八国山だより

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櫻井ジャーナル「米国の戦略に従い、米国の手先として日本は射程距離1000kmのミサイルを配備へ」より引用・転載

2022-08-22 04:42:42 | 社会
米国の戦略に従い、米国の手先として日本は射程距離1000kmのミサイルを配備へ より一部を引用・転載  

 *太字は当ブログ筆者による


 イギリスが19世紀に作成した世界戦略をアメリカは引き継いだと見られている。その戦略をまとめ、1904年に「歴史における地理的要件」というタイトルで発表したハルフォード・マッキンダーは地政学の父と呼ばれている。ジョージ・ケナンの「封じ込め政策」やズビグネフ・ブレジンスキーの「グランド・チェスボード」もマッキンダーの理論に基づく。

 マッキンダーの理論はユーラシア大陸の周辺部を海軍力で支配、「三日月帯」を形成、内陸部をその帯で締め上げ、最終的にはロシアを制圧するというもの。この戦略を成立するためにスエズ運河が大きな意味を持つ。この運河は1869年に完成、75年からイギリス系の会社が所有している。

 そのころにイギリスやアメリカは薩摩や長州を支援して明治維新を成功させ、新体制を自分たちの侵略戦争に利用することになる。その後、運河の近くにイギリスはイスラエルとサウジアラビアを建国させた。

 19世紀からイギリスやアメリカのようなアングロ・サクソン系国家の支配者は世界の覇者になろうとしているが、その背景には優生学的な思想がある。

 <中略>

 カルバン派の考え方によると、「神は人類のうち永遠の生命に予定された人びと」を選んだが、「これはすべて神の自由な恩恵と愛によるものであって、決して信仰あるいは善き行為」などのためではない(ウェストミンスター信仰告白)のであり、富豪や権力者は選ばれた人間だということになる。経済社会は競争の場であり、勝利者が生き残り、さらに富という報酬が与えられ、敗北者は獅子の餌食になるというのだ。

 スペンサーたちによると、競争で強者が生き残ってその才能が開発され、その一方で弱者は駆逐される。弱者に無慈悲であればあるほど社会にとっては「優しい」のだという。(J. K. ガルブレイス著、鈴木哲太郎訳『ゆたかな社会』岩波書店、2006年)

 19世紀にイギリスで生まれた優生学はアメリカへ伝わり、その信仰に基づいて社会システムが作り替えられた。彼らが優れた種だと考えているのはゲルマン/北欧系で、その中にアングロ・サクソンも含まれている。その考え方に感銘を受けた人物がドイツにいた。アドルフ・ヒトラーである

その所業、人として弁護士としていかがなものか

2022-08-10 03:37:10 | ひとりごと
 私はある事件で東京簡易裁判所から呼び出しと答弁書の提出を催告され、その件で自己破産の申請も考慮に、ある弁護士のところに相談に伺った。
8月16日までには答弁書を提出しなければならない旨も伝えた。

 その相談の際であるが、東京在住時にかかりつけの医師から肺炎になるからマスクはするべきではないと言われ、2016年にこちら(名寄)に来てからもそうしていた。弁護士訪問の際にはその旨を応対してくれた事務員に伝えた。


 その当日は小1時間ほどで話し、1週間後に再訪するということで終了した。
ところが翌日その弁護士から電話があり、「(PCR)検査で陽性になり30日まで隔離されることになった、日程は追って連絡する、窓を開けて換気をしていたがノーマスクの私と一緒にいたから」、と。まるで私からうつされたかのような口ぶりだった。この5年風邪もひいていない私なのだが。

 提出期日まで3週間余りなので内心心配ではあったがやむを得ないので隔離開けを待った。ところが開けて6日経過しても何の連絡もない。弁護士事務所に連絡、当日その弁護士は不在だったので休み明けの月曜には連絡してもらうよう依頼した。が、月曜になっても連絡がない。たまらず翌火曜に事務所に連絡したが呼び出し音がなるばかりで電話に出ない。

 こちらの依頼を引き受けたという確約はもらってはいない状況ではあった、期日が迫ってきており心配しているのに、その対応(電話に出ない)は弁護士として、それ以前に人としていかがなものか。引き受けられないなら電話拒否という方法ではなくその旨伝えればいいではないか。

 PCR検査とは昨年3月国会で柳ヶ瀬裕文議員の質問に対し厚労省担当者が「水道水でも12回に4回は陽性だった」との答弁があった検査。パパイヤやオレンジも陽性になるという検査である。

 また、マスクはしてはいけない医学的な理由があり、関東甲信越有志医師の会布施純郎医師もマスクは必要ないとの見解であり、北海道有志医師の会の藤沢明徳医師もマスクは有害と仰っている。脳神経外科医ラッセル・ブレイロック博士は「マスクは病気から人を守らないどころか、健康な人に深刻なリスクをもたらす。頭痛、気道抵抗の増大、二酸化炭素の蓄積、低酸素症を引き起こす可能性がある」と。マスクをする子どもの成績はしない子どもより2割低下とのレポートもある。

 自分の都合で予定をキャンセルした場合は、本来は催促される以前に自ら連絡するものであり、なおかつ連絡するように要請されても応対せず、あろうことか電話に出ることすら拒否。人として弁護士としていかがなものか。

 ノーマスクの者に対する嫌悪感なのか、弁護士という権威に従わない(彼はマスク着用者)者に対する反感なのか。



原爆慰霊碑の前で行われるセレモニーの軽さとゲバラが献花した重さ

2022-08-07 04:34:53 | 社会
櫻井ジャーナル 原爆慰霊碑の前で行われるセレモニーの軽さとゲバラが献花した重さ
より一部を引用・転載  *太字は当ブログ筆者による

 その広島を1959年7月25日(あるいは26日)に訪問、原爆慰霊碑に献花して原爆資料館を見学、県知事と懇談した人物がいる。使節団の団長として日本を訪問していたエルネスト・チェ・ゲバラだ。7月15日から27日まで滞在したが、日本政府からは冷遇されたという。

 その日本政府から完成して間もない千鳥ケ淵戦没者墓苑への献花を持ちかけられたが、アジア侵略の手先になった兵士のために建設された墓苑に行くことをゲバラは拒否、大阪を訪れた際、日本政府による監視の目を掻い潜って広島を訪れたようだ。広島でゲバラは原爆慰霊碑などを写真に撮っている。

 そうしたこともあり、キューバでは学校で広島や長崎に落とされた原爆について詳しく教えているようで、日本人よりキューバ人はその事実を知っているという。

 毎年、原爆が落とされた背景や目的、そして犠牲者の実態を掘り下げることなく、当たり障りのない演出のセレモニーを仰々しく行うだけでは原爆投下地点が観光地化するのは必然だろう