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八国山だより

ノーサイレントマジョリティ!ごまめの歯ぎしりといえど、おかしいと思うことはおかしいと自分の意思を発信しなければ

八ッ場ダム、「凍結」が溶解する危険性←前原国交大臣、ちゃんと仕事をしなさい

2010-04-02 06:41:58 | 政治
 タイトルは保坂展人氏の4月1日付けの記事のタイトルをお借りしたものである。以下その一部を引用する。

八ッ場ダムについては「美しい誤解」がある。政権交代の目玉として、「事業凍結」が決まったという誤解だ。現地に行ってみれば、工事車両が駆け回り不要なはずの巨大橋脚の建設もガンガン進んでいる。「水没予定地」の住民たちが、山を削り谷を埋めてつくられた代替地に次々と移住していると聞く。私は、『週刊朝日』の誌面で3回にわたって「八ッ場ダム、隠された真実」を解きあかしてきた。治水・利水の需要もなく、中和事業の結果出来た「品木ダム」には膨大な量のヒ素が溜まり、汚染された堆積物が山に捨てられて「野積み状態」となっている事実も提示してきた。しかし、おかまいなしに工事が進んでいる状態を見て、「政権交代の質」が問われていると感じる。

 そう、八ッ場ダムについては事業が凍結されていて住民の生活再建をどうするかが課題になっているのかと思いきや、ダムがなければ不要な道路を造っているとは。

 保坂氏がお書きのように1947年のカスリーン台風による災害がもとで計画されたもので現在はそれに頼る必要もなく、産業用としても飲料水用としても水が足りている今ダムは必要ない。

 それどころか工事の関係先が国交省役人の天下り先になっているとかダム本体の建設前にその予算の7割だか8割だかを使ってしまっているとか利権の温床となっているとの話も聞く。ある調査だかのレポートを請け負った人がしょうもない内容に驚くような報酬の支払いを受けたと吐露していたのを呼んだことがある。湯水のごとく税金を無駄遣いしていたようだ。

 前原君、だいたい君は仕事の進め方が甘すぎるよ。偽メール事件の時からちっとも進歩がないね。あの時「期待しておいてください」と大言壮語しながらその結果はなんだ。永田議員の自殺と民主党崩壊の危機ではなかったか。話は余談になるが、その時民主党の危機を救って現在の政権交代にまで持ち込んだ小沢氏には、感謝こそすれ辞任を迫るともってのほか。天に向かってつばを吐く所業というものだよ。

 八ッ場ダムにしたって初めから中止ありきの姿勢では住民も納得しまい。ダム反対を訴えていた人も生活のためやむなく賛成に回ったという経緯を斟酌して対話、交渉すべきではなかったのか。

 人のことはどうでもいいから、モラトリアム法案、郵政法案など果断に進める亀井大臣の爪の垢を煎じて飲んで、ちゃんと仕事をしてくださいよ。
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