NHKテレビドラマ「とと姉ちゃん」をきっかけに「暮らしの手帖」が注目されるようになった。
そういえば、私は「すてきなあなたに」という単行本を持っていることを思い出した。
(暮らしの手帖社 大橋鎭子著)
この本は、私が昭和57年に結婚した頃、夫の母が私にプレゼントしてくれた本である。
これについては以前書いたことがある。
姑がせっかく買ってくれたのに、ほとんど読まずに放置してあったのを7年前、引っ越すときに処分してしまったのだが、そのことが気になっていた。それで、同じ本をアマゾンで買ったのだった。届いたのは、昭和57年ころの古本かと思いきや、平成14年の38刷だった。でも、装丁も内容も同じようである。(過去記事「“すてきなあたなに”を買った。」)
(花森さんの絵)
この中には、短いエッセイがたくさん載っているが、もともと「暮らしの手帖」の中に掲載されていたものを集めたものらしい。そういえば、テレビドラマの中で、花山さんが、常子にエッセイを書けと言っている場面があった。
「すてきなあなたに」は6巻くらいあるようだ。
私が持っているのは数字が無いので第1巻なのだろう。それを見ると、ドラマの「とと姉ちゃん」常子である大橋鎭子さんは、海外に出かけたりしているようで、外国人の知り合いの人の習慣や生き方について共感する点などを書いている文も多く、テレビドラマには描かれていない人間像を醸し出している。(過去記事「やっぱり肌に合わない「すてきなあなたに」)
丁寧な文体は、育ちがよさそうで、私にはちょっと肌が合わないなと思っていたのだが、テレビドラマを見てからは、ドラマの中の常子に好感を持っているので、現実の鎭子さんにも、以前になかった親近感が増し、好感が持てるような気がする。
改めて読んでみようと思う。
そして、今は亡き義母が、この本を買ってくれたことに改めて感謝するし、同じものを買い直しておいてよかったなあと思った。
時の流れは、過去に自分にとって無価値だと思ったものを、有意義なものに変えてくれるものであり、その不思議を感じないではいられない。
そういえば、私は「すてきなあなたに」という単行本を持っていることを思い出した。
(暮らしの手帖社 大橋鎭子著)
この本は、私が昭和57年に結婚した頃、夫の母が私にプレゼントしてくれた本である。
これについては以前書いたことがある。
姑がせっかく買ってくれたのに、ほとんど読まずに放置してあったのを7年前、引っ越すときに処分してしまったのだが、そのことが気になっていた。それで、同じ本をアマゾンで買ったのだった。届いたのは、昭和57年ころの古本かと思いきや、平成14年の38刷だった。でも、装丁も内容も同じようである。(過去記事「“すてきなあたなに”を買った。」)
(花森さんの絵)
この中には、短いエッセイがたくさん載っているが、もともと「暮らしの手帖」の中に掲載されていたものを集めたものらしい。そういえば、テレビドラマの中で、花山さんが、常子にエッセイを書けと言っている場面があった。
「すてきなあなたに」は6巻くらいあるようだ。
私が持っているのは数字が無いので第1巻なのだろう。それを見ると、ドラマの「とと姉ちゃん」常子である大橋鎭子さんは、海外に出かけたりしているようで、外国人の知り合いの人の習慣や生き方について共感する点などを書いている文も多く、テレビドラマには描かれていない人間像を醸し出している。(過去記事「やっぱり肌に合わない「すてきなあなたに」)
丁寧な文体は、育ちがよさそうで、私にはちょっと肌が合わないなと思っていたのだが、テレビドラマを見てからは、ドラマの中の常子に好感を持っているので、現実の鎭子さんにも、以前になかった親近感が増し、好感が持てるような気がする。
改めて読んでみようと思う。
そして、今は亡き義母が、この本を買ってくれたことに改めて感謝するし、同じものを買い直しておいてよかったなあと思った。
時の流れは、過去に自分にとって無価値だと思ったものを、有意義なものに変えてくれるものであり、その不思議を感じないではいられない。