MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

あぶない情事 獣のしたたり

2023-09-30 20:08:16 | ピンク映画
日本映画専門チャンネルの今月の<おとなの桃色シネマ白書>の二本目
ギリギリ30日でのアップになっちゃいましたねぇ
なんと3日後の10月3日には当該チャンネルで再放送予定されてる
 
実にピンク映画らしいピンク映画でしたねぇ
脚本臼野朗は瀬々敬久監督のこの時代のペンネームである
ってことで瀬々敬久監督の脚本を鎌田義孝監督で映像化された1998年の作品
なんと主演のピンクで男性が主演という作品だったようで主演の伊藤猛と
ピンク映画としては女優さんが二人しか出てきませんが
岬の喫茶店の女将さんの佐々木麻由子さんにGSのお姉ちゃんの鹿島春美さんも
なんとピンク初出演ということだったようです
 
男優さんは仕方ないかもしれませんが、鹿島春美さんは剃髪までして臨まれたものの
この作品以外でピンク映画に出演はされていないんだとか
そして鎌田監督がこの三人の存在感を思いっきり引き出されてじつにいい作品になっていたような
佐々木麻由子さんは現在でもピンクやエロチックOVで年齢なりのご活躍をされていて
この私でも結構お馴染みな女優さんである
ってことでデビュー作が見られたのは嬉しい限りです。
 
脚本の妙なんでしょうね伊藤猛が自分がやってきたことを相手の立場で繰り返すシーンがよかったな
そして意図的にキリスト教の宗教画みたいなのがインサートされており
この作品野テーマをしっかりと我々に訴えかけてくる
まさにピンク映画にもってる役割
実はハダカ見せときゃそれでいいんだって思われがちなんですが
ピンク映画ほど性というテーマ以外にしっかりと作品としてテーマ性に富んだ作品を輩出してきた映画業界であって
 
そう言った雰囲気から著名な監督たちを輩出してきた土壌があったようですね
そうなんですよね日活のロマンポルノからも著名監督を輩出しているのも同じ理由からでしょうね
そういう意味ではピンク映画の功罪という立場から言うと功の要素が現在の映画界に影響してるんですよね
そういうことを思い出させてくれた作品だった。
 
切り口の違う記事はコチラ
 
1998年製作、日本ピンク映画、国映作品
瀬々敬久(臼野朗)脚本、鎌田義孝監督作品
出演:伊藤猛、鹿島春美、佐々木麻由子、澤山雄次、岡島博徳、飯島大介、松田章
 
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ハロウィン・ナイト

2023-09-30 05:05:04 | 洋画
新宿東口の単館名画座新宿シネマカリテの恒例企画興行<カリコレ2022>で上映されたされた作品がなんと一年遅れでようやっとDVD化されたっていうことで
正直言って私には何が何だかわっからねぇなぁと小一時間見てて、あんまりわけわかめすぎて
もう一回最初っから襟を正して見直したんよ
104分の作品が164分になってようやっと
 
ハロウィンの夜にホラー専門ラジオFM6.6のDJが次々としゃべくれる
ハロウィンの夜に起きる惨劇譚を一々映像化して見せてくれるというオムニバス風連続ドラマだってわかったわけ。最初の方の少女が描くハロウィンのお化けが実際にヒトを殺しまくるってお話だと思いきや、いつのまにかその少女の描く化け物から違った話になってしまっていたりで
実にてんでんバラバラな殺人譚が羅列されてるだけのお話
 
バラバラだった殺人譚はやがてラジオ局のDJポールへと収斂していく…、って話しになっていくんですね
オムニバスの殺人譚同士につながりもなくホント正味10分くらいのお話が数珠繋ぎにに誰かが死んで終わりっていうだけのある意味殺人の無限ループで
殺される人にも殺す悪魔にも意味も理由も無い
 
多分に若者受けして企画興行にかかった後になんとこの作品単各地では館上映されたっていうことで
私みたいなロートルには実際に受けないしわけワカメな部類に入る作品なんだけど
こう言った意味もなく短尺で一つのお話が終わって次から次に繋がっていくっていうのはYouTubeやTikTokでの短尺動画慣れしてる若者には内容で魅せるんではなく
短時間で意味もなく完結していくってとこがうけての作品だったとしか思えねぇ

