MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

チャーリーズ・エンジェル

2020-04-30 20:22:55 | 洋画
いやガーリーアクションの草分け的な作品と言っても過言ではないシリーズが
なんと帰ってきました
っていうかSONYピクチャーズも粋な計らいというか
実はコロナ騒動のど真ん中で、まだ非常事態宣言が出される前に公開されてて
劇場公開中にだんだん映画館も怪しくなってきて
ついに自粛っていうことで、なんと映画館で映画が上映されてるうちに決めたのか
こんな早くに二次使用されるとは、ある意味コロナ様様なんでしょうが
早く収束して欲しいな
 
だって、まだまだ非常事態宣言は6日で解除されないんでしょ
5月末日まで延長されるようだし
っていうか、DVDも買えない状況が続くのかと思うと・・・
 
さてこの映画ちゃんとルーツのTVシリーズに
そして、その映画化作品にも
敬意を表してリブートという形ではなく
ズーッと70年代から、2000年の映画を経てエンジェルたちは世界を股にして活躍してきたことを示して
綿々と続いてきたチャーリーズエンジェルは、今では
クリステン・スチュアート演じるサビーナ・ウィルソンと、エラ・バリンスカ演じる元MI6エージェントだったジェーン・カノの二人が
パトリック・スチュワート演じるボスレーの引退というか定年を祝うところから始まります
従って上にあげた写真は今作だけに作られた合成ですね
 
個人的にはクリスティン・スチュワート目当てで野村鑑賞でしたが
彼女の変幻自在な変装に堪能させてもらいました
今回の事件は巨大テクノロジー企業に勤める天才プログラマーのエレーナが開発した
新エネルギー源"カリスト"を軍事利用しようとしている組織の壊滅作戦
”カリスト“開発者のナオミ・スコット演じるエレーナ・ハフリンを引き連れて
この映画の監督でもあるエリザベス・バンクス演じる新ボスレーの指揮下で”カリスト“奪還を目指すものの
なんと悪の親玉は◯◯◯だったって言うオチと
 
科学とITに長けたエレーナを新生エンジェルの一員に迎えて
チャーリーズ・エンジェルはトリオですよってことで今後はこの三人で新シリーズ化していくとこで終わってるんですね
 
ガーリーアクションも派手目だし、世界中をロケしてるし
基本アクションとコミカルな描写がメインとなってて十分に二時間楽しめる作品
個人的にはクリスティン・スチュワートを見てるだけで二時間あっという間に終わっていた作品
是非ともシリーズ化してって欲しいなぁ
 
2019年製作、アメリカ映画
エリザベス・バンクス出演・脚本・監督作品
出演:ナオミ・スコット、クリステン・スチュワート、ノア・センティネオ、サム・クラフリン、パトリック・スチュワート、ジョナサン・タッカー、ジャイモン・フンスー、エラ・バリンスカ
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なにわ忠臣蔵

2020-04-29 23:54:51 | 邦画
CSチャンネルNECOの早朝(っても朝8時からのOAですが)にOAされた1997年に製作されたVシネマかと思って録画しておいたのですが
タイトル画面に映倫さんのロゴと受信番号が映っていたので
一応劇場公開されたれっきとした映画だったようですが
 
1960年代のプログラムピクチャー全盛期に邦画各社では自社の得意ジャンルで、東宝では「サラリーマン忠臣蔵」を、東映さんでは時代劇で毎年年末に作っていた
役者さんたちに着物から背広に拳銃を持たせて「ギャング忠臣蔵」など作っているんですが、
東映さんは前後編で公開さるはすでしたが
役者だけあまりにもオールスター揃え過ぎたせいか(だって大石内蔵助に片岡千恵蔵さんですからね、刀が拳銃に変わっただけでして)
なんと本編のエンドマークでは”第一部終“って出てるのに、肝心の敵討ち殴り込みシーンがウリになってる第二部が製作中止になってる始末ですからねぇ
いくら日本人が「忠臣蔵」好きでも、変わり種の「忠臣蔵」は受けねぇってことなんでしょうが
 
