌い出すし、踊り出すんですね

でもって、占いの通り、旦那の命が狙われて、三度目の正直でなんと乗ってるクルマが爆破されて危篤状態
死神が現れて・・・ってヒロインにしか見えないんですよね、旦那の命と引き換えに、って事だったりするものの
夫の仇と、自慢のカンフー勝負に
ただそれだけですが、相打ちっていうか12階から一緒に落ちて、天国で死神と出会って

武道はそれだけに使われるんですが

タイトルロールにポン刀が表示されるのですが、本編では全く出てきません
完全に武道は旦那の命を救うためだけに使われているだけ

苦手なボリウッドダンスってこういった作品でもまだまだ綿々と続いているんですね
最近インド映画ではこのボリウッドダンスの無い作品ばっかり見てきていたので
なんだかプロットが寸断しないように工夫をしてるようでしたが

2016年製作、インド映画(日本未公開作品)
パラム・ギル脚本・監督作品
出演:ニハリカ・ライザダ、ラジャット・バルメチャ、ルーシー・ピンダー、オム・プリ、ロン・スムーレンバーグ、ティム・マン
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影と呼ばれた男たち2

2020-01-26 21:28:11 | Vシネマ
早いもので、令和2年も始まったと思ったら、1月も残り1週間となってしまいました
って事で、月末恒例のオールイン作品ですが
今月は「日本統一37」があるのでと、ネット配信された「すじぼり」の続編とかあって
「すじぼり」はネット配信という事で、10分程度の数話形式も気になるし、
なんだか1を見て、個人的に私の肌に合わないという事で
先月記事にしてなくて、更にレンタルもやめてしまいましたので、今月はなんとこの一本になってしまうんかな

前作で元公安刑事だった白竜演じる紀藤と、コレまた元公安で退官し傭兵をしていた中村獅童演じる風間が
元ヤクザと元ハッカーたちで、法をすり抜け悪業に手を染める犯罪者達を退治する”闇の処刑人“のお話でして
エンディングでは次回作へのプロローグ的なクリフハンガーで”to be continued”で終わるので
2は政治家絡みの作品かなって私は思ったのですが
それは違っていましたねぇ

今回は、一応掴みとしてオープニングに処刑のエピソードが入りますが
それが前作のプロローグでして
メインのお話は、指定暴力団啓仁会の幹部たちによる、三河組組員襲撃事件が発生し
この事件で一般市民の母娘が流れ弾に当たって命を落とすことになり、紀藤たちが動き始める
この二つの組は抗争へと発展し、三河組組長が殺されて
今回の抗争の発端には、裏があると睨んだ紀藤は、元ヤクザで國本鐘建演じる飯塚たちを使い事情を調べると

襲撃した三河組組員は行方不明だし
その襲撃時に運転手をしていた樋口という男も何者かに殺されていた
しかし、その樋口の女でホステスの美里を拉致して調査すると
二つの組みが構想する事で漁夫の利を得る霧島連合が浮かび上がり

更にその霧島を裏で操ってる巨大な男の存在が浮かび上がってくるんですねぇ
って村野太郎が元公安刑事で正義感の強さから左遷され所轄の丸暴刑事で、かって公安では中村獅童と同僚だった役で登場しますので
名だたる役者が出そろったところで、先が読めてしまいます

相変わらずキザなリリー・フランキーのセリフやYuの歌によってムーディな映像で片岡修二監督も仕上げてくれています
第三弾もつくられるようですね

2019年製作、日本Vシネマ、SJ作品
片岡修二脚本・監督作品
出演:白竜、中村獅童、國本鍾建、水元秀二郎、五十嵐剛、中川翔太、YU、川本淳市、黒石高大、川野太郎、仲野茂、榊原利彦、リリー・フランキー
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僕たちは希望という名の列車に乗った

2020-01-25 21:20:14 | 洋画
そうですね、セットにするためにレンタルしてきた作品ですが
文化系ミニシアターって言うロードショー映画館が東京には3館くらいあって
そこで公開された作品だったんですね
クズとかゴミ映画しか見ない私にはある意味御門違いの作品でしたが
重たい内容の割には、眠らずにモニターに映される映画に引き込まれていました