したがって90分で一つのお話が完結するっていうのに今の若者に受けなくて
その場限りでただただ数分で見せる刹那的な羅列映像を感覚で受け付けるっていう
そんな次世代的な映画をこの作家さんは作って見せてくれていたような
 
ホント最初は私自身この作品なんかクスリの作用が効いてる中でこさえた作品なのかって
そりゃこっちには理解不能だわっていう憶測に見舞われたものの
見返してこのような結論に至ったちゅうわけでして
私自身数分の時間的な余裕っていうか電車に乗ってるとかトイレに入ってる時にTikTokとか見てるからこのようなことにきづけたし
ホント最近の子はなんと倍速で映画見るとかって聞いてるし
もう映画自体これからの時代にあわせていくとこう言った作品って言った先駆け的な作品ともいえるかも
 
映画としてはあまりにもおもんなさすぎて書くような事はなんも無いんですが、こう言った考えに至ったっていうことで・・・
 
2020年製作、アメリカ映画
スコット・B・ハンセン脚本・監督作品
出演:ザック・ギャリガン、コリィ・テイラー、デレク・ルッソ、ブリトニー・レイ
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不倫妻 ねっとり乱れる

2023-09-29 20:08:04 | ピンク映画
そういえばもう二日もすると9月も終わってしまいます。
日本映画専門チャンネルでの企画OA<おとなの桃色シネマ白書>も22年の7月から始まってもう27作目になるんですね
ここまで続けてきたならば、この企画OAが終了するまでは休まず続けたいし
その月の分はその月内に記事としてアップしていきたいと言うことで
もう残すところ二日ということで録画してあるものから探し出してなんとか視聴
 
まぁピンク映画ですからこの時代の作品は長くても一本ほとんどが60分前後っていうことと映倫さんの再審査受けていますのと放送コードによるR -15指定ってことで劇場公開作品よりカットしてる分もあったりで見やすい尺になってるのも
レンタル作品とかあったりしてる時でも隙間時間に見られるのが利点でもあるんですね
 
今作は現在でも現役で活躍されており、その裸体も惜しまず晒されるピンク女優の里見遥子さん主演の2002年製作の「不倫妻 ねっとり乱れる」という作品
なんと全学連の全共闘全盛期に学生時代を経験し
今では(2000年前後)50を過ぎた中年おっさんのラブファンタジー作品
全学連の闘志に川瀬陽太さん、その恋人で主人公が密かに思いよせていたマドンナの全共闘女闘士に里見遥子さんが扮し
当時の回想シーンはモノクロ映像にしてるんですね
 
仕事にも疲れ、リストラにまで会うだけでなく妻には不倫され娘には疎まれるって言った典型的なうだつの上がらない主人公
妻の浮気を見てしまい心乱れて気づいたら不思議な場所で彼にかかってきた電話は30年前の全共闘の闘士である親友の声だった
そして娘がに昼間学校にも行かずカレシと逢引してる現場では不審なオヤジとカレシに殴られて再び不思議な場所に行った彼が電話したのは30年前の全共闘女闘士で思いを寄せていた里見遥子さんだった
 
その場所でもしあの時彼女と・・・30年後の自分を夢想するものの
現実娘から昨日はごめんとの電話にふと我に帰り
現実の世界に引き戻された男の帰る場所は妻子のいる家庭しかないというお話
どうしてなんだろうなピンク映画には全共闘のお話が似合うのは
やっぱ若松監督の影響が色濃く残ってるからだろうか・・・
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2002年製作、日本ピンク映画、新東宝作品
岡輝男脚本、深町章監督作品
出演:里見遥子、若宮弥咲、岩下由里香、岡田智宏、川瀬陽太、浅井康博、丘尚輝
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ジュラシック・ランド 最強の者たち

