くノ一狩り 女地獄の刑

この季節に体調をくずしてしまいました・・・って言うか流行に乗っかってしまいまして
インフルにかかったのはなんと12年ぶり
熱があって身体中が痛いってことである意味あんまり飯も喰いたくなくてねぇ
本当は出掛けちゃいけんのやけどもマスクしてレンタル店にちょっとって思ってましたが
気持ちとは裏腹に体の方が見事に言うこと利かずに行く気にもならねぇ

一日一本時代劇を見ていく企画の作品を選択するのもちょいめんどくさければで
いつ録画したものかはっきり言って今の頭じゃ思い出せない
ってことで今日の一日一本時代劇を見ていく企画は
オールインエンターテインメント製作の亜紗美姐さんの主演"くノー"OVというかVシネマになるのかな

「くノ一狩り 女地獄の刑」って単発作品のようですね
アクションも亜紗美姐さんご本人がすべて演じてる割りには
さほどこれっていうほどでもないし
こういうOVのウリであるエロもさほど多くない
金塊のありかを示す文書を奪うために殿様との濡れ場と
この任務に着く羽目になった同僚くノーとのレズシーンのみですか
殿様との濡れ場も亜紗美姐さんの鉄漿が気になっておっぱいもあんまり見てなかったなぁ

でプロットとしては殿様を殺して逃げる亜紗美姐さんに絡んでくる登場人物たちとの
どんでん返し的な二転三転の人間模様が実はアクションよりもプロットとしては本筋で
実によくできた脚本よく出来ていて
まさかの最後のバッドエンドまでは読め切れなかった
普通の状態なら多分あの展開は読めたかなって思うけど・・・

2014年製作、日本OV、オールインエンターテインメント作品
能登秀美脚本・編集・監督作品
出演：亜紗美、あやなれい、入江崇史、佐藤良洋

真田くノ一忍法伝 かすみ

一日一本時代劇を見ていく企画を現在行っておりまして
ところが昨夜高熱出して今朝起きたら太股とか関節が痛くて
ってことで朝一クリニックに行ったら
流行に乗っかってしまったようです"リレンザ"を処方されて仕舞いまして

やっぱ一日一本だけは休止したくないのと
現在500日以上連続更新中ってのもあって
本日の一本は気楽にインフルでも見られるってことで
この"かすみ"シリーズの第一作を・・・

これって8本作られているのですが原作は漫画だったんですね
韓流アイドルの映美（ヨンミ）さんと言うかアイドルじゃ売れないからってAVに転身していったお方ということで
昨日みた「隠密くノー列伝」と比べれば雲泥の差のあるVシネマというかOVでしたけども

同じくAV女優さんのあんずさきさんと間宮結さんが敵対するくノ一を演じるエロティック時代劇ですが
wikiによると原作の二話分を映像化していたようですね
ってことで熱に浮かされててもおもろいかおもろうないかくらいはわかる

さて快癒まではなんとかこの一日一本時代劇企画のみの更新になりますが・・・

2006年製作、日本OV、ジャンクフィルム作品
かわさきひろゆき脚本・監督作品
出演：映美、あんずさき、間宮結、佐藤英樹、高岡政人、前田広治、重松伴武、豊永伸一郎、今井彰一

組長への道 餓鬼極道

1月末のオールインまつりの最後の作品は昨年11月に纏めて見た「組長への道 狼の逆襲」、「組長への道 狼の逆襲2」と内容的には繋がってはいないんですが
「組長への道」っていうことで若手俳優に脚光を当てて
次世代オールインのスター俳優を育てて行くっていうコンセプトのシリーズになっているんですね

ってきとで前作品は2話で完結させていましたが
オールインのHPによると2月、3月と今のところ3までリリースされるようですが
何話で終るのかは今のところよく分かりませんが
主演の中村龍介っていうお方実にいいお顔をしてるのと
横顔が何となく小沢仁志さんに似てるんで息子さんかと思ったのですがwiki見たら違っていましたが
W主演の生島翔っていう方は生島ヒロシさんのご子息のようです

