わすれな草

日々心にとめたことをを31音の短歌で表してみたいと思います。一生に一度しかない今日の私を忘れないために・・・

ハロウィンの夜

2017-11-01 21:49:19 | Weblog

  

      遠き日の同僚ふたり訪ひくれて心温もるハロウィンの夜

      半世紀経て再会の三人はホテルの部屋に話の尽きず

      われよりも十と十四歳上の二人の優しさ心に沁みる

 アメリカの民間行事として定着しているハロウィン祭りですが、日本にも定着しつつあって、遠き日の同僚と半世紀ぶりに再会したホテルの玄関やロビーにはかぼちゃの飾り付けがしてありました。同僚と言うのは86歳と90歳の方で、私が若い頃2年間だけ一緒に勤務した僻地の小学校の先生で、二人とも地元の方です。私の投稿した新聞記事を読み、高齢にもかかわらずわざわざ遠くから岡山の街まで出かけて来てくださったのです。いつまでも変わらないお二人の優しさに感動し、心温もるハロウィンの夜となりました。

 

 

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