それを敢えて「ミナミの帝王」シリーズのスタッフが暴力団映画として作ったんですね
ってことで当時Vシネマに出演されてた役者さん信長オールスターで作った「忠臣蔵」
お話は日本人なら誰でもよく知ってる内容をですから
それをあえてヤクザ映画としてどう料理するのかっていうところに視点を置いて見てしまうのは仕方ないんですねぇ
ってことでそんな割の合わない脚本を書いたのか書かされたのかは分かりませんが
脚本を書かれたのは、エロチックOVやピンク映画しか撮ってない友松直之さん
上手に料理されてたような気がしました・・・って褒めすぎでしょうか
「ミナミの帝王」でも何本か脚本書かれていますので、包丁捌きは一応職人さん並みの手際でしたかねぇ
 
Vシネマオールスター総出演とは言っても小沢兄弟本宮泰風さんも出演されてませんが
「ミナミの帝王」繋がりで竹内力さんが浅野巧って美味しい役所でした
大石役に岩城滉一さん、でしたが
大石としてはちょっと弱かった
ってのも吉良役の長門裕之さんが、もう全開でこの作品に全てをさらっていってしまわれて
他no役者さんが食われっぱなし
吉良を助けようとする実子上杉ですが、こちらでは吉良の後釜でシマを乗っ取ろうとするんですね
そんな上杉に哀川翔さん
 
吉良を討つために組を解散させて浅野組は解散して皆さん堅気のお仕事につかれて
敵討ちの機会を待つうちに
堅気に慣れてしまったり、女に走ったりで、最終的に吉良敵討ちに参加するのは大石以下四人という人数
 
討ち入りならぬ吉良が孫と遊園地に行ってるところを
なんと孫の目の前でじいさん拐って工場に連れ込んでと実に荒っぽい
吉良拉致するものの警察の検問に出会い白竜さん演じる刑事に助けられたりと
それぞれの役者さんに一応見せ場を作ってるんですね
目前で浅野親分を射殺された子分の山口祥行さんにも見せ場が用意されていたなぁ、真っ赤っかではありましたが
 
映画制作会社のロゴもなくいきなり本編が始まるんですね
お笑いから石やんとサマーズの大竹一樹が本業のお笑いを封印して出演されてたな
 
1997年製作、日本映画、kSS作品
萩庭貞明監督作品
出演:岩城滉一、鶴見辰吾、大和武士、松田勝、今井雅之、川上麻衣子、夏八木勲、香川照之、哀川翔、竹内力、榊原利彦、今井雅之、白竜、石塚英彦、螢雪次朗、佳那晃子、大竹一樹、長門裕之
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首領2

2020-04-29 02:50:28 | Vシネマ
なんだか、世間様がコロナ禍でして、町の遊興施設が軒並み自粛休業でして
”Stay Hom“とかでレンタル店がコロナ特需だったり
はたまたレンタルすら自粛休業してるところもあったりで、なかなか今月にリリースされたオールイン作品がレンタルできひん状況でして、ようやく借りられた
中条きよし主演のこのシリーズ
最初に行っちゃいますが、いつものオールイン同様2作で完結だと思っていたら続いいていくんですね
さてどこまで続いていくんやら
 
前作「首領」で、実際は娘と実父との社長という経営権争いをしていたおっきな家具店が現実にありまして
それを彷彿とさせる大平家具の実父前代社長と現在社長である息子との確執が描かれてて
それによって
なんと大阪と東京信長一本どっこの戦争に発展しそうになり
大阪の親分が撃たれたとこで終わってましたが
 
今作ではその東京、大阪戦争がいつ始まるかという極限状態にある中で
先代大平社長に依頼されて、関東小伝馬一家若頭小松原の指示を受けて小伝馬親分の秘書である菊島と若頭補佐である秀熊は
千葉県南房総の上総連合が絡む債権のために上総連合総長宇山を訪ねるのだったが
話は物別れに・・・
だが穏便に話を進めようと考えていた菊島に対して、秀熊は上総連合の賭場に子分鉄砲玉としてを送り込み強引に火種を起こしてしまう
 
っていうか四方堂亘演じる秀熊がかなりな武闘派でして、なんでも力で解決しようってことで
さらに寺田農演じる先代大平家野村社長が
なんと息子に追い落としからか、岐阜だかなんだかの利権に食い込んで
そのために戦争寸前になってる大阪萬田組と小伝馬一家と利権を分け合って欲しいと画策してしまい
上総連合を破門になった男に殺されてしまう
これで金子昇演じる大平社長も一安心になっており、今後どう絡んでくるかは分かりませんが
そんな中升毅演じる小伝馬一家若頭が血を吐いて倒れ
今後は山崎裕太演じる菊島が、力を発揮していくんでしょうけども
萬田組も不気味だし、どう見ても秀熊が何かを起こしそうなとこで終わってましたが
“3”は再来月にリリースされるのかな?
 