若いときは暴走族の総長まで務めながら、今は堅気の営業サラリーマンをしている清田
営業成績は振るわないため上司から必要経費も出してもらえず
そのため消費者金融から多額の借金もあった
ある日、クラブで取引先の接待をしていた清田は取引先の客にののしられゆいカッとなり、取引先を殴ってしまう
そのクラブは高校時代の同級生の細川健司がケツもちをしているクラブだった
灰皿でかちわられ事務所に連れていかれたのだが・・・

何と野球部上がりでヤクザになった細川の方も、上納金のためにFXや仮想通貨といったシノギで汲々とする日々を送っていたのだった
そんな二人が手を組んで、ボートレースの必勝理論を組み上げた清田はデカい稼ぎで一発逆転を目論んで・・・

組から盃を貰わずにいるんですね清田は
劇中でボートレースで儲けようっていうとこで
"ヤクザはギャンブルはするもんではなくてさせるもんだ"って言う台詞は実にいい

今回のお話の方は主役の二人が手を組むトコまでと
半グレに戻った清田のボートレース理論がきっちりハマり
組の若頭本宮泰風に可愛がられることにちょい不満を見せる細川
ってとこで終わっていて
どういう意味か本編に次回予告がついているんですねぇ
船券の失敗があっるようで・・・
快調だったものの、そこからちょっとといった展開がみて散れるんですが
"2""3"と毎月リリースですから順調に楽しめるようですが・・・

2018年製作、日本Vシネマ、コンセプトフィルム作品
石川二郎脚本・編集・監督作品
出演：中村龍介、生島翔、木田佳介、品川拓哉、山口岳彦、森羅万像、桜井奈津、湊祥希、鈴丘めみ、前田ばっこ、ー谷遼、洲矢新吾、上西雄大、ハヤテ、本宮泰風

卍エロス 美乳三姉妹の淫妖術

一日一本時代劇を見ていく企画
本日の一本はエロチック時代劇OVですが
実はジャケットにある表看板の画像、裏の画像と梗概と本編の内容がまるっきり違ってるんですが・・・
キャストは違ってないようですが

さてallcinemaさんによると標題は「泥蜘蛛草子絵巻」aka「卍エロス　美乳三姉妹の淫妖術」となっています

お話しとしては初代服部半蔵の次男坊で三代目服部半蔵になる男の鬼退治のお話しを
エロチックな濡れ場を通して78分のドラマに

鬼を追って三代目半蔵が鬼との娘との濡れ場を見てる間に寝てしまう

更に父親がいない間に男を引き入れる村娘

そこに鬼がやって来て女に今度は化身しての
なんと3P
これを外から覗き見しており鬼退治を決意して・・・

実は鬼には父親が関係していて
三代目服部半蔵を演じてる岡田智宏さんには濡れ場がないんですね

このDVDいつ購入したのか覚えていないンですよね
更に封が切ってあるし見てる記憶がどこにもなくて

2001年製作、日本OV、ウィズ・エンタープライズ作品
笠原雅央脚本・監督作品
出演：雨野ひびき、かわさきひろゆき、水原香菜恵、池谷紗恵、岡田智宏、銭本邑人、麻生みゅう、永田正行

隠密くノ一列伝 秘められた女忍び

一日一本時代劇を見ていく企画
本日の一本は相変わらずのエロチックくノー作品
って思って見始めたのですが
なんと今まで見てここにあげてきたエロチックOVのくノードラマとは雲泥の差

AV女優の原紗央莉さんが主演してるんですねぇ
何時ものようにAVは見てはいませんがまだ映画館に通える頃に香港初だったかの3D映画
「3D SEX&禅」を見てましたのを思いだした
ってことで原紗央莉扮する蒼き眼のくノ一・聖の演技がしっかりしてるのと

