あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

ヘッジトリマー(剪定バリカン)で芝は刈れるのか?

2022-09-29 00:34:26 | 日々雑事
 
すっかり飽きらしくなったこの頃
庭に咲く花も秋バージョンとなった!
 
白のシュウメイギク
 
彼岸花
 
孔雀草
 



我が家とお庭の境には芝が植えてある。
芝って見た目は良いようだけど手入れしないと大変な事になる。
草丈は伸びるし、どこまでも地下茎を張り巡らし
どんどん浸食していく。
その中に雑草でも混じっていたら抜くのも大変だし
クローバー系なんか同じ地下茎の植物だから
混ざってしまってどうしようもなくなる。


実際いつも夫が元気なころは草刈機で刈っていてくれたから
そんなに目立った荒れようにはならなかったけど
今は芝生の伸び放題で…こんな時夫がいてくれていたらなって
草刈機でチョイチョイットやってもらえるのに!
つい、思ってもしょうがない事を思ってしまう。


私だって去年は草刈機で夫農園の雑草を刈ってみたけど
今年は草刈機を使う気になれずに除草剤で誤魔化していた。
それでもって重い腰を上げては見たけど
約一年使ってなかったのでエンジンがかからない(~_~;)
 
草刈機…ただいまエンジン拗ねてる最中みたいです(;´∀`)
 
紐を引っ張るのだけど、うんともすんとも言わない。


そうだ芝刈り用のハサミがあったと
それを持って芝を刈り始めてみたが
刈れる事は刈れるけど、なかなか捗らずに
果たしていつになったら終わるのか?
その前に手が豆だらけになってしまいそう!
 
芝刈りハサミ

なにか良い物はないかと小屋の中を物色していたら
見つけた!!
生け垣で使っていたヘッジトリマー!
 

ヘッジトリマー

夫が元気な頃はホームセンターで工具を見たり買ったりするのが
唯一趣味みたいなもんで、チェンソーだとかブロアーだとか
ペンキ類だとか…とにかくいろんな物を集めていた。


しかも有り難い事に大きい工具はほとんどが電動のもので
コンセントを差し込めば誰にでも使えるって代物!
ヘッジトリマーも電動ので、よく生垣や庭木などの手入れをしていた。


これで芝は刈れまいか??


コンセントを差し込んでレバー?を握ると
スイッチが入り先のバリカンの部分が動く…。
草むしり用のイスに腰かけて、そっと芝の端っこに刃を当ててみる。
するとなんの造作もなく、根っこからきれいに刈ってくれる♪
 
けっこうきれいに刈れるよ。
 
草むしり用の椅子に腰かけながら出来るって
とっても有り難い!!


や~~ん、メッチャ楽ちんや~~ん( *´艸`)


ただ電動だからガソリンエンジンのよりは力がないかなって
そんなふうに思えるけど、少しづつ刈っては
刈った芝を集めて庭に空いてる場所へと敷きつめ
私にだって簡単に出来きる!
 
 



クローバーだって雑草だって芝と一緒に刈ってしまえ
本来の使い方とは違うかも知れないけど
使えるものなら何でも使ってみようと
お試しに使ってみたけどけっこう使えた。


朝仕事時間合間合間に刈って庭の半分くらいは刈りこみ
終わったら刃に着いた芝を取ったり
刃の部分にクレ556をシューっと吹きかけておくだけ。
これで芝もきれいにしてしまえる。


まだ半分くらいしか出来ていないけど
暇を見ながら少しずつ刈り取って行こうと思っている。

夕暮れのシュウメイギク
 
 
 
コメント欄は閉じさせていただいています。
 
 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キャベツの葉っぱボロボロ…。

2022-09-25 00:56:11 | pochiko農園
覚悟はしていた。
キャベツにアオムシ…モンシロチョウの幼虫って付き物みたいだもの。
しかし、それにしたって、こんなに葉っぱがボロボロになるまで
食いつくさなくってもいいと思うのだけど。
朝と夕方一回りするたびに、コロコロのアオムシが
葉っぱをムシャムシャ喰らうのを見つける。
 



指で摘まんでプチっと潰す!!


いつだっけか、アオムシにも生きる権利があるとか
そんなコメントをいただいた事があったけど
確かに生きる権利はある!!
だけど、自分の作った作物を守る権利だってあるはず。
 
 



意外とそういう人に限って
虫の付いた野菜食べられな~~い!!とかなんとか
いや、みんながみんなそうってわけではないだろうけど
虫が食うほど美味いんだぜ!!


ってか、アオムシ!!


