あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

金山風カボチャ、吊り下げ栽培をしてみる ①種蒔き

2021-06-23 01:29:07 | pochiko農園
先だって産まれた子ツバメたちは、無事に巣立って行った。
ただ今、第二弾組が使い古しの巣リフォーム中!


金山カボチャ、奥会津金山町で育てられている「幻の赤カボチャ」とも言われ
栗のような甘さとホクホク感にお尻に大きなおへそがあるのが特徴であるけど
食べたその種で栽培する人も多く、生粋の正統派の金山カボチャには
ちゃんと金色のシールが張られている。


そんなで我が家も過去2回くらい作った事があったけど
2016年に作ったっきり、その後は普通のカボチャを植えていたが
どうも鳴かず飛ばずで、夫農園では途中で枯れてしまったりで
畑が合わないのかな…それからカボチャはpochiko農園で細々と栽培していた。


が、去年いただいた金山かボイチャに
またもや野望が持ちあがって、また栽培してみようかって気持ちになった!
金山カボチャの種は良く洗って乾かして、チャック付きの保存袋に入れ
冷蔵庫に仕舞っておいたものを使い苗を作った。


しかも、今回は芽出しをしてからにしてみようと
種の尖ってる部分を芽が出やすいようにとカットし
容器に水で濡らしたキッチンペーパー
その上に種を並べてみる。
 
ふっくらとした種をいくつか選んで…四月の事だった。
 
発芽しやすいように先っちょを切る。
 
何日かで、切り口から芽が顔を覗かせる。
 
ほら、芽が出て来た!
黒っぽくなってしまったのはカビで
芽が出ない事の方が多い。


蓋をして確か2~3日ほどで、カットした切り口から芽が顔を覗かせるのだが
なかなか全部がってわけにもいかず、芽の出ない種はカビていく。
え~~なかなか面倒だなあ!?
何とか芽の出た種を今度は土を入れたポットに移し替える。
 
なんとか育った金山風カボチャの(苗5月23日)
 
 

普通に植えても芽は出る、なんか遠回りしちゃったみたい(~_~;)

ここまで来て、最初っから変にいじらないでポットに植えればよかったと
ちょっと反省…ともあれ、大小兼ねて8個ほど苗が出来て
その苗を植えられるまで発泡スチロールの箱に入れ
上にビニールを被せ…う~~ん、簡易保温器というか
簡単ビニールハウスというか…けっこう発泡スチロール
使い勝手が良いみたい。
 
育った苗を植えよう。
 
けっこう育ってた金山風カボチャの苗
 
こうやってみると大きく見えるが…。

そこで苗が育つのを待って、ある程度大きくなったら畑に移植。
なかなか大きくならないなあ…見れば微妙に葉っぱも小さめで
ちょうど坊ちゃんカボチャとかのミニカボチャくらいの葉っぱの大きさ!
ポットが小さいからかなあ…早めに畑に植えて方がいいのかしら?
 
土に定植すると意外とちっちゃい。(5月23日)
 
保湿保温に被せる肥料袋
 
藁も敷いてぬくぬく。。。
 

6月20日 夫農園のカボチャ

大きそうなのから、pochiko農園カボチャ予定地で定食をして
保温や湿度確保、風に苗が折れたりしないようにと
保温ポットに代わりに肥料袋を上下を切り筒状にして被せる。
丸い市販のポットを使うお宅もあるけど
ここら辺りはほとんどこういう肥し袋利用の物が多い。


私もそれに倣った。


予定としては、ハウスの骨組みに
昔田んぼで苗作りしていた時に使ったトンネルになってる支柱がいっぱいあるので
それを使ってアーチ形にトンネルを作り、そこに這わせようと試みる。
ちなみに、残った苗4本…せっかく作って捨てるに忍びなく
夫農園へと、これは普通に地這いにして…雑草避けみたいなもんで
上手く出来たらご喝采って感じ。


pochiko農園の金山風カボチャ。
果たして金山カボチャのように上手く吊り下げ出来るかどうか。
途中経過報告となる。



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週末農業 ニンニクとタマネギの収穫と農資材処分!!