それにしてもオールインの新しい会社ロゴには馴染めないなぁ
 
2020年製作、日本Vシネマ、アドバンス作品
辻祐之監督作品
出演:中条きよし、山崎裕太、四方堂亘、川野太郎、金子、鈴木隆仁、中河内雅貴、三津谷葉子、一ノ瀬ワタル、永倉大輔、藤倉みのり、黒田福美、寺田農、麿赤兒、升毅
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー

2020-04-28 23:20:57 | 洋画
この作品Twinが輸入配給していたんですね
T -34、ロシア最強の戦車です、これの試作品をモスクワまで自走させるロシア映画とか
ドイツのT -34に対抗させて作られたパンサー戦車との戦車戦の、これまたロシア映画もここで色々見てきましたがT -34戦車映画の真打登場だそうですが
 
コロナ禍でなければ、普通はあんま長い尺の映画は個人的に好きではないのですが
長尺版がある場合は長い方を見たいという人間ですので、Blu-rayの劇場版との二種類を購入していたんですが
この状況ですので、なにごとも我慢、DVDで見られるだけ幸せと113分の作品を鑑賞
 
オープニングの掴みからもうドイツのパンター戦車軍団とT -34との戦車戦
でもって、ドイツのパンターの数量に負けてT -34の車長イヴシュキン中尉が捕虜になって・・・
パンター戦車軍団の隊長がイヴシュキンがT−34の車長であることに目をつけて
パンター戦車軍団の訓練にと
戦線で確保したT -34を動かして、模擬戦で野村訓練を命令され
T -34の指揮下の戦車兵を指名して訓練に臨むと見せかけて
 
史実をもとにしてるわけではないので完全なるフィクション作品
ということで、後半は思わず手に入れたT -34と、実弾6発だけで
実戦訓練を利用して逃げることに・・・
ま、映画ではさほど問題にされていませんが、パンター戦車は正面には強いけど
側面が弱かったりっていうようなお話はないものの
 
砲弾が飛び、戦車にかすめて飛んだりするCG映像が見どころの映画でした
ま、戦車の中の死体の下に砲弾が隠れていたりと
ある意味娯楽映画のご都合主義的なツッコミどころはあるものの
先に書いたように砲弾がすれ違って飛ぶ様とか戦車の鉄板をかすめて火花を散らしたり
砲台の角度を下げて、戦車の真下に入角して地面に跳ねて下腹からパンター戦車を破壊するCGには驚嘆させられるものの
 
さほど期待していたほどの映画ではなかった
 
2019年製作、ロシア映画
アレクセイ・シドロフ監督作品
出演:アレクサンドル・ペトロフ、イリーナ・スタルシェンバウム、ヴィンツェンツ・キーファー、ヴィクトル・ドブロヌラヴォフ、アントン・ボグダノフ
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ブラインドスポット シーズン4

2020-04-27 23:27:41 | 海外ドラマ
月末の週は海ドラマですかね、オールイン森川新作借りれていないし
って事で今利用してるGEOさんでは、あんま海ドラマ見る人いないのかね
NYのタイムズ・スクエアのど真ん中でバッグに入れられて、過去の記憶を喪失し、謎の全裸美女が発見されて
なんと彼女の体中には、さまざまなタトゥーで埋め尽くされていた
記憶喪失のため、“ジェーン・ドウ"と、呼ばれた彼女とFBIの、カート、エドガー、ターシャ・ザパタ、パターソン達とタトゥーに秘められた秘密をときながら大きな悪と戦うシリーズ
前「ブラインドスポット シーズン3」では、ジェーンの弟ロマンがタトゥーを彫った張本人で
ジェーンを操ってきてて、なんと命を落とすものの
ジェーンの過去を掘り起こし、ZIPの副作用によりFBIのジェーンとしての記憶を失い、テロリストのレミーに戻ってしまったとこで終わっていましたが
 
