安倍内閣始動

１２月２７日(木)　安倍内閣始動！

　総選挙での自公圧勝を受けて、野田内閣は総辞職。

　安倍内閣が昨日誕生し、自公による新政権が始動しました。

　実力者を据えた安定した布陣だという評がある一方で、いわゆる保守派・タカ派と呼ばれる人たちが入閣し、安倍カラーが色濃い内閣の布陣となりました。

　今日の記者会見では、田村厚労相は「生活保護費扶助費の段階的一割カット」を主張、茂木経産相は「３０年代原発ゼロ方針の見直し」を表明するなど、これまでの政策からの逆行が加速されつつあります。

　政権交代で掲げたマニフェストの成果を問われた民主党ですが、従来型の公共事業の大幅復活や積極的な財政出動など、「人からコンクリートへ」への政治が復活するのではないかと懸念されます。

　「こんなはずじゃなかった」と後悔しても、後の祭り。

　政権が交代することで、政治は大きく変わっていくことを改めて実感します。