自分の作ったものじゃなかったら
せめて外側の葉っぱだけにしてくれるとか。
しかし、そんな思いとは裏腹に
真ん中の柔らかいところを食べるのだねえ。
ちょっとは遠慮ってもんを知らんのか!
 



それが共存ってもんじゃないのか?
しかも、黒い糞ポロポロとあっちこっちに垂れ流しで
葉っぱ食う権利があるのであれば
それなりの礼儀ってもんをわきまえて欲しい。


まあ、アオムシにそんな事言ったって
理解出来るはずもなく…今朝も朝からアオムシ潰し。
時にはアマガエルも参戦してくれて
食う方と食う者を食べる方と食うものを排除する者と
毎日のせめぎ合い。
 
 
カエルくん、ひとつ頼むよ(~_~;)
 



殺虫剤を使えばいいのだろうけど
なるべくは使いたくなく…。


最近では移植した白菜とかブロッコリーとかまで浸食して来るアオムシ
小さくたって徹底的に潰しておかないと
あっというまに大きくなって食べる量もかなりなものになる。


もう少しもう少し寒くなったら
モンシロチョウも姿を消し始める。
それを期待しよう。



追記

まったく、3連休が一週間のうちに2回!
そのうち1日は台風が来るってんで、市内の小学校が休校になった。
上2人ともお休みだったら、一人だけ保育園って
行きたくはなく…結局3人してお休みとなったのは先週の事!


だから3人とも先週は2日しか学校保育園へ行ってない。


まあ、そのおかげかどうか
台風の方は特に被害もなく、なんで学校休みだったのかって思うくらいで
雨も降りはしたけど洪水になるほどではなく
風もそこそこに済んだけど、その朝の朝焼けの不気味なことったら
おどろおどろしい真っ赤な空に不穏を感じさせるものだった。
 
 
 
 
 
 
コメント欄は閉じさせていただいています。
 
 
 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寄り道帰り道

2022-09-18 23:46:21 | プチドライブ・地域の事



週にいっぺん夫の元へと洗濯ものの交換に行く。
そんな帰り道、あんまり暑かったからか
真っ直ぐに帰る気にもなれずに、涼しさを求めてというか
始まりつつある秋を見に寄り道をして来た。


よく夫と行った背あぶり山へと
東山町から大きなホテルの前を通り過ぎて
コロナ渦以来の背あぶり山への道
木漏れ日の中を走るのが好きだった。
 
路肩に車を停めて一枚!
 



暫くぶりの背あぶり山への道は
途中何かが開発されるのか重機に寄って
大きく削られている個所があった。
工事中に片道走行の看板に交通指導員と
それでも擦れ違う車もなく、スムーズに通る事が出来て
なんだか、以前来た時とは何かが変わりつつある感じを受ける。
 



まあ、それは仕方ない事なのだろうけど
あちこちに貼ってある熊出没の注意を呼びかけるポスターに
熊の住むところも狭められてる気がした。
先日はわが家から正面に見える山で
畑に出ていたお年寄りがクマに襲われて命を落とした
そんな事件もあった。


だから背あぶり山にはいくつもの遊歩道があるのだけど
足が痛いせいもあり、熊に出会う恐れもあって
その遊歩道を歩いてみる気にはなれなかった。


熊とばったり出会ったら背中を見せずに
向き合ってゆっくりと後ずさりするように離れると言われるけど
そんな悠長な事出来るのかどうか…!
車にさえ乗っていたら、何とか逃げられるしと
写真を撮っても車から離れずに、ちょっとドキドキしながらだった。
 
自生の吾亦紅とススキ
 
 
 



途中一台か二台の車とすれ違うくらいで
なんとなく寂れちゃった感は拭いきれずに
それでも久しぶりの山の風景を楽しむ事は出来た。
 
 
ススキの合間から磐梯山が見えた!


背あぶり山にはすでに秋が侵食し始めて
枝の先に見える紅葉や何かの赤い実だとか
あちこちに残暑を思わせる粘っこい暑さと
時おり吹く風の心地よさと、ホンの小一時間ほどの寄り道。
 
道路に栗の実が…サルかな?
 
頭上にはイガが割れた栗の実
 
 
 
 



静かで夫と来た時には、よく会社の同僚とバイクで
早朝ツーリングを楽しんで、背あぶり山だとか
桧原湖だとか…あちこち行った時の話しを
ちょっと自慢げに話し、タバコタイムの休憩に
私もその時に写真を撮ったり…。
好きなとこで写真を撮れない事に不満を感じていたけど
それもなくなったと思うと、なんだか景色も色あせて見えるような気がする。
 



まったく、本当に面倒くさいなって思いながらも
居ないよりはマシだったのかなあって
今更だけどね…苦笑。


コメント欄は閉じさせていただいています。

 
 
 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

失敗続きの今年のスイカ!!