GEOさんから11本ほか数本合わせていっぺんにレンタルしてきて
そっちを見つつなんと全22話、944分を2日で完走
ジェーンの意識の底からレミーが復活し、カート以下FBIを翻弄し
ザパタは潜入捜査の目的で今回の極悪人マデリーンの配下野殺しを請負ザパタから始まるので
ジェーンの体のタトゥーから秘密を解いていくお話は数回お休みだし
レミーの時のジェーンには常にロマンが一緒に行動してたりで
翻弄されまくるFBI野村連中のアタフタぶりが、ある意味見せ場になっていたような
そしてレミーに呼応するかのようにHCIグローバルのマデリーンの悪逆ぶりが実に素晴らしいんですが
 
中盤ジェーンの治療が見つかって、再びジェーンとしてカートと一緒にさらに
サバタもFBIに戻ってきて、ジェーン、カート、エドガー、サバタ、パターソン、リッチのチームが復活してマデリーンを追い詰めて逮捕にまでごぎつけるんですが
そこで終わるはずもないマデリーン
 
マデリーンが捕まったのには意味があって、一味の真の目的がまさかこんな展開だったとは・・・
マデリーンの奸計によってアイスランドで捕まってしまうジェーンたち6人
その頃マデリーンは自由の身になっただけでなくFBIを牛耳っており
アイスランドでうまく逃げ追いせたジェーン一行がセイフハウスで安眠をとってるとこに
なんと無人機でミサイル一撃爆破
見張りに家の外にいたジェーン意外は全員爆死といった史上最大最悪なクリフハンガーでto be continued 
 
シーズン5が楽しみですが、どうやらシーズン5で終了2なるようですねぇ
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愛の小さな歴史 誰でもない恋人たちの風景 vol.1

2020-04-27 21:07:26 | 邦画
日本もご多分に漏れずコロナ禍でして、もう世界的なパンデミック状態
さらに結構日本は経済優先の観点からか、はたまたこれが行けなかったのか
サーズ大流行も、マーズ大流行の時も、水際対策だけで日本にウィルスが入ってこなかったってってのもあって
いざウィルスが国内に蔓延しちゃったら後手後手な対応しかできんし
世界的に蔓延が恥だと思ってるのかしれませんがPCR検査も国民全員にさっさと受けさせず
外出自粛とかでなんとか国民不在のままで世間体を保ってるような
国民の自粛あってでしょ
おかげで個人的な楽しみをこれからもどれだけ奪われていくのやら
 
って事で、なんとかレンタル屋さんだけは一軒利用できるんでこの作品をレンタルしてきました
レンタルはR−15なんだよね、セルはR -18なんだけども
個人的にもう通販嫌だと言ってる場合じゃないかもね
っていうことでR−15レンタル作品を見ました
ってのもオールインの新作が借りられてて、見るもんなかったってのもあるんですが
 
「愛の小さな歴史 誰でもない恋人たちの風景 vol.1」っていうDVDタイトルなんですが
本編では「愛の小さな歴史」としか表示されない
“vol.1”ってあるからには、シリーズ化していくつもりですよね越川道夫監督は
何せお一人で撮影・編集・脚本・監督の5役ですからね
 
って登場人物は、たった三人です
舞台が西新宿にあるんでしょうか三軒並んだ古本屋の一軒をお借りしてのロケでした
そんな小さな古本屋の中年主人・pトモさんとひとまわり年下の妻のユリ
そしてトモさんの幼馴染のリュウタの三人に、後は古本屋に来てるお客さんが2、3人
こいつらはスタッフたちのエキストラ出演でしょ

劇中の台詞も少なくいわゆる最近の傾向である自然光での撮影をしてるので
ある意味商業映画であるのですが、私には自主制作映画のような感じがしてならなかった
ただ映画的には台詞が少ないから説明台詞ではないところが買えるんですねぇ
さらに映画の進行を促すためにヒロインの内心がナレーションされてるんですが
それ自体も何故か第三者的な内面描写で、全く無駄がないんですね
 
オープニングからトモさんとユリさん夫婦のベッドシーンから始まるんだけども
先に書いたように自然光だけで撮ってるからヒロイン役に瀬戸かほのおっぱいも満足に全体像が見られないっていうことでR -18杯一体どんしなってるんか
って興味が逆に沸いたけど、見終わってこんなクライマックスも映画的なケレンもないような作品を手元に置く気が失せてるのも事実