剣戟忍者アクションもちゃんと見映えのする本格？忍者アクションであったし
忍者衣装からチラっと見えるふんどしが実にいい
最初白ツンパかと思ってましたが
吉岡睦雄との情交シーンでふんどしってわかったンですよね

星野あかりさんも安定した敵役でしたし
主演女優をAV女優さんで裸を見せておけばいいだろうっていうようないい加減な作りでないところが実にいい
さすがはGPミュージアムソフト(現オールインエンターテインメント)ってことで
手を拔いた仕事をしてないんですねぇ
更に”愛を知った私・・・”って臆面もなく語らせるなんてねぇ
実はくさ過ぎる台詞もナンの違和感もなく受け入れてしまうんですね

ストーリーの基本プロットに豊臣秀吉、クリスチャン大名、邪教神道集団、不老不死の秘宝巻物、伝説の手裏剣とあおい瞳のくノーともうお腹いっぱいの要素をそつなく配分して
それに何といっても聖が着ている忍者くノ衣装にふんどしチラの出来が素晴らしい
こういうエロチックOVには珍しく主演の濡れ場も一回ぽっきりならで
これによって”愛”がすんなりと見てるこっちに入ってくる
他のくノ一OVでは女優さんの裸や濡れ場があればそれでいいだろうって作りでないところは
今更感ですが見習って欲しいと思うことしきり
ってことで今作品ではキャプ無しです

2015年頃にチャンネルNECOの深夜枠で録画していたものを視聴しました

2009年製作、日本OV、GPミュージアム作品
石川二郎脚本・編集・監督作品
出演：原紗央莉、吉岡睦雄、星野あかり、森羅万象、神保良

覇者の掟 第二章

月末のオールインまつり第二弾は
久々の白竜さんのオールイン出演作品ですが
前作
では
山際組の若頭で、組長が弘和会黒岩組に暗殺され
リーマンであった実子が二代目を継いで・・・
そうなんですね脚本監督はあの「極道の紋章」シリーズの片岡修二ですから
白竜が若頭でリーマン出身の二代目を育てて行くっていうパターンかと思ったのですが

山際組長の仇、弘和会の黒岩を討った二代目幸太郎と若頭の東堂は
その功績を称えられ伯父である、なにかというと”話し合い、話し合い”って言うだけで
どことなく白竜とはソリが合わない伊吹剛によって
東堂は分家独立させられて直参の東堂組を立ち上げさせられてしまうんですね

そして全て事がが丸く収まったかに思えた矢先、服役していた黒岩組幹部影山が出所してきて
弘和会黒岩組とは兄弟分に当たる桐島組に厄介になって・・・
黒石高大が復讐に燃える影山を好演している

今後は本筋に絡んで来るんでしょうか阿部亮平組長の嫁取り話があったりして
なんか今後は中山こころが窮地を招く存在になっていくんでしょうか
白竜の後釜の山際組の若頭には山際組の長女の旦那の國本鍾建
彼を取り込む伊吹剛
更に組長になった白竜には國本鍾建繋がりでのオフィス北野からつまみとガダルカナルのイケイケ派が伊吹批判に訪れて何となく分裂を匂わせて来てるんです

弘和会の小沢和義も実は"話し合い"主義でしてそんなこんな中
黒石が山際組の佐田正樹を刺し殺し
導火線に火をつけるものの
最後は白竜が「極道の紋章」よろしくカッコいいトコを持っていってしまってチョンチョンと締め括ってしまうんですね

ってコレでいいのかなあ？ 白竜の立ち位置もちょいマンネリ気味の感がしないでもない
どこまでつづくのでしょうか

2018年製作、日本Vシネマ、コンセプトフィルム作品
片岡修二脚本・監督作品
出演：白竜、阿部亮平、國本鍾建、水元秀二郎、中川翔太、桂茶がま、中山こころ、江口ナオ、黒石高大、佐田正樹（バッドボーイズ）、武田幸三、横須賀昌美、つまみ枝豆、ガダルカナル・タカ、伊吹剛、小沢和義