2021-06-20 01:54:56 | pochiko農園
あっと言う間の一週間!なんと月日の経つのの早い事か。
週末にガッツリと労働するので
平日は疲労困ぱいが抜けない状態になる。
しみじみ…年ねえ~と思わざるを得ない私。

いよい我が福島県も梅雨入りだって!
そろそろ東北にもあのジメっとした蒸し暑い日が続くのかと
ちょっとうんざりするけど野菜たちには恵みの雨となるようで
でも、俄然病害虫の被害が多くなる時季ともなる。


なかなか面倒くさい季節だなと思う。
 


先だってに週末にはニンニクとタマネギの収穫をすべく
朝仕事から週末農業作業にと勤しむ事となった。
pochiko農園のニンニクとタマネギのスペースは
すでに雑草に覆われてしまって、どこにあるんだ?
ニンニクとかタマネギとか??ってくらい。


前々から分かってはいたのだけど
もうすぐ収穫だからその時にって先延ばし先延ばしで
久々だなあ、この荒れ放題に蔓延ってる雑草。


そもそも、去年の秋遅くにニンニクを植えようと思ったのは
黒ニンニクって意外と簡単ん作れるって聞いたので
うちも作ってみようかって思って
というのは、以前次女が父の日にって黒ニンニクを送ってくれて
その後自宅ようなので粒が揃ってなくても
少々皮がむけていたりとか、いわゆる訳あり商品を頼んで食べ続けていた。


それを家で作れたらって思ったのだけど
果たしてそんなうまい具合に行くものなのかは
いまのとこ不明だが、とにかくニンニクを作ろうって
それが事の始まりだった。


去年の秋遅くに蒔いたニンニク
もののサイトによれば薄皮は向いて植えたほうが良いとあったので
ワタシも真似して薄皮を剥いて、深さ5㎝ほどに埋め込んだニンニク。
冬を越えて春が過ぎてもうすぐ初夏にと
着々というか、すくすくというか順調そうに育って来た。
 
雑草だらけの中のニンニク
 
ジャンボニンニクも植えてあるのだけど
それはまだ収穫はもう少し先かな。
 
 
けっこう育っていた!

そのうちには余禄というか、オマケというか
栽培者にしか味わえないニンニクの芽を収穫。
今までニンニクの芽なんてあるのは知っていたけど
特に食べた事はなく、いくつもいくつも出ているニンニクの芽を
そのままにしておくとニンニクに栄養が行かないので
早々と取ってしまうのだが、炒めて食べてみたけど
思いっきり美味しかった!!
 
 
根っこを取って乾かして
泥の付いた薄皮を剥く。
 
 
真っ白できれい~!!
地元スーパーでは安くても一塊198円!
 
 

スーパーで良く売られているのは中国産が多く
こんな純粋な国産のニンニクの芽なんてものは
栽培者の特権みたいなもんだってお友達に言われたけど
なんというか硬いんじゃないかなって思ったが
なかなかどうして、外側の皮はシャキって感じで
中はねっとりと言うか、初めての食感で
そこにふわ~~っとニンニクの香り。


写真に撮っておけば良かった!
泥棒捕まえて縄をなう!!とは、まさにこの事。






時を同じくして、pochiko農園ニンニクの隣のタマネギも収穫しまおうと
雨が降ったら、また当分は収穫出来なくなるので
出来る時に晴れ間の合間にと
けっこうかなり大きく育ってる様子。


雨が降らない日が続いていたので収穫には良いが土が硬い!
それでも力任せに抜いて行く。
草をむしりながらだから捗らなかったけど
かなりの大粒揃いだったので
なかなかの出来だったのではないかと自己満足ではあったが
ただトウ立ちはなかったけど分球しているものがいくつかあった。
 
pochiko農園のタマネギ
 
 

かなり大きなものもあった。

分球とはタマネギの双子ちゃんって事で
この「分球」は苗の育ちすぎなど、早撒きや
早植えなどによって冬を迎える前に苗が大きくなりすぎたとき
あるいは暖冬で冬の間に生育が進みすぎたときなどに起こりやすくなる。
ーサイト参照ー
 

 
茎の切れてしまったのとか小粒っ子
分球したり割れたりしたものは先に食べてしまわなきゃ。
 


それでも特に食味には関係ないようで販売するわけでもないので
双子ちゃんのとか割れのあったもになど
早めに食べようと思っている。


さてさて、pochiko農園の次は夫農園のタマネギで
pochiko農園のタマネギがLかLLサイズだとしたら
夫農園のはМサイズorSサイズの
ちょっとこぢんまりとした夫農園のタマネギだが
数…だけはある、マルチ2本分日曜日の朝仕事でで抜き終える。


 
夫農園のタマネギ
 
 
ちょっと小粒っ子が多かったなあ。
 


この日の日曜日はプラスチック、ビニールなどの農資処分の日だったので
もう使わなくなった苗箱の処分しようと270枚!
10枚分づつ縛って…処分料として一枚110円徴収されるが
仕方ないよね…大汗かきかき縛っては軽トラックに積んで
まだ5~60枚残っていたけど、ネズミの糞とか
あんまり汚くって、これは次回に他にシートとかと一緒に処分かな。
 

苗箱を処分しに行く!

