単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

MOZU

2024-03-28 | 暮らし・ジョギング

 

孤高のトリが、誰もいなくなった川面を見つめている。

雰囲気もってるなあ・・・・MOZU、カッコいいよ!!

 


 

昨日までの風の冷たさがぐっと和らぎ、今季一番の春らしい陽気になりました。

おかげで、ご機嫌を伺いながらも、キレ易いアキレス腱と上手に付き合っています。

 


 

昨日、五ヶ月ぶりに三代目んちからバイクを連れてきました。

後輪スポークの錆に一瞬ひるんだけど、磨いてみれば表面だけの薄い錆でホッとした。

四月車検ですが、今週中にはバイク屋さんに預けられそうです。

 


 

待ち遠しかった「春」だったのに、今、どーーん!と目の前に現れたら何故か焦る。

あれもしたい、これもしたい、あれはやんなきゃあ、これもあるしなあ。

あれもこれもなんて出来ねえよ・・・まずは、あの山の向こうへ。


安堵感

2024-03-25 | 暮らし・ジョギング

 

細心の注意を払いながら、超~ゆっくりしたペースで走り始めて三日目の朝。

左アキレス腱に疲労や違和感を感じたら休むつもりでしたが、こりゃあ今日も行けそうだぜ。

 


 

背中越しの喧騒を一瞬に静寂に変えてしまうような、とても穏やかな春の景色だね。

三日間連続で走れたというボクの安堵感が、この景色に映し出されているように見えるよ。

 


 

やっ・・・・・っと、春が来たねえ。


超~ゆっくりペース

2024-03-23 | 暮らし・ジョギング

 

ワーォ!! やっぱり月山はいいなあ!!

ランニング・コース上、内川堤に抜けるこの小路で最初に月山と出くわす。

窮屈な視界のせいか、コース上ではここからの月山が一番デカく見えるのです。

 


 

ガラスのアキレス腱なんだと思って、決して走ることなく超~ゆっくり走ってみた。

折り返し点近くまで来て、初めて小さな違和感を感じ、あわててペース・ダウン。

知らず知らずピッチが速くなってしまったのは、先を意識しだしたからだと反省。

改めて、走り出しの超~スローペースに戻すと違和感が消え、最後まで走り切った。

 


 

こんなペースじゃ見っともねーーよ・・・と思わないでもないけど、今は仕方がない。

ささやかだけど二週間ぶりに再び感じるこの嬉しさは、何ものにも代えがたい。

完治するまで完全に休むか治療を受けることも考えたけど、結局、走りながら治るのを待つ。

月山眺めながら、ずーーっとここを走り続けられる走り方を見つけるしかないんだよ。


雨の彼岸

2024-03-20 | 暮らし・ジョギング

 

鶴岡市出身の藤沢周平の小説に登場する海坂藩は、ここ庄内藩がモデルだという。

その海坂藩の城下を流れる五間川(内川)沿いに建つ正覚寺は、ボクんちの菩提寺。

 


 

山門前には、ここに眠る後世に名を遺す庄内藩所縁の偉人の紹介が掲示されています。

ボクんちなんかは西の方から流れて来た無宿人のじいさんの代からですから、ここでは新参者。

 


 

冷たい雨の降るお彼岸になりました。

眼を閉じ手を合わせていても、「いつも不遜なオマエが・・・」と思うのはいつものこと。

法然様はすべて御見通しだね。

 


 

彼岸過ぎても暖かくならないね。

そぼ降る雨のなか、樹皮に生す苔はとても活き活きとしている。

その静かな佇まいには、気持ちを持っていかれるような、深みのある生き様を感じるよ。

 


 

枝に滴る雨の雫に目が留まり、ぼうーっと眺めていたら、ハッ!と気づいた。

チビがいないんだあ・・・ずうーっと一緒に春を迎えていたチビがこの春は傍にいない。

この停滞感は、そういうことかあ・・・・・・やばい、やばい。


停滞中

2024-03-17 | 暮らし・ジョギング

 

触れてもいないのに何故予知できるのか、隣家の壁を避けるように枝先が湾曲している。

これから伸び盛りの春を迎えるというのに、窮屈な場所に植えてしまってごめんよ。

 


 

せめて若葉が出ないうちに、枯れ枝と道路側に伸びた枝は落とさせてもらうよ。

三月には排水管の修繕で、根っこも少し切らせてもらったしね。

カミさんが言うように、やっぱ、モミの木にこんな狭い玄関先は場違いだったのかなあ。

 


 

そういえば、ウメの木の剪定も忘れていたなあ。

ちょっと遅かったね、よーく観ると小さな芽らしきものが付いている枝もある。

 


 

車検の期限4/14に合わせ、スポークの錆ぐらいは綺麗にしておきたいんだけど・・・

ライダーの姿もチラホラ見られるようになったし、そろそろやんなきゃね

いつもの春なら春らしくボクの脳みそが回転しだすんだけど、今はどうもいかん。

 


 

原因? アキレス腱の具合が悪くてずうーーーと走られず、気落ちしているのが分かる。

体力の減退ならまだしも、怪我が原因で走られなくなるなんて想像もしていなかった。

四月までにはシューズも更新するんだ!って、楽しみにしていたのになあ。

「歳をとると怪我が治りにくい」を通り越して、治らなくしてしまった・・・かな。


錦木 強えーー!!

