MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

映画『氷室蓮司』特別メイキング番組

2024-04-11 17:32:51 | ドキュメント
いよいよ明日4月 12日映画「氷室蓮司」が劇場公開されると言うことで
日本統一シリーズをいち早くTVOAした日本映画専門チャンネルが
本11日の17時からプライムタイム終了時まで
「氷室蓮司」の15分のメイキング映像から始まって
日テレ製作の「日本統一関東編」ノーカット完全版の第一話〜第三話まで
旧オールインで製作された任侠Vシネから本宮泰風さんと山口祥行さんの共演作として「新宿狼ウルフ)」「武闘派」「修羅の掟」の三本を
 
この「映画 氷室蓮司」のメイキングを一応視聴しました
たった15分のメイキングとは言いつつも
どこか映画の宣伝っぽい作りになってるんですね
辻監督とか台湾ロケで向こうの俳優さんたちとの交流を点綴しつつ
氷室蓮司演じる本宮泰風さんをフューチャーしてる作品でした
心理的に映画館に行けないわたしですので
DVDになるまで本編は見られませんが・・・
氷室さんの息子さんも時代設定としては高校生ですし
いつ離婚されたのかシリーズでは映像化されていませんでしたが悠太の名前は田村悠人さんと甥っ子の謙太から取ったっていうのは知ってたものの
今は奥さんだった人の旧姓畑中って言う言うんですね
統一シリーズ10年にして初めて知った
シリーズが10年も続いて行く中で一貫してるように見えてるプロットも時代と共に変わってきており
この台湾編を経て物語もさらに変化して行くとかゼネラルプロデューサーさんの泰風さんもおっしゃっていましたので
今後は日本からアジアに向かって行くのかな
 
多分DVD化された時なんでしょうか15分ではない尺で
メイキング映像完全版が日本映画専門チャンネルでOAされるようです
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アルプススタンドのはしの方のうらの方

2022-02-19 02:18:06 | ドキュメント
現在日本映画専門チャンネルで、“話題作「愛なのに」「猫は逃げた」公開記念 2ヶ月連続 城定秀夫と今泉力哉”特集を組んでいて
今2月は城定監督の作品の連続上映の月
城定監督の作品はほとんど視聴しているので、特にこの企画で見る作品がないものの
城定監督の唯一っていい一般映画「アルプススタンドのはしの方」は一応見てるんですが、レンタルだったんですね
そして私自身は本編が見られればそれでいいのでメイキングはほとんど見ない人なので
 
 
ってことで、本日の深夜枠は城定監督特集のようで、エロチック作品に挟まれた形で
このメイキングがOAされたものだから
リアルタイムで鑑賞しました
一年前くらいに本編を見てましたので
ある意味新鮮に見ることができました
毎作低予算の製作で、70分くらいの作品だとリアルクランク日が1日とか二日の早撮り城定監督も、きっちり予算が組まれていたということで
6日の撮影だったようですね

 
そして球場は平塚球場を借り切って撮影されたようですね
私ははK県K市の公立高で働かせてもらっていたので
平塚球場は数回勤務高の高校野球県予選の応援に行ったことがありますが
内野席での応援だったから、あんな隅は知ってないからねぇ
まさか見知った平塚球場だったとはねぇ

 
こう言ったメイキングを見るのも他作品でも数回しかないし
大抵エロチック作品のメイキングは余禄映像目的に見ることはありますが
一般映画では稀な出来事でしたが
主要の三人のJKは商業演劇からそのまんま移行しての映画出演だったですね
 
そして個人的にお気に入りのが映画専門だけの出演者の黒木さんの地の姿が見られてよかったなぁ

もう一回本編何見たくなりました。
この機会に録画しておこうかな


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ハイヒール革命!

2018-08-27 03:03:30 | ドキュメント
今、一日1本エロチック作品の企画で「ボディファンド」シリーズのOVの雑感をブログにあげていますが
その「ボディファンド」シリーズ4本と一緒にBlu-rayに焼いて保管してあった
この「ハイヒール革命」を見ました
所謂LGBTのカミングアウトドラマの映画だと思っていました
実は違った

トランスジェンダーである主人公真境名ナツキ(本名:真境名薫)本人を通して、
映画は、ナツキへのインタビュー、彼女の母親や友人、元同級生などへのインタビューと、
ナツキのカミングアウトに至る中2の時の回想を
濱田龍臣が主人公を演じる回想ドラマの二部構成のセミドキュメンタリー映画になっているんですねぇ

濱田龍臣演じるナツキ15歳の時にどーにも体と心が一致せずに
プールの授業にはでないことから皆からキモいとある意味排除される学校生活と
登校に女子用制服を着ていきたいとの欲求が高まり
母親と校長に直談判しに行き
時代が時代であったのでJC制服での登校を許されたり
その時の様子がコレ



