山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

10 YKK(エコプロダクツ2014)

2015-01-06 00:17:14 | 産業・技術
YKKは、2012年に見学して面白かったところです。昨年は時間が足りず行きそびれてしまいました。今年は、また違ったものが展示されていました。

≪衣類のファスナー・留め具など≫




カラフルで、とても大きな樹脂のファスナーで、目を引きます。



樹脂カラビナの留め具 ダッフルコートの留め具みたいで面白いです。



ビーズファスナー  丸くてきれいでした。




≪樹脂と金属の重さ比較≫



断然 樹脂が軽いです。


≪無水染色≫



YKKでは、水を使わないでファスナーを染色する技術を開発しています。
水の代わりに二酸化炭素を使うそうです。使用した二酸化炭素は、分離・回収して再利用できます。
従来の水を使う染色方法では、液体で染めて、洗い流し、乾燥させるという工程なので、水を多く使い、廃液も出て、エネルギーも多く使いました。
無水染色は、廃液も出ず、使うエネルギーも少ないので、環境性能が高いです。

≪ブルーサイン認証≫



減歳量の調達から商品まで、すべての行程で環境や社会に配慮したモノづくりを行っている証のbluesign 認証を2つの商品群で受けているそうです。

≪APW430≫



高性能トリプルガラスを採用した世界トップクラスの樹脂窓。
省エネ建材等級☆☆☆☆  
3層構造になっていて、ダブルLOW-E膜。層の間にはアルゴンガスが充填されている。

≪APW330≫


 
真空トリプルガラスの防火窓。 省エネ建材等級☆☆☆☆
3層ガラスに真空断熱の技術をプラス。樹脂フレーム+LOW-Eガラス。
断熱性が優れている。国土交通大臣認定防火設備の樹脂窓である。


平成25年のエコプロダクツ大賞推進協議会、会長賞 優秀賞だそうです。

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ところで、「YKK」といえば「ファスナー」ですが、「YKK AP」といえば、「窓」を思い浮かべます。
YKKとは何の略かと思い、調べてみると「吉田工業株式会社」の頭文字でした。
そして、YKKの建材部門が「YKK AP」なのだそうです。
APとはArchitectural Products の頭文字でした。
YKKは「非鉄金属メーカー」となっています。
「非鉄」とは、鉄および鉄を主成分とした合金のことだそうです。

ファスナーは昔は金属でしたが、今は大部分樹脂ですし、窓枠は、アルミサッシが多いかとは思いますが、樹脂も使われるようで、素材も変わってきているなあと思いました。


2012年のエコプロダクツ YKKの見学記事「18 YKKグループ(エコプロダクツにて)」

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