残酷・異常・虐待物語 元禄女系図

一日一本時代劇を見ていく企画、
本日の一本は石井輝男が東映京都撮影所で赤い襦袢ではなく
赤い旗を乱立させたと言われるエログロ時代劇絵巻第4弾です
そうだよね伝統ある京都撮影所で
こんな映画を撮ってしまうなんてねぇ

タイトルバックで踊る土方巽っていうのは同監督の「江戸川乱歩全集　恐怖奇形人間」を彷彿させますがさてどっちが先に撮影していたんでしょうか
あちらは劇中でしたがイキナリオープニングでのクレジットバックで気味の悪さを描出してくれます
時代は元禄。エピソードは３つに大別されそれぞれ狂言回しとし吉田輝雄演じる蘭学医師が・・・

第一話は遊び人にだまされて女郎屋に売り飛ばされてもなお、その忘れられずに郭を脱走し
妹と乳繰りあってる場所に行き合ったても足抜けで拷問された挙句にはらんだ子を僕殺される遊女の話
ここで担ぎ込まれた医師吉田輝男が蘭学の知識が本物か腹を割って子供を見たいという欲求のみを独白するのであったが・・・
ここで脱いでいるのは主人公の薄幸の女を演じる橘ますみとその妹を演じるおいと木山佳
更に郭での太夫を演じてるカルーセル麻紀
この時代のカルーセル麻紀さんて戸籍の性別は♂ですよね

第二話は醜男に犯されたために浮浪者やドワーフたちや黒人との
異常セックスに明け暮れていた大店の娘に葵三津子さん
そんなお嬢さんに惚れてしまった惚れてしまった忠義な大番頭に石浜朗の悲恋
って言うか"整った顔の男には欲情しない"と言われて顔に焼け火箸を当てて
女を殺してしまうんですね
谷崎文学からいただいたようなネタですが
ここで蘭学医は御嬢さんのことをインフォマニアって言ってたような

第三話は残虐趣味の殿様の愛妾が犬との情事に耽っていたのをライバルの愛妾が
殿様に注進したために全身に金粉をぬられて窒息責めにあうものの
逆襲に出た愛妾が、実は子を成した愛妾が殿様の娘だったという不道徳なる仰天事実を暴露し、逆上したお殿様が蘭学医師に腹の子を割腹で取り出させるものの
お殿様はお城ともども焼け死ぬ話。
金粉塗りたくって窒息して死ぬって脅すお殿様に小池朝雄
実に突き抜けた演技と言うのかこういうのを演じさせたら右に出る者無しです
金粉塗られてというか犬とのセックスでも悶えるお方樣には賀川雪絵さん
割腹させられるお方樣に尾花ミキさん

拷問、異常性愛、獣姦、金粉ショー、帝王切開、逆さ吊り、等など何でもありのエログロ作品でもナンだろう
東映時代劇で培った豪華なセットやお女中や花魁のきらびやかな衣装と個
ネームバリューのある男優さんや裸も厭わない女優さんたちの熱演を得て作られた
大まじめに展開する変態エログロ映画なんですが
やたらと明るくはじけちゃってる作品となってますよね。

1969年製作、日本映画、東映作品
石井輝男監督作品
出演：吉田輝雄、山本豊三、橘ますみ、木山佳、カルーセル麻紀、三笠れい子、丘そのみ、南風夕子、沢淑子、石浜朗、沢彰謙、小池朝雄、尾花ミキ、賀川雪絵、阿井美千子、上田吉二郎、山本昌平、林彰太郎、小島慶四郎、唐沢民賢、葵三津子、土方巽

SUITS／スーツ シーズン7

月末はレンタル作品に新作のリリースが殆どないのと
新作のリリースに合わせて海ドラマも新シリーズや新シーズンのリリースがあるので
結構人気作品でもこの月末はレンタルもひと休みってことで
一気見の私にも丁度いい時期ですので