古本屋の店主のトモさんとその妻のユリがなんで結婚したのかも説明されぬまま
トモさんの幼馴染のリュウタが突然父親に死なれ、その蔵書の始末を頼まれて
その整理をしてる間にユリが愛する人をトモさんからリュウタに乗り換えた
っていうだけのお話を106分見せられただけ
ただ皆さんっても三人だけですから、みんないい人ですからリュウタは
トモさんに“彼女、僕に譲ってくれないかな”とちゃんと言うし
トモさん自身も譲ってしまうしで
一体何が言いたかったのか
 
結局ひとの心は移ろいやすく
何不自由ないまま惰性で暮らしているってことを言いたかったんだろう
って自分自身を納得させて此の記事を書いてるんだけど
今時に作られる日本映画の良心って何も起きないお話を延々と紡いでいくのが映画なんでしょうか
 
2019年製作、日本映画、キングレコード作品
越川道夫撮影・編集・脚本・監督作品
出演: 瀬戸かほ、深水元基、宇野祥平
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ベル・カント とらわれのアリア

2020-04-26 21:27:03 | 洋画
GEOさんにオールインの新作をレンタルしに行ったら
”おそかりし由良助“状態で見たい作品は先にレンタルされてて
3本しか借りられずに、後はセットの1000円にすべく仕方なくレンタルしたのがこの作品
最近でも「ホテル・ムンバイ」とか、「エンテベ空港の7日間」と言った
事実をもとにしたテロ事件の映画を見てきてまして
 
ジャケットになんと我らが世界の渡辺謙さんがジャケットの表紙に鎮座ましましていらっしゃるし
普段あんまり裏面の梗概読まないんだけども、
“1996年にペルーで起きた、日本大使公邸占拠事件に着想を得た”ってってとこだけ読んでこれも事実を基にした人質テロ事件の映画化で
謙さんが駐日大使かなんかだろうってだけで深く考えずにレンタルしてきちゃったんだけども
 
どうやら日本大使館占拠事件をヒントにしたアン・パチェット原作のベストセラー小説を映画化した作品だったんですね
で、ジュリアン・ムーアが主演に映画
そう邦題の「ベル・カント」で気付くべきでした
テロ事件と何にも結びつかないですよんる
”ベルカント“って、いわゆる歌唱法の名称で、体っていうか人間の肉体全体を共鳴させて歌う歌唱方法
そうオペラなんかでマイク使わずに会場全体に生声を響かせる歌唱のことだったんですね
 
一応南米の仮想の国家、マスダ大統領が納めてる架空の国
そこに治水工事を請け負った日本の企業家が副大統領邸を借りて
現地の名士や各国の大使など多くの招待客を集め日本人企業家のホソカワが愛してやまないソプラノ歌劇歌手のロクサーヌ・コスを招いて彼女のコンサートを開いたものの
オペラに興味のないマスダ大統領はズル休みしてしまう
 
しかしそれを知らないテロリストたちがコンサート最中になだれ込み、
副大統領邸を占拠、彼らは人質にされてしまう
大統領を探すが居ない訳で、そこに交渉人として赤十字からやってきた男と交渉が始まり
大統領暗殺の目的が果たされなくて
テロリストは拘束されてる政治犯と人質との交換になっていく
 
だが、政府との交渉は平行線が続き、事態は長期化の様相を見せ初めて
たった一人女性で人質として残されたオペラ歌手と日本人企業家の渡辺謙とジュリアン・ムーアとの恋が始まり
渡辺謙に従う通訳で役名がなんとゲンワタナベって笑える加瀬亮と
長期の籠城期間の中でテロリストのカルメンとの間に恋が芽生えたり
テロリストの一人がベルカント唱法ができててジュリアン・ムーアにオペラを本格的に習ったりと
40日以上の拘留期間にテロリストたちと、教養にあふれた人質たちちの間に親子や師弟のような交流が生まれ始めていくのであった
 
ってことで描かれる視点は副大統領公邸の中に限定されてて
外で政府がどうテロ対策を練っていたのかわからないまま
副大統領公邸にテロ対策班が突如突入し・・・
 
渡辺謙さんは犠牲になっちゃうんですね
でもその前に憧れのオペラ歌手と愛を交わされててよかったよね
原題「Bel Canto」が示すとおり、架空の人物にの一オペラ歌手の目を通して描かれた人質籠城テロ事件の顛末に終わってるんですが
 
テロ犯も人質みんな普通にの人間であって長く一緒にいると、そこに人間としてのテロとか人質とか政治的な垣根がいつの間にか消えているというきとを訴えた映画だったようです
もちろんジュリアン・ムーアの歌声は吹き替えでしょうが
おっぱいってもドレスから見て取れる上乳の見事な谷間は本物だよねぇ
 