午前中しかやってなくて時間も気になるし
取りあえず積んだ270枚ロープで縛って
農協の会場に持ち込むけど、かなり混み合ってて
40分くらい待たせられる。

今は昔のように使い古しのビニールなど燃やしたりする人もいなくなって
ちゃんと処分の農資材は持ち込んで処分料を払っての処分となった。
ちなみに!!使用済み農ビの排出量約10.5万トンのうち45%がリサイクルされ
ほかのプラスチック製品に比べ、高いリサイクル率なのだそうだ。
処理方法は、リサイクル、焼却、埋立などが行われ
最も望ましい方法はリサイクルで使用済み農ビは
同じ材質のものがまとまって集められるため、リサイクルがしやすいらしい。
ーサイト参照ー
 
農資材処分に来る人が多かった。
今は農道とかで燃やしたりしなくなったんだ!
それだけ環境破壊問題が浸透してきたのだと思う。


なんとか午前中に苗箱270枚処分して
まだお昼時間に少し時間があったので
コンテナを3箱と一輪車を軽トラックに積んで
夫農園へ行き抜いて置いたタマネギを積み込み
車庫の中へと取り込む事が出来た。
 
pochiko農園と夫農園のタマネギ

しばらく乾かして、その後根っこを切って
10個づつに括り吊り下げての保存となる。
いろいろ出来た週末農業は一人農業なのでいろいろと忙しい。


 
 
 
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pochiko農園 不思議な花の道

2021-06-10 00:33:39 | 植物
今年のpochiko農園はちょっと華やか!
農道から、ちょっと下がった様になってpochiko農園があるのだけど
その農道にはいろんな花が競い合ってるように咲いている。
今までは、せいぜいヒマワリとキバナコスモスくらいだったのに
今年は色とりどりの花がpochiko農園を飾っている。


まずはニゲラ、種をいただいてばら撒いておいただけなのに
次々と花を咲かせて…あれ、しかしもらって来た種は
ブルーだって聞いていたけど…ピンクもあるぞ!
不思議だなあ。
 
濃いブルーと淡い水色のニゲラは涼し気
 
濃いピンクと淡い白に近いピンクは乙女チック
 
 



ポピーの種もお隣さんにいただいたので
去年パラパラって蒔いた…でも、こんなにあったっけか?
これも不思議だなあ。
 
赤とピンクのポピー次から次へと花開いてくれる
 


カモミールもあったはあったけど
いつの間にかなくなっていたし
朝夕には花が下がって可愛らしいロケットみたいになるのだけど
こんなに急に増えたって、おかしいなあ?
 


白い花が咲いてる。


何て言うか名前も知らない花で
検索してみようか?
う~~ん、人参の葉のような白い花で知らべたら
一発ヒット!!




セントウソウ(仙洞草)かな?と思ったのだけど
花の形がちょっと違う、それでセントウソウに似た花で
再度検索したらようやくわかったオルレアの花。
これで間違いないと思うのだけど…ちと不安(~_~;)


オルレアの花
セリ科オルレア属の草花で、本来は多年草だが
日本の暑い夏を越すことができずに枯れてしまうので
一年草として流通しているらしい。
原産地はヨーロッパで、暑さには弱い一方で寒さには強く
戸外で越冬できる。


草丈は60cm前後で、花壇の中段あたりが好適。
セリ科の植物らしい、ニンジンに似た繊細な切れ込みを持つ葉を持ち
細い茎葉を立ち上げてレースのような質感の白い花を咲かせる。

ーサイト参照ー
 



そっかあ~ オルレア!
っていうか、なんでこんな農道に。
今まで見た事も聞いた事も、もちろん食べた事もない!
いったいどこからやってきたのか楚々とした白い君は。


不思議だなあ。


今までスギナの独壇場だったようなpochiko農園の隣接する農道なのに
なんだか、花いっぱいになった感じで
急に目障りになって来たスギナは暇を見つけては
根っこごとむしる様になり、ずいぶん少なくなってきた感じ。
 
野放しにしていた苺
 

ホウズキの花もあるよ。

やっぱりスギナよりも、色とりどりの花が咲いてるって
すごくいいなあ~~って思う。


なんだか不思議がいっぱいの花の道。
だけどお友達がこそっと教えてくれた。
なんで? 教えな~~い(笑)
 