2022-09-15 00:11:08 | 夫農園
朝晩の気温差が出て来た秋を感じさせる頃
相変わらずに昼間は真夏日で、でも朝の涼しさはまさに秋を思わせる。
 

そろそろ夫農園のスイカも何とかしなきゃなって!
実のところ、四方八方に網を張ったはいいが
勢いづいた蔓が網を乗り越えてどこまでも蔓延って
失敗したなって…周りの網を下に下げておいた。
 
これが第一の失敗!
 



それで事は済んだと思っていたが
なんとデカいスイカ…確かに小玉スイカの苗を買ったつもりだったのに
大玉のスイカが混ざっていたようで
小玉スイカの成長と大玉スイカの成長は
比べ物にならないくらい大玉スイカのが強いようで
見渡す限り黒い大きなダイナマイトがゴロゴロと畑中。
 
第二の失敗は大玉スイカの苗が混ざっていた事!
 
 
無理ですってこんなバカでかいの!!


そんな中で申し訳なさげに小玉スイカが
それでも負けじと精一杯蔓を張って実を付けてくれたが
大玉スイカ…売れないんだよね(;´∀`)


いや、もちろん売るって言ったって
お金を貰うつもりなど微塵にもなく
ただ貰ってもらえたらそれでいいのだけど
冷蔵庫に入らないしって人気ないんだよね。


小玉スイカもこの毎日の真夏日に
ちょっと何かに当たったりしたらパリンと割れる。
それでも我が家でも十分に食べられて
あちこちお裾分けを出来たけど
問題は黒い大玉スイカ…おっきいのなんて私では持てないくらい。
 
 
大玉よりも小玉は甘いような気がする。

中にはすでに腐りはじめたものもけっこうあって
もういい…最初っからなかったと思おう!


と言う事で、朝仕事朝仕事に代わりの網を外して
蔓が絡まっていたりで、もう使えないと手繰ってしまう事にしたが
網を縛っていた紐を外したり、手には網を丸めて…っと
掌にチクット痛みを感じて、何かと思ったらジョロウグモ!!
ジョロウグモも網と一緒に握ってしまった@@;
 
 
 
隣が空き家なので
畑と境の垣根にジョロウグモがい~~っぱい!!


ギャッと手を振り払って、蜘蛛はスタコラサッサとどこかへ姿をくらまして
ジョロウグモって毒とかないよね??
傷も痛みもなかったけど、それでもなんだか心配で
スマホでググってみたらJSTX-3という興奮性神経の伝達物質である
グルタミン酸を阻害する性質の毒が微量だがあるらしいが
特に人体には影響はないと言う事であった。


気持ち悪いのとホッとしたのと
まあ、気を取り直して網を片づけて農竹を抜き取る。
邪魔ものをなくしてからスイカの蔓をきれいに取り去って
残るは黒い爆弾のような大玉スイカ。
 
 
 
このまま畑で腐らすしかない…(~_~;)

一個一個持って、すでに腐ってしまったものと分けて
畑の端に並べて行く。
これがけっこうの重労働で
それでも何とか畑にある大玉スイカを全て撤去。


その後、敷いておいた黒いシートを剥がして
敷いておいた藁をあちこちに散らし
思い切って耕してしまおうと、家事をしなくても良い土日2日使って決行!!


耕運機は息子に畑まで持って行ってもらって
私は自転車で、置いて行った耕運機でスイカ畑を耕すけど
一回では藁が土に入らずに縦横と縦と3回耕して
ようやく畑らしい畑になった。
 
 
 
 


来年のスイカはまた家の前に持って来て
ここにはカボチャかなあ…あまり手のかからないものにしようと思った。
夫農園あとはサツマイモの収獲でお終いとなる。



次の日も暑くなりそうな夕焼け
 
 
 
 
コメント欄は閉じさせていただいています。
 
 
 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナ感染濃厚接触者騒動

2022-09-11 00:01:09 | ばあばの保育
これは、ちょっと前の話になるのだけど
そうそう夏休みが終わる数日前の事で
コロナ感染騒動…何か月か前には
濃厚接触者の濃厚接触者になった息子
幸い無事に感染することなく、ドラッグストアーで検査した結果陰性だった顛末!