2023-09-29 05:05:31 | アジア映画
9月22日リリースの中国産恐竜映画
中国では巨大蛇とか恐竜さんがたくさんでて来る作品を
お得意のCGとVFXを多用してT -REXとかティラノザウルスとかの映画を大量生産してるウチの一本なんでしょうが
この作品出てくるは出てくるは恐竜に翼竜が大挙して出演してくるんですが
何せ分の尺に大量に恐竜さんたちを出しまくるんで
 
ただただ人間どもが恐竜に向かって銃を撃ちまくってるだけの映画と成り果てて
この島に何でこんなに恐竜がいるのかので理由とか
傭兵たちが散々恐竜を撃ち殺しまくるんだけど彼らを派遣したその大元がどんな組織だとか
彼らと遭遇してこのこの島に来る前にパトロールしていた主人公になるのかなあ
アン・ドンとルー・ユは傭兵ヘリに向かって所属とか目的を問いただしていたしパトロールって言っていてアン・ドンは制服着てるけど
傭兵たちに誰何できるって言う根拠も不明だし海難救助するけどどんな権力機構なのかも全く語られない
 
さらにこの島では一年前にルー・ユので父親が上陸していてそのまんま帰国してこないしで
島に父親求めてって渡に船のルー・ユは普通に私服でしたし
ようわからん映画
唯一わかるのはルー・ユを演じてる女優さんが造り乳かは不明ですがかなり巨乳だって言うことくらいかなぁ
 
全て何もわからないまま傭兵さんも一年この島にいたルー・ユの父親の先遣部隊の生き残りたちとか
この島をなぜ爆破して沈めるのかは恐竜を生かしておけないからっていうのはわかるけど
なぜ近衛島だけに恐竜がいるのかの説明がないまま
結局は島も爆破できずに恐竜に対して近代銃器を無茶苦茶撃ちまくって恐竜をめったやたらと殺すのだけを見せられた作品だった
 
2022年製作、中国映画(日本未公開作品)
ニエ・シエファン脚本・監督作品
出演:ヤン・シァンイェ、スー・リンリン、ジェン・イエ
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生きててごめんなさい

2023-09-28 20:08:55 | 邦画
日本映画を積極的に見ていこうという企画で見た作品ですが
今月のライツキューブからリリースされてるちゅうのもあって見てみた作品
いやハマったなぁヒロインの穂志もえかには
ある意味コミュ障害っていうのともちょっと違うんだけど、誰かに頼らないと生きてはいけない人間を描いてるって思って見てたら
完全に肩透かしを喰らわされた作品でもありましたが
ヒロインのは生き方にはちょっとついていけないのもあったんですが最初に書いたようにヒロインの人物像とこの穂志もえかさんとが重なって不思議な魅力に惹かれて最後まで見てしまった作品

出版社の編集で働く黒羽麻璃央演じる園田修一は居酒屋で穂志もえか演じる清川莉奈という店員さんと出逢い、同棲生活を始める
修一は小説家になるという夢を抱いていたが、日々の仕事に追われ、諦めかけていた。莉奈は何をやっても上手くいかず、いくつものアルバイトをクビになりいわゆるコミュ障害的な人物で父母からも厭われているありさまで家日本こもって過ごすことが多かった
ある日、修一は高校の先輩で大手出版社の松井玲奈演じる編集者相澤今日子と再会し、相澤の務める出版社の新人賞に応募することを約束する
一方、自身の出版社でも売れっ子コメンテーター西川洋一の担当者がヘマしたためにその担当することになるが、西川は編集担当にすべて書かせるやり方に修一は全く小説の執筆に時間がさけなくなり焦り始める
そんな中、莉奈はふとしたきっかけで西川の目に止まり、咄嗟に修一月新人と言ったために西川担当のアルバイターとして修一と一緒に出版社で働く事となる
西川は莉奈の口をついて出る本音に今の若者を見出し、彼女をちやほやする光景に修一は嫉妬心が沸々と湧き
なんと修一のは言葉で原稿を書いたために西川を怒らせてしまい
そのはけ口が莉奈にむいてしまいついに莉奈に言ってはいじぇない言葉を吐いてしまい莉奈が家出をしてしまう・・・