プライベート的にはマイクと婚約者であり同棲中のレイチェル役のメーガン・マークルが
このシーズンで英国王妃に転身していった関係から
どのような形でFOしていくのかっていうような興味もあって8本全作一気にレンタルして
全16話、629分一日半で完走しました

正直言ってメーガンのプライベートの煽りを受けて、まさかのW看板のマイクもこのシリーズからFOしてしまうとは思ってもいなかった
ってことで前シーズンでマイクの弁護士詐称の責任を負って
事務所を去って、シカゴに活躍の場を求めて去って行った元事務所トップのジェシカが
チラホラって出演してきてるんですねぇ

最終的にはラストの2話での関係からか、シカゴの悪の中枢に引き込まれたようですが
シーズン8でもここいらの関連は引きずって来るみたいですかね
やっぱジェシカの存在もこのシリーズでは重要でしたし

重要と言ったらルイスが結構嫌味な役所から脱皮していて
ナンバー2としての活躍を見せてくれますし
ある意味有能さを見せてくれますけども
そうなんですね、今までなかったようですがルイス・ジェシカ・マイクたちの青年時代の過去が描かれていたりしていて
新機軸のシーズンでもありますし

マイクが事務所を離れていたときの弁護士無料相談所での集団訴訟の2件のエピソードは
マイクとレイチェルの二人のシリーズからの合理的な離反へのちゃんとした伏線になっていたんですね

ルイスはシーラとヨリを戻し
ハーヴィーは前シーズンでのセラピストとの愛を育むものの
なんとジェシカが居なくなってドナは事務所のCEO地位をお金で買っていたり
って言うかハーヴィーへの愛を再認識してと・・・
なんか今までのシーズンに比して恋愛プロットが多く感じられたのは
製作者側のメーガンに対する応援歌だったのですかねぇ

さてマイクの居なくなったシーズン8ではどんな物語が展開していくのだろうか

第一巻には韓国でリメイクのこの「スーツ」の連ドラの第一話が特典としてついてるんですが
韓国映画は見ても韓国のTVドラマは見ませんのでシカトしましたが
日本でもフジテレビ系で「スーツ」をリメイクしてたんですねぇ

日本抗争烈島 三極志

つい二、三日前に年が明けたと思ったら
もう一月も下旬、
月の下旬はオールインエンターテインメント作品と海ドラマに没頭する時期ですが
今月は海ドラマはなんと「スーツ」シーズン7しか無いような

でまずはオールイン作品からはこの一本
ジャケットにあるように本宮泰風、やべきょうすけ、榊英雄のトリプル主演の任侠アクションだと思っていたのですが

なんとオープニングでは昨年一年社会を騒がせた大学のスポーツマンシップの反則行為による
謝罪会見から始まって
麒麟大学のワンマン理事長に言い含められたコーチの黒沢は、
大学内での地位を守るため、記者会見で全ての罪を一人で被っての謝罪会見だったのですが
納得がいかなくなった黒沢は麒麟大学の同級生で
今は地方都市で不動産業を営む荒政文治に泣きついたのですが

文治の高校時代の同級生で半グレの臣人、
文治と黒沢の同級生だった関西の一本独古のヤクザ組織清武組の実子義虎も仲間に引き入れて
黒沢の社会的地位回復を目論むものの
文治と黒沢たちが大阪の清武組に顔を出したら、なんと清武に敵対する日本最大のヤクザ組織角松組のかちこみを受けてしまう

いや結構すごい役者の顔ぶれですが
やべきょうすけが半グレ、榊英雄が清武組の実子、その母ちゃんに長谷直美、清武組の若頭に小沢仁志
学生時代麒麟大学の要請で地下格闘技で稼がされていたものの堅気の不動産屋社長に本宮泰風
その奥さんに宮本真希

