相鉄線で電車が走行中、突如乗客の一人が痙攣して嘔吐する事態が発生。目の前にいた女性が「誰か非常通報ボタンを押して」と呼びかけるも誰も反応せず。周囲の大人の無関心さを冷たく感じながら、女子高生が非常通報ボタンを押した。すると女子高生が席に戻る際に「ガキが押すな」と罵声を浴びせられたとのこと。
テレビの報道では、女子高校生はあまりの情けなさに泣いたという。
無関心を装った大人たちにしてみれば「事なかれ主義」と「誰かがやるだろう」とか「遅刻は嫌だ」とか身勝手な理由で協力しなかったのだろう。
特に女子高校生が非常通報ボタンを押したものだから、「悪態をついてもいい」と判断したものと思われる。体格のいい男性が同じ行為をしても、特段異議は出なかったはずだ。
「料簡の狭い下品な大人」いわゆる「くそ」はどこにでもいる。優秀な学校にも有名な会社にも、「くそ」は一定量存在する。
文科省の元事務次官さえも「面従腹背」などと寝言を言ったり、次期事務次官と目されていた職員も女性記者に「おっぱい触ってもいい?」と「伺い」を立てたり、裁判官や高校教師も盗撮をやったり「くそっぷり」には枚挙にいとまがない。世の中に「絶対」などというものは存在しない。
先ほどの女子高校生も、大人になる過程で一定量の「くそ」の存在を認識したほうがいい。これが世の中なのだから……。
また、世の中には「立派なもの・崇高なもの」もたくさんあるのだ。そういう認識と度量も大人になるためには必要なのだ。
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