今の生き辛い世の中でのあれこれを一つの物語日本いっぱい入れ込んで今を生きるには生きづらい若者たちの姿を描いた作品なんだろうけども
莉奈もちゃんと何もしないできない自分を自分なりに理解しており
その心根をSNSに綴っていたんですね“イキゴメ”さんとして
修一の机を並べてる女性編集者も共感させるほど本音で生きづらさを表現していた
そんな中で西川って言う社会学者から“ダメ人間って”と聞かれてつい口から出た言葉が西川の心をとらえたわけで

知らぬは小説家になる夢を諦めきれない修一だけだったってことが
仕事に失敗し
小説家にもなれない修一が自身のダメさ加減知るのは
西川が見出した“イキゴメ”さんが実は家で悶々としたココロを素直に描いてた莉奈だったってことで

”イコゴメ“さんイコール”生きててごめんなさい“なわけですが、人間の本質にいつも触れていたのは莉奈であって
自分が何者あのかも分からずに分別と同情から莉奈を世間の荒波から匿っていたのは自分だって自惚れていた自分こどが“生きててごめんなさい”な人物だったって知らされると言う作品だったのかな

2021年製作、日本映画、ikigome Film Partners作品
山口健人監督作品
出演:黒羽麻璃央、穂志もえか、松井玲奈、安井順平、冨手麻妙、安藤聖、春海四方、山崎潤、長村航希、八木アリサ、飯島寛騎
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コンペティション

2023-09-28 05:05:18 | 洋画
アントニオ・バンデラスとペネロペ・クルスがジャケットにいるっていうことと
今月のレンタル作品が足りるか足りないかっていう微妙な数字っていうことで
セットレンタルに組み込んで来ましたが
なんとそれなりに面白かった
ジャケットにあるようにバンデラスにペネロペにもう一人の老俳優オスカル・マルティネスの三人が紡ぐ風刺コメディ映画
個人的にはちょっと長く感じたところに、まさかの予期してなかった事件が起きて
この三人の中の一人が・・・
 
第一このお話の発端がバカげてる
ものすごく金だけが天井知らずに溜まっていくのと反比例して自分の名前が世間に残らないことを憂えた大金持ち
どうしたら自分のも名前が世に残るのか人々に周知されるのか
自分の名を冠した奇抜な橋を作るのもいいかとか自問自答してるうちに
“そうだ、映画を作ろう“と、まずは自分は読んだこともないベストセラーの映画化の版権を大枚出して買い取り
 
世間的にこれまた名の通った世界的な映画監督ローラに依頼して
映画界で超有名な俳優バンディラス、著名な舞台俳優オスカル・マルティネスをキャスティングして
映画製作をすることに・・・
映画はそのリハーサル模様をこの三人で描いていくだけのお話なんですが
リハーサルの初日から本読みに関しても本意気を望むローラ監督日本戸惑いながらも
そこは役者さんですから何回かのNGを受けながらもOKテイクをとって行く
 
見てるとそれなりにバンディラスとマルティネスとの兄弟の確執を描いた作品だっていうのがこっちにもわかるようになって行くプロットでして
彼らのリハーサルアクションを見せつけられていくと段々映画の完成が
このリハーサル形態で出来上がるんだってこっちもわかってくるっていう寸法だった
 
賞を得られる会場での完成の暁になんと舞台俳優とスター映画俳優とのギャラが雲泥に差を知ったことから
マルティネスとバンディラスがいがみ合うことになり・・・
なんと争ってるうちにバンディラスはマルティネスを突き落として殺してしまう
何食わぬ顔で現れるバンディラスがいいよね
ってことでこの劇中映画のテーマに沿った形でペネロペはなんとバンディラスの二役っていう形で映画を完成させてしまう
完全なる裏技
 
まぁ大金持ちのスポンサーはやっぱ映画だけではって言うことで、実は並行して自分の名を冠した橋を作っているという
さて実は死んだって思っていたマルチネスが息を吹き返したシーンで映画は終わる
このエンディングがじつに秀逸ってことで敢えてネタバレさせ手書きましたが
このラストシーンがなければこの作品単なる風刺コメディだけで終わっていたような・・・
なんとこの作品二人の監督が二人でホンを書いて演出までして製作されたものだったんですね。
 
