MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

バーニング 劇場版

2019-08-31 23:47:15 | 韓国映画
月末のオールイン作品で5本のセットにするのは無理があって
後一本何にするか・・・ってときに
実は村上春樹原作の映画っていうのはわかってはいたので遠慮していたものの
魔が差したのでしょうかちょっと手に取ったら
スティーヴン・ユァンの名前を見つけて、ジャケットにも向かって右端に鎮座ましましていたんで
セットに組み込んだのはいいものの、なんですかこの映画148分の長尺です
いくら「ウォーキング・デッド」のグレンが、本国の映画に出演していたなんてねぇ

村上春樹作品はご多分に漏れずミーちゃんハーちゃんな私ですから、時流に後遅れないように二、三冊くらい有名どころはかじってはおりますが
あんまり私の肌には合わないとそそくさと撤退しておりますので
この韓国映画の原作である『納屋を焼く』と言う短編は全く知りませんが

なんだろう実に静かに淡々と2時間30分紡がれていく映画に
でしたが、ラストのクライマックスまでは、あまりにも淡々と紡がれてるんだけど
なんだろうなぁ監督の力量なんだろうか
普通なら、この淡々さに眠気を誘われるのが常なんですが
全然眠くならずに最後まで見いってしまいました(汗

主人公の青年は兵役も済ませ、大学をも卒業してるものの、出身学部が文学部ってことで
満足に就職もできずに、その日暮らしのアルバイト生活
ある日田舎の幼馴染みの女と出合い、彼女もアルバイトでかつかつに生活している
そんな彼女がアフリカにいくから留守中に猫の面倒をみてくれと頼まれ
その場で体の関係を結ぶ

ふるさとで父親が暴力事件を起こし、実家を管理するために帰郷するんですが
頼まれてた猫の餌やりは怠らないものの餌や水は減ってるようですが猫は一切出てこない
アフリカから帰国した彼女はおない年くらいでポルシェにに乗るような富裕層の青年をつれてきて
ここから奇妙な三角関係が・・・っても濡れ場は用意されてません
この富裕層の青年にスティーヴン・ユァン
どこから見てもお金持ちに見えます

そんなある日彼女がお金持ちをつれて彼の実家にやって来て大麻など吸います
韓国も大麻は半在のようですね
って言うかこの三人が現在の韓国を象徴してるようなステレオタイプでして
決して相容れない人種が奇妙な連体していく姿の中での

お金持ちは趣味としてビニールハウスを焼くと言う
ここでも焼くと言うから、毎日気にしているが一向に焼かれた形跡がないんですね
って言うかそんな中で急に彼女と連絡がとれなくなり・・・
ビニールハウスってのは比喩ですね

彼はお金持ちを徹底的にマークして・・・
後半はややもするとミステリー調の展開になっていくようですが
結局は何の解決もないままに
なんと彼はお金持ちを、ビニールハウスにしてしまう・・・

結局はなんだったんだ、現代韓国が抱えてる格差社会の一断片を比喩で仮託した作品だったのか
村上春樹の小説に込められたテーマはわかりませんが
韓国人が抱えてるテーマに置き換えた作品なんだろうな

これって60分程度カットしてNHKがOAしたものを
全尺版を”劇場版”として劇場公開したんですね

2018年製作、韓国映画(劇場公開作品)
イ・チャンドン監督作品
出演:ユ・アイン、スティーヴン・ユァン、チョン・ジョンソ
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極王3

2019-08-30 23:55:12 | Vシネマ
このブログでの月末恒例のオールインエンターテインメント作品祭りです

まずは松田一三さんが企画されて、オフィスMH制作で松田一三、小沢仁志、小沢和義兄弟で
作られてるコテコテのヤクザアクションシリーズの第三弾でおまます

三代目阪田組組長黒木辰一の婚外の実子である
松田一三は実の親から疎まれて黒木を乗り越えようと
坂田組の幹部である若宮の若頭として頭角を表してきたものの
敵対組織であった丹羽が黒木を頼り、その傘下に潜り込み
悪知恵とその経済力で坂田組の中での力を蓄えてきて
坂田組の若頭の川路と張あえる勢力に成長してきた
って所までが「極王2」でしたが・・・

