単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

ポケポケ

2020-10-28 | オートバイ・メンテ

 

突然、目の前に現れた朝焼け。

今季一番の冷え込みは5度ほど。まだまだこれから。

 


 

TVのニュースで、快晴の盛岡の街と岩手山の中継映像が流れた。

「ラス・ツーかな」と、ちょっと頭をかすめたけど・・・

 


 

 

もうこの時季の晴れ間は、越冬前のさび落としを優先しなきゃあねえ。

専用ガレージがあれば、暖を取りながら、いつでもやれるんだろうけど。

 


 

スポークの錆はミシン油を使いながらこすり落とし、チェーンの汚れは灯油で磨き落とした。

自力で細部の部品まで、分解、オーバーホール出来るライダーさんが羨ましい。

そんなライダーさんのブログを拝見すると、全ての金属部品は細部にわたりピッカピカ!

オーナーを選べないからね・・・、CB-SSに申し訳けない。

 


 


 

次回の車検を考える・・・、更新する、しない、どうする。

今年乗れなかったのは、コロナのせいだけじゃないしなあ。

この調子が続くんじゃあ、あまりにコストに見合わないし・・・

 


 

スーパーカブが念頭にあるから、気持ちがそっちへ誘導されるのかな。

カブといえば、ラグビー部のシュンロー先輩を思い出して、少しニヤッとした。

コン先輩は、シュンロー先輩が乗るカブを「ポケポケ」と呼んでいたっけ。

今はこんなにお洒落に変身。もうポケポケとは呼ばせない。そうでしょう、シュンロー先輩。


ヒヨドリ

2020-10-24 | 暮らし・ジョギング

 

あっ! いた、いた・・・・・、留まったぞ。あの頭の羽毛は間違いない。

これ以上近づくと逃げちゃうなあ・・・、ほどほどズームにして、カシャッ!

 


 

ついに撮ったドーーー!

やっぱ、ヒヨドリだったんだあ。間違いないよねえ。

 


 

小鳥と呼ぶには少しデカくて、立派な尾っぽの野鳥が気になっていた。

観た特徴を元に検索し、ヒヨドリらしいと知ったのはそんなに前の話じゃない。

 


 

子供の頃、「ヒヨドリ越えの逆落し」のヒヨドリって、地名だとばかり思っていた。

ヒヨドリ越えのヒヨドリがこんなところにいる? 知った時は、結構、衝撃的だったよ。

完熟した果実が好物らしい。なるほどねえ・・・、でも、まだ渋いはずだよ。

 


 

内川にも、遠来のカモの姿が日に日に数を増す。

オスのカモは、何とも言えないほどにホントに美しい色合い。いつも見惚れてしまう。

カモって、どうしてこうも愛らしいんでしょう。

 


 

この界隈の自然なんて極々ありふれたもんだけど、どんだけの野鳥が暮らしてるんだろ。

みんな生き生きしているなあ。天敵もいるんだろうけどねえ。

あちこちで受難の憂き目にあっているクマも、こうやってうまく共存できないもんかなあ。

そう思うよねえ、クマさんも。


象潟郷土資料館

2020-10-21 | ちょこっと旅・温泉

 

どーーん!と、鳥海山。

もたもたしているうちに時間は過ぎて、もう遠くには行けないし・・・

 


 

今年は小さな歴史資料館を訪ねよう」を思い出した。

Yahoo地図で「資料館」を検索、象潟郷土資料館なら今からでも行ける。

 


 

着いたのは10時半。来訪者はボクだけのようだ。

入館料150円を支払おうとしたら、スタンプラリーのキャンペーン中とかで、タダ!

ここから先は撮影NG。以下の画像は、パンフレットやHPで公開済みのもの。

 


 

ざっくり言えば、奥の細道に関するものが多かった。

企画展として地元出身の版画家池田修三氏の作品も多数展示されていました。

鑑賞眼に乏しいボクですが、版画とは思えない色彩と線描の繊細さには驚きました。

 


 

ここでも芭蕉を追って旅した正岡子規の足跡を知ることができました。

 秋高う 象潟晴れて 鶴一羽

子規が大曲の旅館から親友夏目漱石に送ったハガキに添えた一句の解説に少し興奮した。

旅をする正岡子規の姿がシルエットのように浮かんできた。

 


 

帰り道、芭蕉が苦労して越えたという三崎峠にバイクを止めた。

やっぱり、そんな気分になるよねえ。

 


 

芭蕉然り、子規然り、究極の旅人って、俳人の心を持って旅する人のことかなあ。

句を詠んだり、ペン画に仕上げたり・・凡人程度でいい。ボクにその才があったらなあ。

 


 

子規は芭蕉を追いながら、この陸奥をどんなふうに旅をしたんでしょう。

あとを追ってみたいなあ・・・

 


 

はて知らずの記・・・かあ。

ボクの手に入るんだろうか。


青沢越え

2020-10-16 | ちょこっと旅・温泉

 

山形県戸沢村古口

東屋の先で、角川が最上川に合流しています。

 