2021年製作、スペイン・アルゼンチン合作映画
ガストン・ドゥプラット、マリアノ・コーン共同脚本・共同監督作品
出演:ペネロペ・クルス、アントニオ・バンデラス、オスカル・マルティネス、ホセ・ルイス・ゴメス、ナゴレ・アランブル、イレーヌ・エスコラー、マノロ・ソロ、
ピラール・カストロ
 
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ウォーキングデッド シーズン11(9〜12)

2023-09-27 20:08:54 | 海外ドラマ
“ウォーカー”と呼ばれるゾンビの出現によって終末世界と化したアメリカを舞台に、12年間も続いたこの「ウォーキングデッド」もようやっと最終章に入ります
何故に最後の4話だけこれだけ遅れてのリリースなのかは知りませんが
前シーズン10はコロナが流行しての措置だったことだけはわかりますが
今最終シーズンに関しては全くわからないものの
 
最終章の最終に相応しくなんとリックの唯一の生き残りの子供であるジュディスのこのシリーズの過去の伝説を毎回オープニングで語るという作風にして制作側も一応最終章を盛り上げて行きますが今回の八話はマギーやダリルをはじめとするこの物語を今まで牽引してきた生存者たちと、巨大共同体コモンウェルスを統治するパメラ・ミルトン知事との戦いを描いた作品となっています。
 
前16話でコモンウエルスの副知事にあたるのか野心家ボーンズビーにアレクサンドリアや他のコミュニティが占拠されたとこで終わっていましたが
それによって各コミュニティの住民たちは捕虜となりどこかに運ばれてしまう羽目に
こっちはボーンズビーが最終的にラスボスになるのかって思わしといて
パメラの息子の性悪な一面からそれを利用しようとしてるボーンズビーはある意味呆気なく命を落として
息子可愛やってこともあるのかパメラの本性がいきなりユージーンによって炙り出された結果
 
なんとコモンウエルスは貧困層からの搾取の上で金持層がいい目を見てると言った世界が露呈して
各コミュニティやニーガンたちは囚人として町の外での強制労働に駆り出されていく中で
捕まったマギーたちみんなはパメラの命を狙うと言う行動に・・・
もうちょっと派手なドンパチでの権力闘争っていうかクーデターみたいなことを期待したら
全く違っていたんですがコモンウエルスの奥深い闇を見せるお話だったのね
 
コモンウエルスを崩壊させるためにゾンビを利用するのはいいとして
彼らを町に入れたお陰で、主要キャラクター数名が命を落としたものの
一応、コミュニティーに平和が戻るというお話になっていてそれにジュディスまで命が危うくなったりとしますが
最後は生き延びた人々が談笑しながら食卓を囲うシーンが描かれるもののパメラはまさかの逮捕だったし
皇帝が知事になっていたりと平和が戻った中でダリルは仲間のもとから離れることを決意して
行方不明となっているリックとミショーン夫婦を探しにいくとこで終わるんですね
 
後はスピンオフTVドラマと本篇に続くって言うことで
最後の最後でミショーンとリックを登場させてきましたが
よくまぁ12年間も続いたものですよね
映画本編でこのものがたりは大団円を迎えるようにするのかなぁ
 
ニーガンに子供ができたことで私は彼に死亡フラッグが立ったって思っていたんですがそいつは違っていたようですね
いやほんと我ながらよくここまで見てきたなぁ
 
 
コメント (2)
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ワース 命の値段

2023-09-27 05:05:30 | 洋画
“.9.11テロ犠牲者の命を、ドル換算した男がいた”
っていうDVDジャケットの惹句に惹かれて視聴した作品
なんと”.バットマン“役者のマイケル・キートンが
アメリカを襲った未曾有の大惨事9.11テロの発生直後、約7000人ものテロ被害者と遺族に補償金を分配する国家的な大事業。このプログラムを束ねる弁護士ケン・ファインバーグを演じているのだった
 
