各候補者の第1声を報道で聞くと、やはり争点はリニア工事問題とオール静岡・・・。
リニア問題は、これは川勝前知事が残していった全国が注目する問題なので、当然にそれをどうするかは、選挙公約の一つとなるのは当然だ・・・。
ただ、オール静岡と言う声は、どうも県政の政策と言うよりはどうしても言わざるを得ない選挙戦術とみえる・・・。
今回の本命の2候補者は、かたや静岡県中部出身、一方は西部の政令都市の前市長・・・。
地域を基盤に選挙すれば、他の地域からの票獲得が見込めない、だからどこの地域の候補者でもない、オール静岡の候補者ですよと言わざるを得ない戦術・・・。
ただ・・・、静岡県知事は当然静岡県全体を掌握し政策を進める、オール静岡でなければならない県のトップ。
わざわざオール静岡と言わなければならないと言うことは、自分自身の立場を分かっているということ。
そうなると、静岡県の東中西部に伊豆を加えた全地域への総花的な選挙公約となって、マニュフェストの中心がぼけてしまうような気がする・・・。
はたして、静岡県の経済の、文化の、産業の、教育のどこを攻めようとしているのか・・・!?
まあこれから投票日まで3週間以上ある、そのあたりが見えてくれば、私として誰に投票すればいいかが分かってくるが・・・。