濱田龍臣のJC制服もう下手な現役JCも顔負けなくらいのバックシャン過ぎるだろう

まそこは一応ドラマですがこのあとは女装に顔メイクの濱田龍臣が美人過ぎて
映画の中で初めての女装に挑戦している。

またナツキ本人と濱田龍臣皹が対談する場面があるのだが、
それが彼女のカミングアウトの心理を掘り下げる役割を果たしていたような

ただナツキ本人の一方的な主観ですから中学の校長以外の教員があまりにも無理解な人物に描かれていましたが
実際日本人の精神ってムラ社会の意識がDNAとして受け継がれて来てますから
異質なモノは排除すると言う意識が無意識に働くのも事実でして
こういったカミングアウトされた場合学校職員全体が共通共有の認識で動いてるはずですので無理解な言動に見えるのは本人にとっては仕方ないかと思いますが、

私自身もナツキさんとは逆の生物学的と戸籍上は♀の子がトランスジェンダーで在学中にカミングアウトして学ランで登校をさせた時にも教職員全体の問題として何回か彼女じゃないか、
彼のことだけで会議を何回も開いた記憶が甦ってきた
教員側は理解していてもそれを生徒にどう排除ではない方向に向かわせるかが実に難しいんですよね、本当は全員の共通問題なんですが担任が一番大変だったようで・・・

ヒロインは今は逆のトランスジェンダーの彼(♀)と実質夫婦生活を送って幸せに暮らしてるようですが
やっぱ一番に彼を女だといち早く理解してくれた実母の存在が大きかったようですね

ハイヒールを履いて歩かせてるロケ地が何故に秋葉だったのか、それだけが理解できてません

2016年製作、日本映画、新日本映画社作品
古波津陽監督作品
出演:真境名ナツキ、濱田龍臣、秋月三佳、小宮有紗、中田裕一、藤田朋子、西尾まり
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時代劇は死なず ちゃんばら美学考

2018-03-30 23:50:25 | ドキュメント
映画でもテレビで時代劇が、殆ど壊滅状態なんですが
映画製作に予算が避けないために
映画会社つまりスタジオ持ってるところが本編製作しなくなり
スタジオレンタルとかでの不動産屋、自社小屋での映画配給と言うリスクを負わないのも要因ですし
観客側も時代劇は所作だとか変にこだわりをみせて来るために
それに耐える役者もいないと言う悪循環なんですよね

そんな風潮の中、東映の中島貞夫監督が時代劇に関する1本のドキュメンタリー映画を撮りました・・・
これは見たいと思っていた一本
CSの東映チャンネルで昨晩OAされたものをリアルタイム視聴

「太秦ライムライト」の製作の監修に立ち会っておられた中島監督が
この撮影と並行して企画撮影された作品ですかねぇ
この「太秦ライムライト」で映画デビューした山本千尋に
時代劇と言うよりは日本映画の発祥とその経過を説き聞かせていく形で、
京都における映画の歴史を紹介していく形式で話はすすみます

実は中島監督、マキノ雅弘監督の助監として映画を学んで来たのですねぇ
殆どヤクザものとか実録路線ばっかの作品しかし
撮ってないから、時代劇から監督術を学んで来てたとは知らなかった

一わたり映画史の講義がおわると
長年時代劇に関わってきたスタッフや殺陣師、斬られ役、
映画評論家などのインタビューを交えながら、
なぜ時代劇がすたれていったのかを解明していきます

そもそもちゃんばらとは、斬るか斬られるかという緊迫の中から
日本独自の死生観を表わす表現手法であり
戦後の一時期その死生感に危惧した占領軍によってちゃんばら禁止され
それが解禁になって華やかな殺陣や勧善懲悪の要素が大いに加味されたことで
映画から”死”の要素が薄れ娯楽の王道に・・・

TVの普及とともに時代劇がTVに移行して量産されることで
映画の時代劇が廃れていくに従い、
その映画としての時代劇の伝統が継承できなくなっていく危機にも陥っていき、
かつ製作が東京に移っていくにつれ斬られ役者も関東の人間になり
松方弘樹が久々に出演した「十三人の刺客」は関東の役者で作られ
斬られ役の芝居と姿勢が全然できてなくて撮影が大変だったことを明かしています

と言うことで松方御大はこの映画が遺作になるのかな
父親のお話もされていました
時代劇スターの第一人者が近衛十四朗さんなのね

ちゃんばらにおいて、重要なのは斬られ役がいかにうまく主人公らに斬られるか、
その間合いや呼吸と言うことで、やはり経験をつないとうまく斬られないし
主役もたてられないと言うことなのです。

その斬られ方、斬り方とは、間合いと言うか斬るがわのためとは・・・何か?
中島監督が東映剣友会の役者と山本千尋で実践映像をつくって
映画は終わる

2017年製作、日本映画、吉本興業作品
中島貞夫監督作品
出演:山本千尋、松方弘樹、木村彰吾、福本清三、東映剣会
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