ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

コロナ後の世界

2022年03月14日 08時25分44秒 | 新聞・ラジオ・テレビ

新聞を読んでいて感じるのは、新聞記者が書いた記事と、専門家の記事とは明らかに違う事が、分かる事です。
専門家の書いた記事は、文章を読むと論理性が明確なのである。
今回紹介するのも、野村證券の研究者が書いた物なので、論旨が明快で、私はなるほどと思った。

未来を予測するときには、歴史を学ぶと答えが書いてあると、よく言われる。
そこから、今回のコロナ・パンデミックが終わった後、世の中がどう変化するかは、過去のペストの流行と、近世のスペイン風邪の流行のときを振り返れば、答えが見えてくるというわけである。

パンデミックが終わると、社会変化の一つは労働者の数が減少することです。
このことによって、変化の二つ目は生産性の向上が進むことです。

ペストが流行した時は、農業労働者が減り、労働者に変化して、産業革命がおこり、生産性が増え、大量消費時代へつながっていく変化が起こった。
前世紀のスペイン風邪の世界的流行の時は、労働者の減少によつて工場のオートメーション化が進み、そのことで生産性が向上した。

さて、今回のコロナの場合は、会社に行って働くことが難しくなって、企業はデジタル化と、通信技術の活用で、リモートワークがすすみ、ソフトウェア―投資が、前年比で、今年は20%増えている。
そして、企業の吸収合併が進んで、生産性の向上が大きく前進するであろうと考えられている。

コロナによる、生産性向上の波は、リモートワーク、ワークライフバランス重視、ネットショッピング、キャッシュレス社会の推進などが、大幅に進んでいます。
これによって、更に、社会全体が、どう変わっていくかがとても興味のあるところです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする