踏み込む力と乗り越える心

2月20日(水) 踏み込む力と乗り越える心

 今日は、社福つながり10周年事業を兼ねた「障がい者雇用推進セミナー」が開催されました。

 テーマは「踏み込む力と乗り越える心のために~障がい者を企業の力へ」です。

 セミナーでは、高槻市障がい者就業・生活支援センターの成瀬修所長から、障がい者雇用制度についての講演。

 引き続き、大東市の丸善運輸倉庫(株)の岸上管理部長、森藤代表取締役から「可能性にふたをしてはならない」「障がい者雇用によって得た共感と企業メリット」等について熱い話が行われました。

 障がい者が働きやすい環境づくりとして写真や図を活用して作成した作業マニュアルの改訂が、実は配置転換や新規採用者にとっても視覚で理解しやすいマニュアルとして効果があったこと。

 相談する外部機関を知らず、問題を可抱え込んでしまった失敗談など、具体的事例を通した話は説得力がありました。

 講演の後は、就労移行支援施設ワークスポットの紹介に続き、エルチャレンジ大阪府済生会吹田病院での知的障がい者雇用のドキュメントDVDが上映されました。

 障がい者の法定雇用率が、本年4月から2%(現行1.8%)に引き上げられますが、支援者側と雇用主・企業とがそれぞれ一歩踏み込み乗り越える中で障がい者が働く場がさらに広がることを期待しています。

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