更に極悪の麒麟大学の理事長に寺田農が怪演を見せてくれます
そしてその理事長のケツ持ちには角松組がいるという寸法で
かちこみにブルッた黒沢を覚醒剤使用の濡れ衣を着せてしまい
麒麟大学の病院に隔離しちゃって・・・

そして、魔の手はまず臣人を襲い文治にも・・・という訳ですが
そこは元地下格闘技のチャンピオンですから返り討ちに

一応第一話という事でいつものオールイン作品より10分ほど長い82分もありますが
プロットの展開もテンポよくかなり短く感じられる作品です
ってなんと望月六郎がメガホンとっていたんですね
初話ですので人物紹介的な作品でしたが
なんと予告が本編に組み込まれていたんですね

↑に書いてない他のキャストがものスゴくてこれは二部作で終わるにはもったいない作品
どこまで続けられるのかしら

2018年製作、日本Vシネマ、「三極志」製作委員会作品
望月六郎監督作品
出演：本宮泰風、やべきょうすけ、榊英雄、南圭介、稲荷卓央、松本勝、北代高士、村上和成、菅原卓磨、神田川侑希、清水一彰、佐田正樹（バッドボーイズ）、島村みやこ、板野成美、角田信明、元木大介、長谷直美、松田優、宮本真希、小沢仁志、寺田農

くノ一忍法

一日一本時代劇を見ていく企画
本日の一本は東映作品「くノー忍法」
山田風太郎先生の『くノー忍法帖』の映画化です
先に見た「忍の卍」よりも4年も前に製作されていましたねぇ

ってなんというか倉本聰と中島貞夫が脚本を書いており
中島貞夫第1回監督作品だそうですが
更に当時としてのレイティングは18禁のエロチック作品であるのに野川由美子さんを配役クレジット筆頭に
標題のくノー忍者には芳村真理、中原早苗、三島ゆり子、金子勝美、葵三津子の5人に
敵対する
品川隆二演じる服部半蔵配下の忍者に大木実、待田京介、吉田義夫、山城新伍、小沢昭一と
スタッフ・キャストも結構なネームバリューのある人たち
64年製作の映倫レイティングですから勿論時代背景の変遷もありますので
一応映倫マークついてるけどもレイティング無しでの東映チャンネルでのOAされたものの録画視聴をしました

ではありますが石井輝男がエロ時代劇を量産させる前ですからエロはかなりな控え目
勿論おっぱいが出てきますが、なんとか大阪のOSミュージックホールのヌードダンサー5人でしたねぇ

勿論、風太郎先生のくノーの荒唐無稽な”忍法筒枯らし””忍法天女貝””忍法夢幻泡影””忍法幻菩薩””忍法やどかり”が具現化されているのですが
一方、敵対する伊賀忍者たちも”忍法くノ一化粧忍法恋しぐれ””忍法穴ひらき””忍法肉鞘””忍法人鳥黐”などを披露して来ますよね

大坂夏の陣、豊臣軍は落城寸前であり、豊臣家の命運は尽きようとしていた
そこで真田幸村は、5人の女忍者に信濃忍法を駆使して豊臣秀頼の子種を貰い受けるよう命じたのだった
豊臣家に嫁いでいた千姫は大坂城落城寸前、坂崎出羽守に助けられ
江戸に移らされた千姫一行の侍女の中に先の幸村の命を受け秀頼の子供を身ごもった
女忍者5人が含まれていた
千姫を溺愛する家康は配下の服部半蔵に相談し、伊賀の鍔隠れの里から5人の忍者を呼び寄せて・・・

なんと大阪城で幸村と佐助は討ち死にして
あの世からこの忍者対決を見てる体でお話しをすすめていくんですねぇ
1964年の野川由美子さんは実にお美しい

1964年製作、日本映画、東映作品
中島貞夫監督作品
出演：野川由美子、芳村真理、中原早苗、三島ゆり子、金子勝美、葵三津子、大木実、待田京介、吉田義夫、山城新伍、小沢昭一、露口茂、曾我廼家明蝶、木暮実千代