昨日は場所を変えて、駅前に出来た「イクネスしばた」のキッチンスタジオで男の料理教室がありました。
当町内会の加盟する保健自治会では毎年、健康講演会、男の料理教室を開催している。
今回は、真新しい施設を利用してだが、作業をしている所がオープンな窓枠を利用した作りで、書籍棚の図書コーナーからも、内部の様子がうかがえる。
だいたい、こう云う会に出席する方々は高齢者が多い。若い人は仕事がある訳で、平日は無理からぬことだが、70代ををはさんで、せいぜい50代後半からか、私のグループは、当町内会長はじめ、80歳になったとかの年代で、私の他3名。
申し込んではいなかったのだが、人数が足りなかったんだろう、町内会長よりTELが有り、参加する事に。
比較的、時間の都合の出来そうな事業主などに、お声かけをされるのだろうが、小売業の参加者は私だけ。
材料費500円、エプロン、三角巾を用意して出かける。何時も保健婦さんが数名待機されていて、血圧測定に、会話による日頃の健康診断。
これは市が掲げる健康づくり、食事面も捉え、「めざせ100彩」の一環なのだろう。
その後、お手伝い頂くご婦人代表から本日の調理の説明と、食事のバランスをチェックしましょうと、頂いたパンフの項目を見ながら説明があった。
参加すれば毎回、目にする図表もあるんですがネ、何度聞いても頭にチャント入ったか?一通りお話を聞いてキッチンへ。
今回の「男子厨房に入ろう会」のパンフには、ごはん(主食)、焼きぎょうざ(主菜)、たたき長いもの和え物(副菜)、変わり金平(副菜)、木の葉りんご(デザート)の作り方が記されている。
4人づつのグループに分かれ、各々料理を分散して作るんですが、今までの調理室よりも調理台が狭い感じがします。
生まれて初めて、白菜、ニラのみじん切りを、さっとゆで豚挽き肉に生姜を入れ、私の手でコネて餃子のタネを作ってみました。
こんな機会が無ければ餃子など作らずあの世行きですが、5人前餃子の皮25枚に包むのですが、アンの大きさを均一にと云う事で、皿に具材を均一に取り分ける。
1枚の皿に14個の具材が載った。もう1枚に二人で均等に割つける。
二人で数えながらやったんですが、同じ大きさに頭が傾いたのだろう。包み終わると餃子の皮が足りない。
「すみませ~ん餃子の皮が足りないんですけど」と叫んでいた。
よくよく考えればわかりそうなものだが、25個でいい所を二人で余分に作っている。
これが老いから来るのか、ボケから来るのか、また別の御仁は、せっかく作った餃子のタレを「変わり金平」の具材に混ぜてしまった。
でも皆さん偉いですね。誰一人声を荒げる人はいませんネー。町内会長は、「今日は参加して頂いてありがとう御座いました」の声をかけ、指導で参加されたご婦人からは、「美味しいですね~」の声。
調理台にはIH電磁調理器で、ガスコンロが無く、「火加減が分からないナ~」の声が上がる。
しかし、我々も歳も行けば、思う様に動けぬ事も増え、直接火を使う危険性も増える可能性が有る。
しからば、今からでも新しい調理器になれる事も必要なのだろうと思うのだが、食器を探すのも、ここはガラス戸棚でなく、木製の扉で仕切られていて、何処に何が有るのか?サッパリ分からない。
食事が終わって、意見交換の時、今まで通って慣れている、市保健センター調理室の方が良いと云う意見が出ていました。
さて、来年の「男の料理教室」は何処でするのかね。
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