今度はチビたんの保育園、上2人は小学校になったので
まだ夏休み中の出来事で、それでも子供クラブに入っていた。
チビたんはお盆休みが終わって、通常に保育園生活が戻っていて
またもやコロナ濃厚接触者騒動が勃発した。


東北地方でも宮城県に次いで感染者の多い福島県
浜通り地方や中通り地方と感染者の数が多く
我が会津でも一日100人前後の感染者が出ている。


100人くらいって、たいした事ないんじゃないの?って思われるかもしれないけど
人口密度から考えると、決して少なくはない。
市内の小学校だってあちこちにポツリポツリと
そんなだから保育園だって油断してはいけないのだ。


年長組さんで感染者が出てクラス閉鎖になったり
チビたんの年中組さんだって以前一度あった。
学校の先生も大変だけど保育園は0歳児から居るので
抱っこしたりおんぶしたりしなきゃならなく
それだけ密着度が高いから、用心には用心をしている。


それでも最近のコロナは感染力が強いようで
チビたんの担任の先生から連絡があって
年中クラスの生徒の母親がコロナに感染
その生徒も熱が出て、その生徒の隣でお昼寝をしていたチビたんが
園内濃厚接触者になったようで、もちろんクラス閉鎖数日間。


チビたんもお休みだけど、ひょっとしてチビたんが感染してて
その兄弟にも感染の可能性があると
サクぼんとまる子と子供クラブを休んで
子猿三人ばあばと何日か…はあて困ったもんだと。


家の中でもマスクしててくださいって嫁様には言われたけど
なあ~に、もしもチビたんが感染したら一蓮托生ってもんだと
しかし、どうみたって感染してるような様子もなく
午前中と午後と熱を計って、喉は痛くないか違和感はないかと
気分が悪いとか云々…あのチビたんぜ~~んぜんなし!!


ばあばの直感と言うか変な自信だけど感染してないんじゃないかって思った。
サクぼんとまる子と三つ巴で騒ぐこと騒ぐこと!
大人しいのは食べてる時と、好きなテレビを見ている時か
しかし平日の昼間に子供向きのテレビ番組があるはずもなく
撮っておいたビデオを観たり、晴れの日には家の前で遊んだり
でも、なんだかんだってケンカばっかり~~!!
 
 
 
 
それでも息子が一日お休みをとってくれたから助かった。

同じ年だと思ってっからケンカになるんだ!
チビたんはサクぼんのいう事を聞く
サクぼんは、チビたんのちょっとした事くらい
大目に見てやれ、触った突っついたの
なんだのって…まる子もまってぐになってんな!!


こっちの喉が痛くなるくらい怒鳴って
無事に数日間を終え、その後も何の症状もなく
ビデオ三昧とケンカと退屈だ~~退屈だって言われて
それでも感染してなくて良かった。


子供は元気が一番だもんね!
早くコロナ騒動が終息してほしいなあ。


コメント欄は閉じさせていただいています。
 
 
 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

玉ねぎの種を蒔いて白菜の植える準備をする。

2022-09-07 00:31:42 | pochiko農園

すっかり秋模様のpochiko地方、台風の影響か蒸し暑くて風が強い!
つい先日はエアコンが必要ないくらい涼しさを覚えていたのに
私の部屋の窓辺にある風鈴が涼しい音を鳴らして
ホールの片隅の飼育箱には鈴虫が秋の音色を奏でているというのに
あっついんだよね~~!!!


そんな中、いつも出遅れる玉ねぎの種蒔き
今年は気持ち早めにと、9月に入ってすぐに蒔いた。
石灰と元肥をたっぷりと仕込んで耕運機で耕し
高畝に…っても10センチくらいか
例のアルミの代掻き棒を使って、平らに均し
ある程度幅を作って筋蒔きをした。
 
 
 
 

私の仕事ぶりを監督してるノリスケ!

薄く土をかけて種と土が密着するように軽く押さえて
ジョーロで水を撒いて乾燥しないように
黒いシートで覆っておいた。
幅を狭くしたので黒いシートを半分に折って使ったけど
今日見てみたら小さい芽があちこちからポツリぽつりと。


植えられるくらいの大きさになるまで
約50日か60日くらいかなあ。
 
 
パイプから出たり入ったりのアマガエル
 

その後、玉ねぎだった場所には白菜を植える予定で
やっぱり石灰を撒いて、元肥をしっかりと降り込んで
耕運機で耕してからマルチを張った。
こうして張っておけば、いつでも植えられる。
 
 
 
