家内に誘われて、市民文化会館 大ホールで行われた、新発田市出身アーティスト・セレクション うたびとジョイントコンサートVoL.14に一昨日行って参りました。
何度かこのステイションには参加していて、ロートルの身ながら楽しんでいる。この地は昔から芸術文化の貯まる所と、大和政権の勢力圏が東へと拡大していく中で柵が設けられ、そこからはずれる、いわゆる蝦夷の地との境界につくられた砦が有りましたよネ。
何かチョッと時代背景が飛び外れてしまいましたが、行き場をなくした文化が、この地で根付き、習わしも育つ場だったのだろう。当地に有る名園 清水園も、京都風庭園の、ここが最北端の庭と云われている。
郷土には昔からあらゆる文化が大事にされ、それを思い継ぐ人々が多かったに違いない。
そんな下地があってか、継承ばかりではなく、声をあげてみようと新発田市出身のアーティスト達が動き出す。
昨年もコロナ禍の中でも声が上がり、今年で14回目。
4組のアーティストが参加されたのですが、みなさん素晴らしい歌声で大感激でございました。
最初の舞台は、「Kei & ジャズテット」ジャズテットは新発田市にて結成された20年を超える老舗バンドです。メンバーはトランペット、テナーサックス、トロンボーン、ピアノ、ベース、ドラムス、女性ボーカルの7人で、新潟市や新発田のライブハウスや、市町村、企業のイベントなどで活躍しています。
今回はスタンダードジャズやラテン音楽に加えて、懐かしい昭和の歌謡曲などもご用意いたしましたと、パンフにはあるのですが、楽器はベテラン揃いでサスガ!石井 圭さんのボーカルが素晴らしい!エッ外国人デスッテ?
2ステージ目は、桑名シオン御大の登場。新発田市出身シンガーソングライター。1999年(現ユニバーサルレコード)からメジャーデビュー。現在、地元を拠点にライブ、CM楽曲政策、ご当地イベントテーマソング制作も。ラジオCMなど幅広い分野で活躍。この方の声は迫力がありますネー。
3ステージ目は、ゲストで南魚沼出身のTSUNEI(つねい)さんが登場。この方の曲は、テレビのCMソングで一度聴けば、あ~あの歌の人と誰もが判る方ですネ。今はBSN新潟TVの「なじテラ」に出演中です。生でお声を聴くのは今回で2回目かな。
ラスト4ステージは、新発田市出身 ゆあさみちる さんです。4歳からピアノを習い始め、音楽が大好きに。小学校では吹奏楽でトランペット、中学からは声楽でイタリヤ歌曲を習うが日本語の歌にも興味を持ちポップスも歌い始める。
そして、高校生の時にNHKのど自慢に出場。この頃、作詞作曲も始める。卒業後上京し、CM曲を歌ったり、GLAYのアルバムにコーラスとして参加したりしたが、いつも「どんなジャンルを歌いたいの?」と問われて、悩みながら歌う日々が続いていた。
悶々とした時間が幾年か流れて行く中、ラストトライ!という気持ちで、かねてより夢みていた花岡優平氏に私の曲を書いてもらう!という目標のもと門をたたく。
皆さんスゴイですネ。じゃ~少しでも歌の実況や写真とも思うんですが、この方の歌声はこうですよと紹介しようと思っても、これがダメなんです。
杓子定規に、会場内での写真、ビデオ撮影、携帯電話等の使用は堅くお断りしますとなる。
市民の皆さんばかりではありません。県内外からの観衆の方もお出でになりますがホールは半分以上いくかナ。
もっとアピールして、会場を満席に、もっと盛り上げて行きましょうと云う催しなのに、勝手に宣伝するナ、アピールするナでは、「うたびとジョイントコンサート」はどう伝わるのかネ。まだまだ知らない人も多いのですヨ。
この催し物は如何いう状態にあるのか?私は色々な手段を使って、アピールする段階だと思うのですネ。
感激した観衆の方々に、多いに話題にしてもらい全国津々浦々に発信してもらう事で価値が生まれるのです。
7月の16日には、ゆあさみちるさんが、NHKBSプレミアムの番組、午後7:30新・BS日本のうたに登場します。
日曜日は大河ドラマ「どうする家康」がありますが、それを観ている人はダビングしていただいて、新・BS日本のうたをご覧あれと、みちるさんが言っていましたネ。
皆さんご存知でしたか?宣伝してもらわないと分かりませんヨネ。新発田市出身者が、全国に向けて歌います。
乱反射する声色と表情。冷静と情熱を抱きしめて、ゆあさみちるの歌声が響きます。
ゆあさみちるさんとは、どんな人?興味のある方はぜひ、ご覧あれ。
ご当地には、まだまだゴールデンタイムに、歌の似合いそうな方がいますよネ。遠慮せず、大いに発信し続けましょう。
◎ 追記:ゆあさみちるさんが登場のNHKBS日本のうた収録の放送日は、7月23日、午後7:30~8:59でした。訂正いたします。