光画繚乱

映画と写真、どちらも「光」が関わるので、そしてそれが「錯綜し合う」ということから、ブログタイトルを光画繚乱としました。

チャイナリスク (1)

2020-03-22 19:55:21 | 私見偏在

 ネットの記事から。
 上海からイタリアに向け四川省の大学と中国赤十字の専門家チームが出発した。感染の急拡大で医療崩壊も起きているイタリアを支援するためだ。
 イタリアはG7で唯一中国の巨大経済圏構想の一帯一路に参加し中国との交流が拡大していて、それが感染拡大の一因ともみられる。
中国のネット上には「中国は世界の救世主だ」と自信に満ちた声があがる。
 「中国が全力で感染対策している時に他国は批判ばかりしていた。私達は正しいと証明した。彼らは今後、自らの無知の犠牲を払う」
「中国人の99%がしたように何日も外出しなければあなたたちも勝利できる」とか「世界は私達から学ぶべき」などの声もある。
 また、WHOが「感染の中心はヨーロッパに移った」と表明したこともあり、中国は“世界を救う中国”のイメージ形成に向けて、支援を拡大していきそうだ、とある。そして、中国は、国内の感染との戦いに勝利し、国際社会に貢献する大国として振る舞い始めている。中国メディアによると、習氏は国連のグテーレス事務総長と電話会談し「中国は世界各国と経験を共有し、感染国に援助し、国連やWHOの行動を支持する。すでにWHOには2000万ドルの援助を申し出た」と伝えた。グテーレス氏は「国連は、中国の困難の中にある国への援助に感謝し、今後も様々な領域で協力していきたい。中国には今後も世界でリーダーシップを発揮してほしい」と伝えたという。
これらは日本では「盗人猛々しい」という。火元の中国が放火したのか失火なのかの検証する前に、WHOという消防署の署長グテーレス氏は世界への延焼を食い止めるよりも火元の中国を称賛し始めたことになる。(続く)

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