さてさて今回はなんと団時朗演じる黒木親分がなんと三代目の引退を表明したために
坂田組の跡目を狙っていた下元史郎演じる丹羽に好機が・・・
なんと坂田組の若頭川路演じる小沢仁志との跡目あらそいの様相を見せるのか
って思ったらあっさりと黒木親分は四代目に丹羽を指名しちゃうのね

己に有利にと丹羽の懐刀である吉田祐健が、銭と悪巧みで半数以上を味方につけていく様は実に圧巻です
吉田祐健はまるで水を得た魚のようにいききと演じていて
今回は彼のために作られた作品と言っても過言ではなかった

若頭の川路幸弘、若宮新次と神崎たちも丹羽を四代目として担ぐによしとせず
川路、若宮、神崎たちは四代目との縁はもたぬと
四代目襲名前に三代目と逆縁の盃を・・・
さぁ四代目と心機一転別組織を立ち上げた三人と間の先に待ち受けるものは・・・
ってとこでto be continuedです

このシリーズはコテコテのヤクザアクションでそれなりに個人的には好きな作品ですが
どこまでシリーズとして続いていくのかしら

2019年製作、日本Vシネマ、「極王」製作委員会作品
港雄二監督作品
出演:松田一三、小沢和義、武田幸三、西守正樹、友和、永倉大輔、野口雅弘、舘昌美、江原シュウ、江口ナオ、吉田祐健、山根明、村田雄浩、石山雄大、下元史朗、団時朗、小沢仁志
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アンノウン・ボディーズ

2019-08-29 22:37:45 | 洋画
ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行の<未体験ゾーンの映画たち2019>にて上映された1本です
『ドラゴンタトゥー』でお馴染みの北欧ミステリーの作品だと思ってましたがベルギー映画だったのね
したがって北欧ミステリーとは多少色合いの違うのは仕方ないんでしょうが
原作はそれなりに読まれてる警察ミステリーみたいですね
ヨーロッパは国境が地続きですし、EUとしては国境線が無いにも等しいのでオランダ(この国は北欧に組み込まれてるようですが)からプロファイル専門の刑事を招請して捜査したりするんですね

全裸の女性の首なし死体が見つかり
周辺捜査で警察犬を導入させたら他に地中に埋められた全裸首なし女性の死体がさらに5体も出てくる
それはいいのですが首なし女性の死体は多分に造形でしょ
造形の股間に暈しかけてどうするんだい
一応は人体としてヒロインの精神科医の裸には暈し入れてるのも個人的には気に入りませんが
これは許すとしても人体破壊造形にモザイクかけるなんて
これも日本お得意の忖度なんでしょうか

全裸首なし女性6人の遺体が発見された、死体は身元と死因がわからぬように血液は抜かれ、指紋も溶かされていたのです
その捜査中、また死体発見の報に現場に赴いたはみ出し刑事フレディは
死体ではなくて半裸の記憶喪失した赤い髪の女性リナを発見する
彼女は著名な精神科医だったのだが、どうしてこうなったか彼女は断片しか覚えておらず
一体今回の事件と彼女との関係は・・・

はみ出し刑事フレディと、彼の上司エリック、外国から読んだプロファイラーと
とっっかかりのない事件の捜査をすすめていくなかで
ドイツから転居してきた11人をピックアップした中で
アメリカ人の軍人
バイオレンスゲームの開発者
そしてフレディと男女の仲になってしまったリナの患者の精神病の男と

3人をピックアップするものの、アメリカ人は不倫を隠していただけ
ゲーム開発者は一応は犯行を告白仕手の自殺でしたが
化学捜査の結果自殺に見せかけた他殺とわかり
最終的には精神異常の男が残り
なんと逮捕に向かった刑事と街中で激しい撃ち合いになり、市民に犠牲者多数出ちゃうものの
彼を射殺してめでたしめでたしとならなかった・・・

