Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

香りだけではないのだが

2012-10-07 | 
夜中降り続いていた雨が小降りになった。試しに走れる格好でパンを買いに行くとフロントウィンドーが濡れることなく着いた。走りに出かけると少し振り出したが、二週間ほど走っていないので思い切って身体慣らしをした。

一週間前の急坂でも息が上がり、先日アルザスでも息が上がりだしたので自信がなくなってきているからだ。走り出すと向こうから赤いウェアーを来た若々しい姿がこちらに向けて走ってきた。

近づいて顔をみるのを楽しみにして出来る限り接近して挨拶すると、思いのほか可愛い表情の娘さんであった。小柄な二十歳ぐらいの年頃の濃いブロンドのポッチャリ型の娘さんであった。これだけ散歩したり走っていても中々見かけないのが年頃の娘さんであり、今まで散歩で数年前のクリスマス前の帰省中らしい綺麗どころのお姉さんに遭って以来だ。日曜日の雨勝ちの朝九時過ぎに見かけたのが不思議なぐらいである。

接近して交差したときの基礎化粧品以上のボディーローション的な香りがこれまた彼女の雰囲気に色香を加えていてまた良かった。これまた中々見かけないタイプでとても興味を持った。以前の同タイプの女性との相違点はまさにスポーツ志向とこの香りの付け方である。

トレーニングにも様々な動機付けが必要であるとするとこれまた来週の九時ごろにまた何が何でも走り行かなければ行けないことになる。その辺りを日曜日に走る機会も後二三回しかない。次ぎ見かけたならば後ろから全速力で尻を追いかけなければ為らないが、息絶え絶えに追い付いて口説くことが出来るだろうか?

先週はシェーンレーバー醸造所のミネラルとビュルクリン・ヴォルフ醸造所のヴァッヘンハイマーリースリングを比較した。流石に前者の方が少し高級品であるので青スレート系のミネラルの出方が複雑であったが、後者も鋭い酸と雑食砂岩と砂岩系のミネラルの量感では負けていなかった。酸も量感では前者であるが、その鋭さでは後者が圧倒していた。酸が弱い向きには前者、酸に均衡を愉しみたい向きには後者で、柔らかく青スレートの清涼感を味わいたい向きには前者、強いリースリングの個性を味わいたい向きには後者となる。2011年産は香りよりもミネラル風味の年であるからか、通年ならば明らかに香りで有利なビュルクリン・ヴォルフよりも芳醇な清涼感のあるシェーンレーバーが結構好みなのだ。



参照:
取り敢えずのフットワーク 2012-08-21 | 女
「先ずは心の準備」の価値 2012-09-27 | 生活
泥酔が愉快でないライフスタイル 2012-05-17 | 試飲百景

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2 コメント

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香りだけではないのだが (keicoco)
2012-10-07 23:51:34
ドイツに行くといつも若い女性が知的な香りをしているのに気付きます。本当は「何?この香り?」と聞きたくなります。良い香りを身に付けてさっそうと歩くドイツ女性は同性でも魅力を感じます。

熟成した文化の香り (pfaelzerwein)
2012-10-08 20:10:05
臭覚だけの評価かどうかは別にして、先にも書きましたがやはり躾けの違いなんですね。躾けはその社会がつくるもので、その社会は民族の歴史や文化そのものなのですから、例外は多くともある典型的な社会層での典型的な躾というのはあるかと思います。

ドイツのそれを知的と呼ぶとするならばそれは合理的な考え方から永い間に亘って熟成した文化の香りに違いありません。

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