スギナをむしりながら道端の石っころを並べてみた。
 



不思議って無理に知らない方がいいって事もあるし
不思議のまんまでおこうと思うの。


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ばあちゃんの電動ポンプ

2021-06-06 00:40:20 | pochiko農園
ある日の夕暮れ、変わった雲の形だった。


このところ、ずっと晴れ間が続いて気温も高かったので
pochiko農園の野菜たちの発育も目覚ましいものがあったが
植物に必要な雨が降らずに風もあるし
水撒きしなくちゃと思っていたのだけど
水を満タンに入れたジョーロを持って
野菜たちにたっぷりと水をあげるのは
肩を壊している私にとって、かなりキツイ仕事になっていた。
 
ナスやキュウリトマトなどなど
 
スイカスペース、あとで植えた分は保温の為に肥料袋

何か良いものはないかと、家に前にある井戸水の蛇口から
ホースを引っ張って…とも思ったけど
けっこうな長さが必要でどうしたもんかと
考えあぐねていた。


確か小屋の二階に苗箱に水を撒いていた
川から水を吸い上げるポンプがあったっけと思ったけど
あのエンジンをかける紐を引っ張るのが
さらに肩を痛めそうで…ふ~~~ん!!(~_~;)
 
トマトも野球ボールくらいにはなった。
 
 

今年初めて作ってみた白い苺

ハタっと思いついた!!


ずっと昔、まだばあちゃんが元気な頃
家の前に畑に水を撒くのに、コンセントで動く電動のポンプ。
あれだったら、肩も痛めずに畑に水やり出来るかもしれない!!

にゃあた、凛々しくなったよ!

けど、どうかなあ。 動くかなあ。


なんせ30年ほど昔の話で、ばあちゃんが寝た切り生活になって
一度も使っていない代物!! 果たして動くのかどうか。
取りあえず、小屋の二階から降ろしてきて
様子を見たけど…どうなんだべなあ~~


まず電源は入るのかどうか?
コンセントを差し込んで、スイッチを入れてみたら動く☆
慌ててコンセントを抜いて、上部にあるキャップを外して
呼び水を口っきり入れて、再びコンセントを入れスイッチを入れて…?
ギャッ!!呼び水を入れるキャップを閉めなかったもんで
もろに水を浴びる!!

 

もう!!、今度はしっかりとキャップ閉めて
スイッチを入れ直す。 おぉ~~動くし水も出るし♪
使えるじゃ~~ん! やった!


その日ホームセンターに行って
ホースが20メートルついてるホースリール購入して来て
小屋の二階から、これも年代物の電気のコードリールを持って来て
南側のコンセントに差し込んで、畑まで端の方まで持って行くと
だいたい50メートルくらいのどんぴしゃサイズ。


まるで、この為の取り置きしたような
埃だらけだったけど、しっかりと動くことになったが
年代もにだからか、水が漏れる…止めて見てみると
ホースの繋ぎ目のとこ、パッキンが古くなっていたようで
そのパッキンを持ってホームセンターに行ったら
何の事はない、ちゃんとポンプ用のパッキンって売られてて
幅も広くて本体にぴったりと納まった。


っていうか、ばあちゃん
使っていたのは、それ用のパッキンじゃないんだもん。
家にあるので代用していたのかも。
今となっては分からないけど。


最初は毎回呼び水をしないと水が出なかったのだけど
最近は何回か使っていたからか、いちいち呼び水をしなくても
ちゃんと水が出るようになった。
 


今までけっこう重労働だった水撒きが
とっても楽になって、朝の楽しい時間となった。


ばあちゃんの使っていた電気のポンプ
きっと今の私と同じように、肩が痛かったりで
このポンプを買ったんかなあ~ 
思い出すのは、くたびっちゃってよく言っていたけど
当時の私は、そんなに疲れるんなら休んでいたらいいのにって
ちょっとウザイな~~と思ったりしていた。


でも自分が当時のばあちゃんと同じような年になった時
やっぱり、くたびっちゃとか、あそこが痛いここが痛いって
きっと息子夫婦も、あの頃の私と同じような事思ってるのかな?
なんて、時は回るって同じ年にならないと理解できないものなのかもって
思わずクスリ…( *´艸`)


今だから言うけど、ばあちゃんありがとね!
って、いまさら言ったって遅いけどさ!
残してくれた年代物のポンプ、大事に使うね。






 
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