途中で真犯人は読めるんですが
この映画一応は因果応報の結末を持ってきてるんですが
結局は真犯人が何故に6人をも殺し、首を斬ったのかって言う動機が語られないで終わってるんですね
そういう意味ではなんだか不満の残る作品でしたね

2017年製作、ベルギー映画
ヤン・フェルヘイエン監督作品
出演:ケーン・デ・ボーウ、ヴェルナー・デ・スメット、マルセル・ヘンセマ、ソフィー・ホーフラック、グレッグ・ティマーマンズ、ユルゲン・デルナート、ヘンドリク・アーツ、イクラム・アウラド
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ビリーブ 未来への大逆転

2019-08-28 23:46:20 | 洋画
ちょっとジャケットを見て、何の映画かわかんないんですが
フェリシティ・ジョーンズが目立っていたのと
TSUTAYAさんではポップで梗概が置かれてて
それによると"性差別がまだ色濃かった時代に、100%負けるといわれた男女平等裁判に挑んだ一人の女性弁護士の実話に基づいたお話"
ってあったので、何となく今まで見てきていた黒人のNASAでの地位向上を果たした「ドリーム」や、アメリカでの銃規制問題に一人挑んだ女性アナリストの活躍を事実をもとにサスペンスフルに描いた「女神の見えざる手」みたいな作品と同じジャンルになるんだってことでレンタルしてきたのですが

現在85歳で合衆国最高裁判所女性判事ルース・ベイダー・ギンズバーグの最初の法廷闘争を描いた伝記ドラマだったんですが、
映画としては私個人的には実に盛り上がらない作品だったんですが
なんとか2時間見てはいられたのはフェリシティ・ジョーンズの演技もあったのでしょうが
ハイティーンの娘を演じていたケイリー・スピーニーがいたからなのかも・・・

それにしてもいかに認識が甘いと言うか、無知と言うか70年代まで、かの自由で民主主義の象徴であるアメリカでは
女性が職に就くのが難しく、自分の名前でクレジットカードさえ作れなく、実際には男社会であり、時代が女性に求めていたのは良妻賢母みたいな家庭に籠って家を守り、夫やこどもの母親としての女性だったとはねぇ

アメリカの人種差別は黒人に対してだけだと思っていましたが
社会に出て働く女性も秘書であり仕事はタイピングなど男性へのサポート校でしかなかったようで
オープニングヒロインんkルース・ギンズバーグがスーツの男性のなかに混じってハーバードの法科大学院の入学式に臨むもののなんと♂500に対して♀9って言う比率
さらに授業でも差別されたり、今でいうところのセクハラ、パワハラなんぞは日常茶飯事
そんな世界で夫のガンにより、ハーバードでは二人分の授業に出て首席で卒業するものの

法律事務所はどこも女性というだけで受け入れてくれず
仕方なく法科大学の先生に・・・
いや70年代ったら半世紀くらい前ですよ、アメリカは男女平等の理想的な国家だと思ってましたが
無知ほど恐ろしいものはないんですね

そんな男社会のなかで、女性にはある介護のための税控除が
実は独身男性には適用されないことから
男性に対する差別イコール女性に対する差別だっていうわけで
性差別を対象に実践経験んkないヒロインが性差別の裁判に夫とともに挑んでいくんですが

こういった伝記物では結末は見え見えなワケでしょ
したがってクライマックスではっていうのが見所なワケですが
最終的な彼女の弁論にあんまり緊張もなくて
っていうところでそんな面白くなかったって言う感想だったんですが
いくら伝記物とは言え、そこは映画ですからもっと何かの脚色くらい加味しても良かったんじゃないかなぁ