彼の命の計算は実に単純で?映画のオープニングで彼は大学の授業でその算出方法をきっちりと生徒達に教えていた
その算出方法は血の通い用のない人間の社会的的地位と生涯獲得賃金から算出されるもので
例えば“会社役員55歳、 年収75万ドル扶養家族3人の男性には補償金1420万ドル”
“皿洗い25歳、年収2.300ドル扶養家族4人の男性には35万ドル”
 
そこには合理的で矛盾のない補償のように見えるし結構単純にかつ機械的に人の命の値段が換算できてしまうが
被害者は誰の命も平等であり、それぞれ抱えている問題もまた個別に違ってるはずだと納得できないわけで
大統領に大見得きってみた手前確実にこの計算式は被害者達に受け入れられないっていうことを映画の前半で見せといて
 
個別に被害者に向き合うキートンたちのチームスタッフたちがそれぞれの遺族と向き合って行く姿を後半で描くことで
それぞれの個人の問題を解決する方向に被害者の会の教授から教わって個別に解決する話し合いの方向に持っていって
なんとか被害者の会の90%セントの賛同を得てこの補償基金プログラムは2年後に成功を見るのだった
っていうかパパブッシュから子ブッシュと大統領も代替わりしたりする中で
無償で働く人々もすごいが
このシステムはなんと9.11だけでなく、その後のアメリカ国内での無差別銃撃事件とか様々のテロ事件での被害者救済資金に機能しているようですね。
 
まぁアクション映画とちがって映像的に派手ではないし
被害者それぞれの個人的な問題がサンプル的に浮き彫りになること以外に
これって言った山場もない二時間強の作品なんですが、それなりに見応えがある作品でしたねぇ
 
前に観た日本映画の「赦し」でも日本でも被害者救済資金っていうのが給付されてることを知りましたが
っていうかそんな基金とかあることも知らないで普通にここまで何事もなく生活してこられた幸せを噛み締めることが一番ですよね
 
2019年製作、アメリカ映画
マイケル・キートン製作・出演、サラ・コランジェロ監督作品
出演:スタンリー・トゥッチ、エイミー・ライアン、テイト・ドノヴァン、タリア・バルサム、ローラ・ベナンティ、マーク・マロン
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ソフト/クワイエット

2023-09-26 23:56:06 | 洋画
最近多いんですよね前編ワンショット
つまりワンカット映画
そういうことで粗探しの意味も含めて一応見てみたんですが
これはドイヒーな映画でした、見終わったらいろんなとこで”胸糞映画“っていう褒め言葉で埋め尽くされてた作品
園胸糞の悪さはなんと6人の主婦や母親とか幼稚園教師と言ったいわゆる貧困層とまではいかないものの
いや行ってるのかもしれないが幼稚園教師の呼びかけで“アーリア人団結をめざす娘たち”の名称で集まった女たちのレイシストたちの集会
 
そこには行くまでに多分主人公の幼稚園教師をちょっとした理性的な女性みたいに表現していたけども
彼女がみんなのために作った焼いたばかりのパイがお披露目されたらパイにはハーケンクロイツの焼き目が・・・
そう労働者階級のレイシストの女が集まっていわゆる日頃感じてる己の白人至上主義の思いの丈を語り合う会だった
 
場所を貸した教会のも牧師さんも小耳にそのレイシズムを知ってすみやかに立ち退くことを要望する
その帰り2、3人で幼稚園教師の家で飲み直そうと酒を買いに開院の一人のスーパーでワインを購入しに来た
アジア系のお金持ち姉妹と公論になり
レイシストとしての貧富の差にいきどおった彼女たちは集団心理の高揚から
なんとそのアジア系のも女性宅に忍び込んで・・・
 
ここから予期せぬ事件が起きていくという顛末をワンカットのリアルタイム90 分で描いて見せた作品
なんと四日撮影していっちゃんいいのを作品としてみたようですが
ワンカットの撮影ってことでしたがなんとアジア人をふとしたはずみで死なせてしまい
死体処理人湖にステに行くシーンがナイトシーンで暗くてワンカットでの撮影かどうかも分からないところが難点でしたが
 
