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四日市&養老&名古屋の旅2020【四日市・楠温泉他】

2020-07-23 | 四日市&養老&名古屋の旅2020

先日、友人たちと久々に1泊旅。
四日市、養老、名古屋と、老舗の旅館や料亭建築などを堪能してきた。
四日市でどこか見学場所を探していた時に見つけた、まちかど博物館で紹介されていた楠温泉。
尋ねてみると、見学させて頂けるということになり、やってきた。



親切なご主人が時間外い開けて下さり、玄関からタイルに迎えられる。


昭和8年創業の楠温泉。
内部はほぼ当時のままだそうで、こちらの組格子の欄間は
珍しいものだそう。



照明のシーリング装飾も当時のままだそうで、ご主人が男湯は青、
女湯は赤に塗られたそう。


白いタイル貼りの洗面台。


シンクには紺色の丸タイルが敷き詰められている。
女湯は赤の丸タイルだった。


扉の周りのモザイクタイル。


そして浴室へ。





この花のタイルが可愛い~!


床の少し大きめヘキサゴンタイルともぴったり。


浴槽の真ん中には壺を担いだビーナス像。


この水栓柱のコーナー部分を丸く覆うモザイクタイルにも萌える~


ライオンの吐水口も




奥の壁面を覆うタイルもモダン。


こんなタイルも。


女湯の脱衣所にあった藤製のベビーベッド。
ご主人にはじっくり見学させていただき、
更にはもう閉店された四日市温泉にも見学できるか聞いてあげようか?と、
電話までかけて頂いたが、閉店されてるので、やはり無理とのことだった。


ランチ時間までもう少し時間があったので、近くの酒蔵の外観見学へ。



創業170年の宮崎本店。
黒壁に覆われた貯蔵庫や倉庫は昭和初期に建てられたもの。





かつては町内に30以上の蔵があったそうだが、現在はこちらの宮崎本店が全て引き受けられ、8000坪になる大きな蔵になったそう。


洋館の本店事務所もあった。


2階部分はタイル貼りで、妻壁上部には、遠目で見ると雄牛のようなレリーフが。



事務所後方には本宅の立派な和風建築もあった。


近くの建物のファサードに貼られてたいい感じの大判タイル。

コメント
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