最後に登場してきたおばあさまがモノホンのルース・ギンズバーク85歳なのね
嘘か本当かは知りませんがトランプさんが一番煙たい存在のお方だそうです

2018年製作、アメリカ映画
ミミ・レダー監督作品
出演:フェリシティ・ジョーンズ、アーミー・ハマー、ジャスティン・セロー、ジャック・レイナー、ケイリー・スピーニー、サム・ウォーターストン、キャシー・ベイツ、スティーヴン・ルート、ロナルド・ガットマン、クリス・マルケイ、ゲイリー・ワーンツ
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赤い手錠 死刑囚サオリ

2019-08-28 20:37:21 | OV
一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日の1本は、何かの中古エロチックOVだか何かのトレーラーで
ちら見した途端にどこか梶芽衣子さんの「さそり」シリーズっぽい映像を見たような気がして、
未見の山のどこかにこのタイトル、実は東映さんのカルト映画になってる杉本美樹さんの「0課の女 赤い手錠(ワッパ)」あったような記憶があったので
一日中雨で涼しいのもあって探したら出てきました
如月カレンさん主演の「赤い手錠 死刑囚サオリ」

なんと監督は友松直之さんだったのね
先にも書いたようにこのエロチックOVのタイトルは東映の「0課の女」だが、
シノップスの前半は完全に「女囚さそり」のオマージュ作品
「さそり」シリーズの色んなネタ
帽子に黒マントのヒロイン
刑事の目を突き潰すは、ワッパかけられた刑事の腕を切り落としぶら下げて宿の街中を走って逃げる
もう「女囚さそり」第一作の渡辺文雄と、「女囚さそり けもの部屋」での刑事成田三樹夫を一応はこの作品では中野剛演じる刑事一人に見事に仮託させていましたね
そんなオマージュ映像を臆面もなくぶち込んでこられたのは
視覚的音声的に表現された友松直之監督なのか、脚本の大河原ちさとさんなのか
もう「恨み節」クリソツな主題歌音楽までをもパクりと言うか、「さそり」をリスペクトしすぎ
「0課の女」はタイトルのみですか、せめて手錠を赤くペンキ塗りしていたら面白かったかなぁ

シュールなヒロインに回想シーンはなどは本家「さそり」を友松直之風に
書き割りセットの中で、大衆演劇みたいな舞台設定の演出にしており彼の才能に感服
よくまぁこのような低予算のエロOVとはいえ、スタジオを借りられたようですね
かなり力が入ってますし

ヒロインに如月カレンさんも「さそり」同様目力を主体にして極力台詞を少なくさぇてるのも
この作品を成功させてるような・・・

サオリって"サソリ"に通じるし、劇中のリフレインでの"サオリー"って言う連呼は完璧”サソリ”に聞こえるし
サソリの本名は”松島ナミ”だし
このヒロインの由加役名も"松村沙織"っていうことだったんですね

このサオリは個人的な理由で逃げてるわけで
最終的には劇中の要因でなんと最期を迎えてしまうんですね

2004年製作、日本OVZ、ジャンクフィルム作品
友松直之監督作品
出演:如月カレン、早坂みずえ、あんずさき、中野剛、永友イサム、中務一友、藤田浩
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実説 極妻任狂道 極妻一代 縄張り争い篇

2019-08-27 22:32:19 | Vシネマ
一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日の1本は中古屋さんの任侠コーナーで購入したDVDですし
発売元はオールインの前身ミュージアム作品ですがこれはもう"極妻"ドラマではなくて
完全にエロチッOV作品ですのでエロチック作品に当該する作品です

主演のヒロインのお姉ちゃん由加はズベ公で、犯罪を見逃して貰う条件で
警視庁の刑事からの依頼で歌舞伎町の高級クラブにホステスとして潜入する
この高級クラブ、裏ではホステスと客との間で別室でスカトロの性サービスが行われているだけでなく
ママさんはチャイニーズマフィアと結託してシャブを扱っているのであるが
実質このクラブを牛耳ってるのはママの旦那であるヤクザ組織極性会の幹部辻である