2018年製作、アメリカ映画
ポール・ワイツ脚本・監督作品
出演:ジュリアン・ムーア、渡辺謙、加瀬亮、セバスチャン・コッホ、クリストファー・ランバート、ソービョルン・ハール、オレク・クルパ、エルザ・ジルベルスタイン、テノッチ・ウエルタ・ジョニー・オーティズ
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侵入する男

2020-04-26 00:00:11 | 洋画未公開
自粛休業する前にTSUTAYAさんでこのDVDのリリースジャケットをチラッと見た時に
発掘良品でこんなのをリリースしたんだって思ったんで
一瞥だけでスルーしていましたが、コチラにコメントを寄せてくださる「 銀幕大帝α」さんが記事にされてて
なんと新作未公開作品であることを知ったんですが
レンタルしようと思ったら、これがGEOさんでもずっとレンタル中で
ようやっとレンタルできました
 
なぜこのような7、80年代のジャーロ映画みたいなジャケット絵面にしたんでしょうかねぇ
完全に過去作品だって思い込んでしまったし、ヒロ之さんの記事を読まなかったら
永久にスルー作品になってた
そうなんですよね、ジャケット一瞥で、私が感じたことは間違っていませんでした
もう古くから使い古された既視感だらけのプロットでした
 
ってのも一応SONYピクチャーズ(コロムビア映画)の子会社で
B級アクション、サスペンスやホラー映画を作ってるScreen Gems作品だったんですね
こう言った作品はお手の物な訳だ
そして、変態オヤジを演じてるデニス・クエイドが、完全に全てをさらっているから
B級であるし、既視感ありまくりなプロットでも102分オチずに最後まで見てられたってことですか
 
それにしても奥さんあなりにも呑気というか、人を信じすぎでしょ
それに比して旦那さんは人を疑いすぎだけども、力及ばず
さらに奥さんには信じてもらえないって
アメリカは今や黒人富裕層が多いんですね、逆に白人がブルーカラーであり、ホームレスっていう状況何ですかね
 
デニス・クエイドやっぱうまいやねぇ、彼のキモい演技サイコー
っていうか、家を買ったら隅から隅まで調べないとねぇ
廊下にあるタオル収納棚がいやに映るって、絵で見せてる伏線だったようですね
それにしても外国のでっかいお屋敷には隠し部屋がつきもんなんですね
こちとらそこまで気づかへんかったなぁ
 
デニス・クエイドが奥さんのシャワー覗いたり、ふうふの営み見ていたりするんだけども
エロさはあれが限界なんでしょう
アメリカはレイティングがきっちりと決められてるからねぇ
 
家に執着あるものの売ってしまっても執着し続け
さらに失ったっていうか自分が殺してしまった奥さんにの代理を違う女に求めるなんてどこまでサイコなんやろう
古き良き時代の映画を彷彿とさせるジャケットと、本編プロットとが実にシンクロしてて
懐古的な作品を彷彿させる芸当は見事としか言いようがない
 
2019年製作、アメリカ・カナダ合作映画
デオン・ティラー監督作品
出演:マイケル・イーリー、ミーガン・グッド、デニス・クエイド、ジョセフ・シコラ
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グレート・ウォー

2020-04-25 21:09:56 | 洋画
これも〈未体験ゾーンの映画たち2020〉で上映された一本
導入されてる本数が一本ってことで、ようやくレンタルできた作品
ロン・パールマンがジャケットに描かれているの出レンタルしたかった・・・
って注意して見てなかったからか、ビリー・ゼインは気づかなかったくらいちょい役
ローン・パールマンは将軍として度々出てくるからいいんだけどね

第一次大戦末期っても本当に末期、1918年11月11日のお話
この日の午前11時にドイツは講和条約を結び停戦を認める
つまりドイツの敗戦宣言な訳で、それまでに侵略した連合軍の占拠地はフランス領土になるようで
フランスはドイツ軍に対して猛攻をかけていたんですね
そんなフランスの思惑の中で、連合国としてヨーロッパに参戦していた米軍ですが
その米軍部隊には本当に兵士としてもあるようですが、
それ以外に兵役ではなく軍務の労役として黒人が駆り出されていたようで・・・・
 