 

そばに立つ標柱の「最上峡夕景の地」の文字が、辛うじて読める。

紅葉真っ盛りの夕暮れ時だったら、さぞかし・・・

 


 

東屋の卓の全面を使った大きな鳥瞰図にこの先のルートを記すとこうなる。

鳥瞰図は国土交通省新庄河川事務所が製作。縮小印刷版があるなら、欲しい。

 


 

真室川町の市街地から国道344号に折れ、随分、西の方角に入ってきた。

こういう佇まいが、たまんないんだよなあ・・・

 


 

この先にまだ集落がありそうな、真室川町の奥行きの深さと広がりに驚いています。

田郎・・・タロウと読むんでしょうか。

町営バスのようですが、公共交通機関の必要性は実感しました。

 


 

前方には鳥海山。

ポツンと白いところは雪でしょうか。初冠雪の話は聞いてないけど。

 


 

最上と庄内を結ぶ道は、最上川沿いを行く国道47号とこの国道344号。

国道344号の「青沢越え」は難所の代名詞で、少し前までは冬期間は閉鎖されていた。

 


 

峠のピークあたり、紅葉には早かった。

ちょっと残念・・・

 


 

来るんじゃなかった・・・と、後悔しながら走ったことがあります。

今は、全線を通してセンターラインが確保され、安全に走ることができます。

 


 

思わず見上げた。この角度、ヤバいんじゃねえ・・・

支柱の何か所かを鋼線で引っ張っています。

予断を許さない難所であることは、今も変わりませんねえ。

 


 

峠を越え、旧八幡町に入って間もなく、小さな滝に遭遇。

大雨が降ったら、道路に落ちてくるのではと思うほど間近にあります。

 


 

青沢峠あたりからずーっとボクの前を走る「盛岡」ナンバーの軽。

はっきりとは確認できませんが、中にはそこそこのお歳の女性が三人。

もう少し前の車との車間距離をとったほうが・・・と思うほど、峠では攻めてましたね。

 


 

平野部に入り、国道345号に乗り換え、遊佐町へ。

目指すは、一年ぶりの「ちどり」

 


 

まっすぐ来れば30キロほどの道のりを、青沢越えの110キロかけてきた。

昼時の「ちどりの中華そば」に合わせ、色々、熟慮した結果の道程です。

 


 

中華そばの食レポは、懐かしい!優しい!と言っときゃいいって、誰かが言っていた。

懐かしさを覚えるほど親に食べさせてもらえなかったけど、味はとっても優しいです。

加えて、麺は繊細でしっかり腰があるし、おつゆは上品だし、納得の650円。

やっぱり、ここが一番です。


カラスが諭す

2020-10-11 | 暮らし・ジョギング

 

朝露に陽が当たり、淡い光を帯びた光景は、神々しくさえ感じる・・・

ネコジャラシに感動するなんて、おそらく初めてだよ。

 


 

おばあさんの向こうのバイパスから、小気味よい単気筒エンジンの音が聞こえてきた。

そうだよなあ。今日はそういう日だよなあ。いいなあ・・・

 


 

東から流れ落ちる厚い雲を、月山がくい止めてるようですねえ。

台風が太平洋上をうろうろしている影響でしょう。

 


 

あのシラサギは、昨日もあそこにいた。きっといい漁場なんでしょう。

川面の石に留まって、ピッピ、ピッピと鳴いてるのは、セキレイですね。

 


 

続けざまに二台のバイクが通り過ぎていった。あっ、また一台・・・、コン畜生めえ!

「おまえ、コン畜生はねーだろ。」 三連のカラスに諭された。

 


 

昨日の新聞で見つけたのは、「使って貯めよう筋肉貯金」

うまいこと言うなあ。つまり、使わなければ、減る「貯筋」ってえことだ。

貧乏性のボクが、行き交うライダーをしり目にせっせと走るのは、そういうことかあ。

いつの間にか、鳥海山も赤く染まっちゃったけどねえ・・・


お披露目

2020-10-06 | ちょこっと旅・温泉

 

地元の海、由良海岸。

寒さは感じませんが、時節柄、強めの西風が吹くようになりました。

雲行きにも海の色にも、時折、初冬の色が見てとれる。

 


 

係留されたままのクレーン船。

今日の風じゃあ、作業は無理だよなあ。

 


 

由良漁港は、地元では活気のある漁港のひとつ。

漁に出られなかったのか、漁協のシャッターが降りている。

 


 

霧状に吹きつけるしぶきが塩となってシールドに付着し、シールド越しの視界が曇ってきた。

なんでも錆びつかせる厄介な潮風だ。ここに長居は無用。

 


 

 

手元に届いて6日目。早くお披露目したいと思っていた。

耳元あたりの被りが前より少し浅いかな。でも、気になるほどじゃない。

無傷のシールド越しに広がる風景は、とても鮮明で気持ちがいい。

 


 

台風が過ぎ去ったころかな。

その時は、思い切って遠出してみよう・・・かな。