由加は新人ということで性的スカトロ接待やらに未だに参加させてもらえないもののなんとか辻に肉体的に近づく事に成功するものの
辻になんと身元と言うか潜入捜査ではと見破られるものの
己の肉体をフルに活用して、なんと辻の心までをもつかんでしまうのだった

ヒロインの由加を演じるのはAV女優の倉科さやかさん
2010年の作品ですが、私個人的にはお初のお方ですし、もう一人脱ぎ専のこれまたAV女優の椿さりなさんも初見
男優陣は辻に木内あきらさん、由加の連絡役刑事の野村貴浩とかヨーク見てる方々
女優さんに演技力の拙さを補ってあまりある演技力ですよね
このお二人に加えて天川真澄さんの関西弁が冴えに冴えていたようですが
そして辻のかみさんではあるものの、辻を利用してクラブを利用してシャブで儲けることしか考えない人物でして
標題の"極妻"にはあたらないんですよね

そこで黒幕である上海系チャイニーズマフィア珍明班(ちんめおぱん)をあぶり出した由加と辻ですが
意外な人物が黒幕って途中でちゃんと読ませてくれる演出が・・・

ってことで、なんと由加はママの後釜に座り名実ともに"極妻"となり
クラブのママにも・・・
見てる間は一応はエロチックシーンもあるので退屈凌ぎになりますが

実際には「実説 極妻任狂道 極妻一代」ってシリーズなんですね
この「実説 極妻任狂道 極妻一代 縄張り争い篇」は三作目の作品だったのね

2010年製作、日本Vシネマ、CSP作品
小渕アキラ監督作品
しゅつ倉科さやか椿さりな天川真澄木内あきら
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サムライマラソン

2019-08-27 20:01:10 | 邦画
殆どの人は知らないだろうな
勝新さんがまだ白塗りの美青年を演じておられた、昭和30年ごろに「まらそん侍」なる映画が作られていたのを・・・
こちらは大映のプログラムピクチャーの一本で
お姫様の婿さんに、って言うことで一位をとろうと走るお侍さんのお話しと言うことですが、
なんだろう未だに一度もパッケージ化されてないんですね
角川さんはフィルムジャンクしちゃったんだろうか?

この「サムライマラソン」の露払いとして、CS辺りで公開前にOAしてくれんかという期待も虚しかったんですが・・・
さてさてこの「サムライマラソン」ですが、映画の情報を殆ど入れてないので
勝手にずーっと小栗旬主演作だとばっか思ってまして
TSUTAYA限定レンタルってことで購入して見ることになってしまいましたが
Blu-rayの円盤をプレイヤーにかけて映像が出てくるまで小栗旬だと思ってまして
いきなり安中藩に”草”として潜り込んでる佐藤健を見て
いやよかった佐藤健主演で・・・個人的には小栗旬ってあんま好きな役者やないもんで

実際にこの時代”遠足(とおあし)”と言うマラソン大会が行われたかどうかは二の次でして
最近の時代劇はなんだろう歴史的な表面ではなく、参勤交代とか、お国替とか史実の裏側の
おもろいお話を、描く時代劇が多く作られてて
ってこの映画もそんな一本ということで
なんとこれら作品は、みんな土橋章宏さんの映画だったのね
ひとつ違うのはこの作品は土橋章宏原作で、なんと脚本も監督もナゼかすべて外国人なのよね
外人さんが作ったお侍さんの映画ってことですか

見終わって調べると結構評判が悪いのは外人さんが作ってるからなのか
結構酷評ですが、私個人的にはかなり愉しく見てられました
外人さんが監督なのに、もう竹中直人さんはやりたい放題でした
この人の真骨頂はやっぱアドリブにつきるんですが、そこが外人監督との波長があったりして
一番いい演技に昇華されていったんですかね

佐藤健は"草"としての役目で"遠足"を謀反と誤報の報告をしたために
幕府は幕末で徳川の足元が揺らいでるのに、安中藩を潰すために隠密の暗殺隊を送り込み
佐藤健以外にさらに彼も知らされていない"草"にも別動の指示を出してるんですね
そうなんですか、まさか別の"草"の正体が、あの人とは
佐藤健とは時代劇が4本目の共演のあのお方だったとはねぇ