 
短いマルチの方はブロッコリーでも植えようかと。
その手前にはホウレンソウの種を蒔いた。
 

できれば、雨の降る前に植えたいと思っているけど
上手く植えられるといいなあ…。。


コメント欄は閉じさせていただいています。



 
 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もう9月…あれから。

2022-09-04 00:59:02 | ひとりごと
秋野菜の準備に追われているうち、季節は秋へと
9月も何日か過ぎてしまった。
相変わらずに決まった曜日には夫の元へと
洗濯物の着替えを持って通っていたけど
もう何回目だろうか…ずいぶん通ったような気がしないでもない。


3月の末に、すっかり痩せてしまった夫と老健の門をくぐったのが
つい昨日に事のような…写真を撮ってLINEで娘に送った時には
ムンクの叫びのようだねって、確かになあ。


春から夏が過ぎて、もう初秋。


市内外れの市街地を見下ろすような
まるで摩天楼のような建物に
いったいどのくらいの人が生活しているのだろうか。
昼近くの帰り道に振り返ると、老健と同じ建物にある
あれは特養かな、椅子に座って食事されてる後姿が見える。
 

すっかり秋の空

夫ではないけど、夫の姿がかぶる。
あんなふうに食事しているのだろうか?
胃瘻にしてしまったから、ベッドでだろうか
それとも体を起こしてだろうか?
今度担当相談員の方に聞いてみようかなんて思いながら
家へと帰って来る。


ちょっと好きな景色を通る施設への道
いつも道路際に車を停めて市内を見渡す。
空はすっかり秋の空で、気付けば道端ススキ
暑くもなく寒くもなく、気持ち寂し気な秋の季節。
 
 
 
最初ムンクの叫びのようだった夫も
随分慣れてきたようで、月に一回くらいの割合で
面会できない夫の写真を、スマホを渡して撮ってもらう。
少しふっくらとした姿を見ると、なんだかホッとしたりする。


相談員さん曰く、手を振ると振り返してくださったりしますって
それでも何度か熱を出して、その都度点滴の処置をしていただいたり
いちいち病院へ行かなくても、ちょっとした事であれば
施設内で処置してもらえる。


このところの体調は安定しているようだけど
鼻の酸素のチューブは外せないらしく
それだけ肺機能が衰えてるって事なのだろうと
隠れてまでタバコがやめられなかった夫だった。
 
あの辺りが我が家かなあ…。

まだ一回しか受けていなかったコロナワクチンも
施設内で2回目を受ける事が出来た。
家にいたら、そういう事も出来なかっただろうなって思う。
今度3回目のワクチン接種券が届いたので
次行った時には持って行かなきゃ!


床屋さんもお願いすればやってもらえる。
先日、また髪の毛が伸びて来られたようだと
床屋さんをお願いして来た。


苦髪楽爪って言葉があるけど
夫は夫なりに何かしらのストレスとか感じているのかもしれない。
きっと、一人で畑をやって耕運機を使ったり
除草剤を振ったりって大変だなって思う時があるけど
寒くもなく暑くもない温度調整が完備され
職員さんが声をかけてくださったり
私に小言を言われるわけでもなく、いろんな人がたくさんいて
家にいるよりは良いんじゃないかって思うのは
本人にとってそうじゃないのかもしれない。
 
うねうねと新潟へ向かう高速道路
 

クズの花

いろんな思いが交錯する。


よく思うのはあんなにたくさんの人が生活されているのに
洗濯物の交換に事務所に行くのだけど、あんまり人に出会う事がない。
曜日の違いか、時間の違いか…そんなとこだろうけど
一回だけ入居者さんの家族の方と、少しだけお話が出来た。


その日は土砂降りの日で、夫の汚れ物を預かっての帰り
同じような年代の方で、思い切って声をかけてみた。
その方は二人の親族を看ていただいているようで
同居はしていないのだけど、私しかいないからって
二人のうちの一人は妹さんだって仰っていた。


いろんな人がいていろんな事情で入居されてる。
リモートで面会は出来るけど
帰りたいって言われたらと思うと
それも憚られてねえってため息ひとつ。
 
みんな大なり小なり同じような思いをしてるんだなあ。

私がスマホを渡してだと写真を撮って来てくれるって話したら
そういう事が出来るなんて知らなかった。
今度は写真撮ってきてもらいますって
嬉しそうに…夫よりも4か月くらい早く入居されたようで
お互い頑張りましょうって帰って来た。
 
 
ススキのある風景


相見互いっていうけど、お話できて良かったなと思った。


 
コメント欄は閉じさせていただいています。
 
 
 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする