20年度に4兆4千億円目標 政府、科学技術予算増加へ
2017年4月21日 (金)配信共同通信社
政府は21日、総合科学技術・イノベーション会議(議長・安倍晋三首相)を首相官邸で開き、科学技術分野に対する政府の予算額を2018年度から上積みし、20年度までに4兆4千億円に増加させる方針を決めた。
20年ごろまでに国内総生産(GDP)を600兆円とする政府の経済目標を達成するため、技術革新を促す。政府は民間企業にも研究開発への投資を20年度までに18兆円に増やすよう求め、会議に出席した榊原定征(さかきばら・さだゆき)・経団連会長は引き受けた。
会議で首相は「(投資の増加で)日本を世界で最も研究環境が充実し、技術革新に適した国にしたい」と述べた。
政府の科学技術分野への当初予算は横ばい傾向が続き、17年度は3兆5千億円だった。来年度からは3千億円ずつ上積みし、20年度に9千億円増の4兆4千億円まで引き上げることを目指す。
このほか人工知能(AI)やビッグデータを扱うサイバー空間の基盤技術、ロボット工学、インフラの維持管理技術の3分野で、18年度予算に推進費を計上することも確認。各省庁から関連する政策を募り、推進費を配分する。
2017年4月21日 (金)配信共同通信社
政府は21日、総合科学技術・イノベーション会議(議長・安倍晋三首相)を首相官邸で開き、科学技術分野に対する政府の予算額を2018年度から上積みし、20年度までに4兆4千億円に増加させる方針を決めた。
20年ごろまでに国内総生産(GDP)を600兆円とする政府の経済目標を達成するため、技術革新を促す。政府は民間企業にも研究開発への投資を20年度までに18兆円に増やすよう求め、会議に出席した榊原定征(さかきばら・さだゆき)・経団連会長は引き受けた。
会議で首相は「(投資の増加で)日本を世界で最も研究環境が充実し、技術革新に適した国にしたい」と述べた。
政府の科学技術分野への当初予算は横ばい傾向が続き、17年度は3兆5千億円だった。来年度からは3千億円ずつ上積みし、20年度に9千億円増の4兆4千億円まで引き上げることを目指す。
このほか人工知能(AI)やビッグデータを扱うサイバー空間の基盤技術、ロボット工学、インフラの維持管理技術の3分野で、18年度予算に推進費を計上することも確認。各省庁から関連する政策を募り、推進費を配分する。
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