私はこういった時代劇とか、反社の世界を描いた作品くらいしか日本映画は見ないんですが
したがってお姫様の小松菜奈さんはスクリーンではお初になるんですが
結構私の女優さんDDの琴線に触れまくってましたし
アクションもこなせるようですねぇ、泥まみれでもお美しい

嫌な役所の森山未來クンでしたが、実はいい人だったし
"遠足"に二本差しは邪魔だろうって思ったものの
"行きはマラソン、帰りは戦さ"の惹句にならんしね、刀ないとねぇ
ある意味殺陣では過剰なくらい血糊使ってくれてたし、切り株があったりと
GJな映画でしたね

2018年製作、日本映画、
バーナード・ローズ脚本・監督作品
出演:佐藤健、小松菜奈、森山未來、染谷将太、青木崇高、木幡竜、小関裕太、竹中直人、筒井真理子、門脇麦、豊川悦司、長谷川博己
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ハンターキラー 潜航せよ

2019-08-26 21:23:08 | 洋画
映画の情報を殆ど入れないので、この作品はロシアの原子力潜水艦とアメリカの原潜との
海中戦のお話しと思ってましたが
そうですねぇオープニングは確かに私が思い描いてるような
ロシア原潜を追尾してる米原潜が、ロシア艦が爆発し
それに呼応するかのように米原潜がミサイルで攻撃されて撃沈してしまう

再び米国vsロシアの潜水艦アクション大作と思ってたけど、
これは掘り出し物と言うか、実に面白い映画だった
そこはワイスピの製作陣、陸に、空に、海中にともうてに汗握るハラハラドキドキな戦争映画でした
って言うかちゃんとした原作があるんですね

沈没原潜の状況と生存者救出に新人艦長の原潜がロシア海域に・・・
海中ですから目となるのは音だけが頼りの潜水艦映画って普通に面白い作品が多いですが
私個人的には心理的に閉鎖空間は丸っきりあきませんが
この映画は対潜水艦同士の戦いではなくて

ロシアの国防大臣がクーデターを起こし、露大統領を人質にとり世界戦争を仕掛けたんですねそしてアメリカが潜水艦とネイビーシールズとの海と陸から
ロシア大統領を救出しクーデターを阻止しようとする荒唐無稽なお話しとなっており
狭い閉鎖空間の潜水艦の中での音をたよりの作品ではなく

潜水艦特有の音を頼りでの戦闘と空から落下して陸上での大統領救出命令の特殊部隊の戦いが実にテンポ良く描かれていて2時間の長尺が苦にならなかった

アメリカの原潜は全滅させられていましたが、ロシア原潜の艦長は生きており
艦長同士の無言の信頼感がカッコよすぎですし、
ロシア艦長を信頼して動いたロシア駆逐艦の水平たちのまさksの行動はできすぎって言うか
映画のお約束ですけども

各々が国の為に国境とか敵味方の境界を離れて、各自がプライドをかけて己の仕事を全うする姿をシールズの新人クンが具現化してくれているのもいいよね
こういった映画に関しては感動を一応は求めて作ってるんですが
アメリカ映画だからでしょうか娯楽映画に徹してるだけでプロパガンダになってないのが潔い

2018年製作、アメリカ・イギリス合作映画
ドノヴァン・マーシュ監督作品
出演:ジェラルド・バトラー、ゲイリー・オールドマン、コモン、リンダ・カーデリーニ、ミカエル・ニクヴィスト、トビー・スティーヴンス
コメント (2)
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グラグラ

2019-08-26 20:03:23 | 邦画
一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日の1本は昨日に鑑賞したキングレコード発信の新映画レーベル”KING RECORDS presents Erotica Queen”第一シリーズの第三弾「焦燥」に引き続いての第二弾
Gカップのグラドルってもヘアヌード写真集を出版されてる永岡怜子さん映画初主演の映画

