まちづくりに関しては、当市商工会議所や市議会で話題になる一件だが、先週その報告会が御座いました。
連合商店街の会合では、商工会議所が「まちの顔づくり推進協議会」を立ち上げて「目鼻立ちの良いまちづくりに向けて」と云う20数ページの提言書をまとめ、その報告書を頂いた。
目次を見れば、「中心市街地の現状と課題」が述べられ、「目鼻立ちの良いまちづくりに向けて」その方向性と具体案が提示されていたが、内容のコメントは割愛するが、これらは大きな問題点で、自分達の手で如何すると言う事柄でもなく、一朝一夕では語れない。
それは厳しい現実が商店街を語っているからだと言うほかは無い。
この状況を漠然と受け入れ商売をしているとしたら、もうどうにでもなれと未来に向かう闘争心を無くしたか、これで後継ぎの世代にバトンタッチが出来るのかと問わられれば、残念ながら未来は無い。
当中心市街地の主な商店街の利用率をみると、1980年代後半以後、年々低下しており、2015年では各商店街とも、1%を下回る利用率となっている。
主な商店街の利用率を合計しても、1.2%程度(2015年)となっており、1990年代前半と比べると30ポイント近く低下している。
一方、当市内の郊外型店舗の利用状況をみると、ある調査では、郊外型ではいずれも、ほぼ100%近くの人が自家用車である。これに対し、商店街型においては、70~80%の人が自家用車となっているものの、10~20%程度の人が自転車・バイクや徒歩としており、商店街周辺の近隣住民の利用が伺える結果となっている。
このコメントは衝撃的で、商店街型と郊外型のグラフを見れば、1992年の町の商店街の中で、当商店街の買物地区利用割合を見れば3.2%それが平成15年には0.2と、他商店街も同じ傾向で、市内郊外型店の合計は72.8と大差。
明らかに閑散とした商店街のあり様を示しているが、「来てよし 見てよし 住んでよし」の機能の再構築の提言である。
空き店舗・空き施設のリノベーション・再開発。まちづくり会社の新設。市民の交流機会の増大。高齢者にやさしい・子育て世代にやさしく教育環境にすぐれたまち・若者が回帰・定住しやすいまちづくりと方向性が示され、具体案は..。
さて、如何進むか?
土曜日には、議会報告会が開催され、平成29年度の一般会計決算を審査した議員により、その決算審査関係を中心に9月定例会で審議された内容の報告を受け、市民との意見交換も行われ参加して参りました。
前回も話題になっていたが、ある地域の農場の悪臭が大問題になっていて、一向に解決しない事柄を市民から指摘する声が大きかった。
あと、観光行政で、お城の看板が無くなったり、観光の看板が少ないのではと、事を荒立てず、柔らかく指摘したら、「参考意見とさせていただきます」の答弁で終わりでございました。