八国山だより

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葛飾区、夏休みを1週間短縮

2006-01-14 07:44:20 | 教育
どこの放送局だったか忘れたが2、3日前、葛飾区が夏休みを1週間短縮し、小中学校ともに8月25日から2学期を開始すると伝えていた。実際にはもっと早く決まっていたようでネットで検索すると12月23日の毎日新聞にその記事があった。

「02年度から始まった学校の週5日制で、教育現場では授業時間を確保するために行事を減らすなどの工夫が続いていた。区は夏休み短縮に向けて全小学校の教室に冷房を導入した。この短縮で新たに23~27時間の授業時間が確保できるという」とのことである。

これって本末転倒ではないのか。
授業時間確保のためにさまざまな行事がカットされてしまったが、そうした行事も大事な教育の一環だったはずだ。本来カットすべきではない。授業時間が足りないというなら土曜の半ドンを復活させればいいのであって夏休みを短縮するというのは間違っていると思う。近所の小学生は半ドンの日があったりするといそいそと学校に出かける。飽きやすい子供にはぴったりである。今の法では土曜にできないというならその法律を変えればいいのだ。

どうせ塾があるから、部活で学校には行ってるし、夏休みをちょっと減らして授業しても、学力は変わらないよ、いろんな反応があることだろう。授業時間確保の困難さなどから賛成する先生もいるだろう。

だが、この上夏休みの意義をを軽視するという愚行を繰り返すことにならないか。自由な時間が与えられたときいかに自分のために有意義に過ごせるかという力をつける機会だ。視野を広げ、体験を豊かにする機会でもある。働いてみるのもボランテイアを体験するのもよい。旅行、自然界の驚異に触れるなど、夏休みだからこそできることだ。



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1 コメント

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夏休みを長くしてくれ (カンニング中島)
2012-10-20 09:28:14
東京都葛飾区の公立小中学校の夏休みを長くして、来年度から土曜日の授業2時間半ドンを復活になります。