ヒロインのキャラクターが実は永岡怜子と同調する中堅グラビアアイドル
そこはGカップを生かしてのオッパイグラグラを撮ろうって
海岸をビキニで走らされます
ってことで永岡怜子のオッパイグラグラな映画と言うわけではなくて

なんとヒロインはこんな着エロのグラドルではあるものの年齢はもうじき三十路だし
人と向き合えない性格からなんと未だに処女と言う設定
そんなはるかにマネージャーから”ボチボチ乳首を出して見ないか?”
っていうことでエロチック映画の主演でラブシーンを演じてみないかと誘われるものの

処女と言うことで濡れ場への自信が揺らいでる
そんな心理がグラグラと揺れる様を描く79分
ストーカー気味のヲタクファンに路上で襲われたときに
中年男の田畑に助けられ、はるかと田畑は次第にうちとけあうのだったが・・・

永岡怜子とこの物語のヒロインとがオーバーラップさせてるのは監督の意図的なキャスティングなんでしょうが
映画後半では中年おっさんの田畑さんに処女喪失してもらう場面がケレンとmなってるんですが
エロをメインからわざと外して処女と中年おっさんとのある意味ラブコ感を強くしてるのは
この"Erotica Queen"シリーズのターゲットを女性観客においてるのもわかるんですが・・・こっちが望むのはヘアヌード写真集を出してる永岡怜子さんにしては物足りないと思っていたら
エンドクレジットには、こっちが勝手に思いこんでた通りのシーンが・・・
ってことでオープニングのビキニで走るシーンと、全裸で走るシーンとがシンメトリーになってるんですね

2019年製作、日本映画、キングレコード作品
高原秀和脚本・監督作品
出演:永岡怜子、江澤翠、柴田明良、本橋由香、木庭博光、古井栄一、湯江タケユキ
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ギフテッド 新世代X-MEN誕生 シーズン2

2019-08-25 21:39:08 | 海外ドラマ
月末はオールイン作品と海ドラマで、次月の新作リリースまで繋ぐのですが
何となく下旬に数本新作リリースがあったりして、
このマーベルコミックの「XーMEN」誕生秘話的な作品をブライアン・シンガーがTVドラマ化しての第2シーズン
6月だかのリリースでしたが、ようやっと全16話、679分を今回は4日かけての完走です

って言うか、ある意味主役と言っていいストラッカー一家の長女でX因子を持つ長女ローレンを演じてるナタリー・アリー・リンド目的での鑑賞でして
この女優さんお顔も美形で濃いし、なんと小柄なんですが実におっぱいがデカい
個人的にはちっパイ好きですが、このお方みてるだけでお顔とおっぱいに引き込まれていくんです
って着衣でしかみられませんが、実に容姿が素敵で見始めたのですが
どうやらこのシーズン2で打ちきりのようですね

このストラッカー一家が家族ぐるみで関わるX-MENの精神を受け継ぐ、人間と共存していきたいグループと
前シーズンのラストで因縁のミュータントだけのコミュニティを作ると言う
インナーサークルにストラッカーのアンディとポラリスを持っていかれてしまい
現在では同じミュータント同士で敵対視しており

さらに人間の過激的な自警集団ピュリファイヤーズがじわじわとミュータントを追い詰めていき
人間の過激派とミュータントの二つの組織との三つ巴の攻防戦がメインで16のエピソードが紡がれていく訳ですが
そこにモーロックス率いる地下に棲息するミュータントも加わってくるし
インナーサークルの企みも露見して
なんとおしまいの方ではあっけなくアンディとポラリスもインナーサークルを裏切って
地下ミュータント組織に返り咲き
インナーサークルとさぁ戦いと言うところでシーズン2は終わります。

そうそう忘れちゃいけないストラッカー家のお父さんも結局はX因子が発露して来るんですね
ってことで続きが見たい気分になるもののネットで調べると
このシーズン2で打ちきりとか・・・
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