アメリカが抱えておりトランプ政権以降レイシズムが過激化してアメリカを二分してる状況とか
貧富の差とかを盛り込んでの問題提起な作品と見ましたが
まぁ個人的にはこう言った作品は好きです
じつに面白かったしエンディングカットが視聴者に与える投げかけがある意味救いでしたねぇ
 
ジャケットは予期せぬ出来事に出会したレイシスト二人の罵り合いのシーンのカットでしたねぇ
横にシテ見るんですね
 
2022年製作、アメリカ映画
ベス・デ・アラウージョ脚本・監督作品
出演:ステファニー・エステス、オリヴィア・ルッカルディ、エレノア・ピエンタ、ダナ・ミリキャン、メリッサ・パウロ、シシー・リー
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BAD CITY

2023-09-26 17:44:11 | 邦画
今日は新作DVD探しに新宿まで
これがいけなかったんですねぇ、見るものいっぱいあるのよねレンタルで
ゾンビもみんきゃいけんのに
さらに返却間近のライツキューブとかあるのに見つけてしまったんですね
”小沢仁志還暦記念映画“そうなんですよね、こう言ったのは日本では公開後何日後に二次使用解禁とかの決まりごとはあって
っていうことっで大概米盤の方が日本より早かったりBlu-rayで発売されてたりっちゅうことで
見たら欲しくなるでしょ後1ヶ月だって言うのにねぇ
 
さらに買ったらこれは速攻見なきゃおさまりがつかないってことで二時間近い尺の映画を帰宅即視聴と相なりましてのブログアップでござんす
いや面白かった、脚本はOZAWAさんなのね
よくできてるしキャスティングにじつに妙味がある
お久しぶりです壇蜜さん、そしていつものライツキューブでお馴染みの皆さんに
これは映画本編ですから
映画として普段のライツキューブではお目にかからないリリー・フランキーさんやかたせ梨乃さんとかTAK∴さんまでもが皆さん楽しそうで良かったし
なんと言ってもこの映画はスタントなしワイヤーなしでのアクションに
山口祥行さんは当然としても
まぁ壇蜜さんは無理として坂ノ上茜さんが果敢に挑戦されて見事に応えていたのはやはりTAK∴さんの功績だと思うよね
まぁ監督の園村健介さんもだけど相棒役の先輩刑事に三元雅芸さんもだしみなさんアクション監督できるし
いや凄かったクライマックスの100:3じゃなかった100:4だったよね浪岡さん忘れとった
モブアクションは
よくまぁ引き絵で撮ったりしてたよね
まぁアクション監督が4人もいる勘定だもんねぇ
 
オープニングのクリカラモンモン連中の風呂場での虐殺シーン
まぁこれも見事でしたが桑田昭彦さんがセリフなしただ殺されるだけでのでいわゆる貫禄出演
そうだよね弟さんの小沢和義さんと中野英雄さん永倉大輔さんとか皆さんがほとんどワンカットかツーカットでのご祝儀出演だったりする中で
山口さんが一番いい役もらっていたなぁ、後本宮さんにも一応見どころらしいカットもありましたが・・・
 
ってことで巨大な悪に挑む殺人警部が検事からの特命受けて仮釈して隠密捜査するって言うお話に裏切り者を絡めての一大アクション作品
こう言う映画を待っていたのよって言う
血沸き肉踊るアクション作品でした。
まぁ山口さんも 50すぎてるし、還暦って言ってもこんだけ動けさらにお姉ちゃんまで動けるからできた作品だったのよね
いやこれは購入して正解だったは
 
2022年製作、日本映画、「BAD CITY」製作委員会作品
OZAWA製作総指揮・脚本、園村健介アクション監督・監督作品
出演:小沢仁志、坂ノ上茜、勝矢、三元雅芸、諏訪太朗、島津健太郎、友和、桐生コウジ、浜田晃、松永有紗、許秀哲、圭叶、桑田昭彦、福田健次、中野英雄、小沢和義、永倉大輔、山口祥行、本宮泰風、波岡一喜、TAK∴、壇蜜、加藤雅也、かたせ梨乃、リリー・フランキー
 
 
 
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