ある意味青春映画といってもいいのかな
第二次世界大戦のドイツ敗戦によって、連合軍がアメリカとソ連によって
ヨーロッパが東西に二分され、その境界線がなんとドイツの首都だったベルリン
そこまでの東ヨーロッパの国々は、ソ連によって赤化されて行く中で、
ナチスからの解放の名の下にソ連によって赤化されていった東欧に国々
戦後10年も経過すると民主主義の運動が起こったり、国の主権を求めて反発が起きるのは自然な事で
ハンガリーがロシア統治に反旗を翻すものの弾圧される

そんな事実もソ連の統治下にある東ベルリンの市民には報道管制が敷かれ
真実は隠されて行くわけで、
1956年のベルリンではまだ東西の壁が建設されていなくて、ある意味東西は検閲があるだけで人々は東西の往来ができていて
その西に祖父の墓参りを理由に東ドイツの高校に通う将来エリートコースの教室に通う
テオとクルトは、西ベルリンの映画館でハンガリーのニュースを知り
彼らへの経緯としてクラスで2分間の黙祷に入った途端に授業が始まり・・・
先生への答弁をしなかった

そこからこの黙祷が、郡の学務局のケスラー女性局員に知られることとなり、黙祷の首謀者は誰かの追及がはじまります
生徒たちは抵抗するものの、その追求は苛烈を極め、クラスメイトの疑心暗鬼を生ませたり
家族の過去をあばかき、それによって脅され、一人の生徒が密告に追い込まれます
社会主義の東ドイツですから、エリートから落ちると工場労働者として一生が決まってしまうわけで
18歳の将来と現実の狭間の葛藤から

なんと壁がまだないと言うわけで、子供たちは西への脱出に・・・

18歳の決断を描いた事実にお基づいたお話だったんですね
ポスター前列の男女3人が主役ですが、その中の真ん中のお姉ちゃん
着衣ではありますがかなりな巨乳みたいで、目が釘付けになってました(汗

2018年製作、ドイツ映画
ラース・クラウメ監督作品
出演:レオナルド・シャイヒャー、トム・グラメンツ、ヨナス・ダスラ―、ロナルト・ツェアフェルト、ブルクハルト・クラウスナー
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さらば愛しきアウトロー

2020-01-24 23:02:38 | 洋画
ロバート・レッドフォードの絵面に釣られたのと
邦題から来る古き良き時代のタイトルを感じて、セットレンタルに組み込んできただけでしたが
見始めて、”ロバート・レッドフォードふけたなぁ“って思って見ていたんですが
個人的に映画の情報入れないから、見終わって調べていたら、

なんとレッドフォードの引退作品だったのね
まだまだいけるとは思いますが、御自分の俳優としての人生に見切りをつけられるのはいいことだと思いますし
引退作に、素晴らしい作品を選んだなって感じで
淡々と映画は進みます
実在の銀行強盗の人生を描いているのに、銃声一発も響きませんし
映画的な盛り上がりもありません

1980年代に拳銃懐に呑んだまま、それを構えたり撃ったりするでなく、
見せてニッコリ”強盗です、このバッグにお金を入れて“ってスマートに強盗するだけでなく
生涯、少年院から刑務所と合わせて16回も脱走したという猛者とは思えないジェントルマンっぷり
レッドフォードでなくては、誰がこの役を演じられるんだっていうくくらいのハマり役でしたねぇ

彼を捕まえようっていう警官にケーシー・アフレック
実際には捕まえることが出来なかったようですが、捕まえる側、逃げる側としてシンパシーは感じていたようですね
とあるレストランで出会うシーンが、実にいい
お互いがお互いを認め合うシーン
こういう映画撮れる監督さんも幸せだったに違いない

爺さんと婆さんの恋がいいよねぇシシー・スペイセクも老けたねぇ
実にいい老けっぷりですね、老け顔が人生を語ってるわけで
レッドフォード演じる実在のフィレスト・タッカー自身も人を殺さずに、脱獄と銀行強盗に情熱を燃やし
充実した人生だったんでしょうね
って思わせる、確かに犯罪なんでしょうけども、自分が生きてるって言う充実感がそこにはあったんだ
って思わされる

そして、今までの自分の人生を見返してみると、いかに自分に忠実に生きてきてなかったことに気づかされた

2018年製作、アメリカ映画
デヴィッド・ロウリー脚本・監督作品
出演:ロバート・レッドフォード、ケイシー・アフレック,、シシー・スペイセク、ダニー・グローヴァー、トム・ウェイツ


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