私個人的に米軍にこの人種差別が横行してる時期に黒人が兵役と労役で駆り出されていたとは知りませんでした
またフランスが植民地化していたアフリカから、これまた黒人部隊をフランス軍として導入していたってのも知らなかったなぁ
 
で間もなく終戦hという激戦中に米軍の黒人部隊が国境付近での戦闘中に行方不明になって
ロン・パールマン将軍の命令で救出に向かう白人部隊のお話
犠牲者を出しながらも黒人部隊が陣取る丘にたどり着いた救出部隊ですが
黒人部隊の軍曹はドイツ領の丘を死守すると言って譲らない
 
時代が時代ですから人種差別の問題を提起してる作品でして
いがみ合う白人と黒人ですが、クライマックスの戦闘は白も黒もなく一つのアメリカとして戦うのはお約束でした
にしても予算が少ないんですかねぇ、戦闘シーンでは機関銃の連射のみで砲弾が破裂しないし
アメリカ映画ですから、ドイツ兵だけがバタバタ死んでいくだけですが
ちゃんと米側も中心人物の大尉も戦死するんですね
 
人種差別と、戦争PTSDとか現代に通ずる問題提起もあるんですが
あまりにB級過ぎて伝得たいことはわかるんですが、ちょっと弱い作品でした
 
第一次大戦に黒人が参戦していたというお勉強ができた作品でした
 
2019年製作、アメリカ映画
スティーヴン・ルーク脚本・監督作品
出演:ロン・パールマン、ビリー・ゼイン、ベイツ・ワイルダー、ハイラン・A・マレー、 アーロン・コートー
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オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁

2020-04-25 00:49:37 | アジア映画
GEOさんの日本映画の棚にあったんですが
役所広司さん以外は中国名とかだし
邦画とは思えずに一応山岳アクションっぽいジャケットだしで
山岳アクション映画には違いないだろうってレンタルしてきたら
もう開巻の映画会社ロゴから何から中国映画じゃん
役所さんが主演んというか、主演はチャン・チンチューっていうチャイニーズのおばちゃん
劇中では”ひよっこ“って言われるぢんじんレスキュー女性隊員ですが
もう実年齢40歳になるおばちゃんが主演だったような
 
中国映画ですが、エベレストの私設山岳救助隊のお話
隊長さんには役所広司さん、そしてエベレストで恋人を失ったお姉ちゃん(実際はおばちゃんでしたが)がオープニングで人命救助に無理をして
救助隊員全員を雪崩の窮地に陥らせたっていう雪崩シーンと氷壁での救助サスペンスシーンでの掴みシーンはOKなんですが
 
このことで、救助隊をクビに・・・って
私設会社にインドを中心とした戦争回避にの西アジア地域野村首脳会議のための重要書類を運ぶヒコーキがエベレストに墜落し
英国エージェントから書類回収の依頼が入り
お姉ちゃん呼び出して、エベレストに行くというストーリーですが
 
CGとかふんだんに使ったり、画質からセットと一瞥でわかるシーンとかで
なんとか雪山の雰囲気を出してるのは認めますが
なんで中国がこんなハリウッド映画の亜流作品を見て作るんだろうっていう
底の実に浅い作品を110分みせられてもなぁ
先が読めてしまうからハラハラドキドキ感がないし、一面の雪世界ですから映画そのものに見映えがせんし
プロット自体もどっかで見たことある既視感だらけに
正直なんでこんな映画を作って中国人は喜んでるん?
って思ってしまうわけで、中国映画界もハリウッドに負けて無いんだっていう
自己満足だったのか
 
韓国映画がなぜ面白いって、私がハマったのは、そこには韓国というお国柄が
どんな映画にも色濃く反映させていつつ、世界に通用する作品を作り上げてるからで
この映画のように、中国人がハリウッド顔負けの映画を作っても
さらにどんなにお金を使ってみても
中国映画らしさが皆無だだったら先にも書いたようにハリウッドの亜流の範囲から出られることもないわけで
 
こんな映画にでて世界の役所って言いたかったのだったら役所広司は渡辺謙さんを超えられないでしょう
ってわからせてくれた作品
そういう映画でしかなかったかな
 
2019年製作、中国映画(日本公開作品)
ユー・フェイ脚本・監督作品
出演:役所広司、チャン・チンチュー、リン・ボーホン、ヴィクター・ウェブスター、ノア・ダンビー、グレアム・シールズ、ババック・ハーキー
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