2024-03-10 | 暮らし・ジョギング

 

先にしっかり両手をついて待つ。

姑息な駆け引きはしない。

 


 

えええええーーーーー

 


 

いったあ・・・・・・・

 


 

うっそう・・・・マジかあ!

 


 

ニヤニヤ・・・、もといニコニコしすぎだよ。

宇良と阿炎は神妙な顔で話していたぜ。

 


 

春場所初日の結び、先場所優勝した横綱から真っ向勝負で、勝った。

今場所は気楽にとれます・・・なんて、言っちゃだめだぜ。

そこが錦木らしくて、いいんだけどさ。


引導を渡されたかも

2024-03-09 | 暮らし・ジョギング

 

正やんの「なごり雪」が聴こえてきそうな出がけの風情は、どこ行ったんだよ!!

ボクを外に引っ張り出すための罠のつもりかあ!

 


 

とんでもない高密度で降りまくってるぜ・・・たぶん今季一番かも。

ボクには量より質が問題、とんでもない濡れ雪はすぐに解けて地肌まで浸みてきた。

 


 

朝の一時間、赤川堤で遭遇した生き物は、ヒト二人とイヌ一匹・・・あとボクだけ。

ボクだって再発したアキレス腱痛の養生中で、こんな雪だと知っていたら止めているよ。

 


 

何度目だよ、治んねえなあアキレス腱・・・今回の再発にはもうがっかり。

特に無理したつもりはないし、暖かくなったら思い切って走ることを楽しみにしていたに。 

病院いっても、ボクの風体を見たら「もう無理しなくても・・・」と肩叩かれるだけだろうし。

今回の再発には、とうとう引導を渡されたかなって感じがしないでもないね。


デルスウ・ウザーラ

2024-03-07 | 暮らし・ジョギング

 

今年に入り、クラクラするほどの細かい文字に難儀しながら読み始めたドキュメンタリー全集

その第一巻に納められた「シベリアの密林を行く」の目次に目が止まった・・・あれっ?!

デルスウ・ウザーラ・・・、どんどん記憶が遡り、たぶん盛岡にいた頃かなあ。

 


 

あの黒沢明監督が舞台となるソ連に乗り込み、現地スタッフだけで映画を撮るんだって・・・

映画には疎かったので、ソ連で撮った意味不明の題名の作品程度の情報に止まっていた。

北海道にミグ戦闘機で亡命を図ったソ連パイロットが現れたり、ソ連には過敏だったのかな。

 


 

広大なシベリアの針葉樹林帯が作品の舞台かと思ったら、極東地域の狭い?エリアの話。

1900年代初頭、地理的空白地帯の一番乗りに世界の探検家が色めき立っていた時代。

サンクトペテルブルク生まれの探検家が現地で偶然出会ったのが、デルスウ・ウザーラ。

 


 

彼は自然環境の過酷な極東シベリアのあらゆる生き物や自然現象に対し、二人称で呼びかける。

探検家はそれを「アミニズム」と表したけど、ボクの初めて知る言葉・・・ためになる~~

別れの時、「デルスウ、行くな!」という探検家にデルスウ・ウザーラは吐息をついて言う。

「町はおそろしいし、そこで私のすることがなんにもない」

ボクなりに例えれば、彼は究極の「マタギ」なのかなあとも思う(異論もございましょう)

 


 

全集の第一巻は、タクラマカン砂漠、ナイル川源流地帯、極東シベリアの密林地帯が舞台。

映像でさえ観たことがない桁違いの自然を活字だけでイメージすることは、ボクには無理!!

近くの砂丘とか中山間地の里山の景色に毛の生えた程度のイメージしか浮かんでこない。

 


 

驚きとともに嬉しかったのは、オオバンについての記述に出会ったこと。

ひどく不器用な黒い水くぐり鳥だってさ・・・その通りだよな、キミって。

でも探検家は、キミの故郷の広大な沼沢地の夕焼けの景色にとても感動していたよ。

昨日までここにいたハクチョウやカモたちがその夕焼けの空を舞う景色は、ボクにも見えた。


冬将軍の逆襲

2024-03-02 | 暮らし・ジョギング

 

直前まで吹き荒れていた強風が治まったから、走る気になったんですけど・・・

家を出た途端、なんか雲行きが、否、風向きが変わったような。

 


 

やっぱ、ここは町ん中とは違う。

とんでもない強風が吹き荒れてるよ。

 


 

これまで劣勢を強いられてきた冬将軍の逆襲にあい、ひとり袋叩きにあっている感じだぜ。

 


 

冬の赤川、変わらない貫禄の渋さがいいねえ。

さあ、来たからにゃあ、また戻んなきゃなんねえな。

 


 

海の向こうのドジャーズ・ブルーに見えるぜ。

 


 

誰なんでしょうねえ・・・

地元に近い一関のオバチャンたちにも情報は入っていないってさ。

ボクも気になるっちゃあ、気になるかな。