四六時中、不安の中で生きているようなものだ。しきりに不安が行き来する。これからどうなるだろうかという不安。このままでいいのだろうかという不安。今すべきことをしていないのではないかという不安。死んだ後はどうなるだろうかという漠然たる不安。わが愛すべき死者たちは安らかにしているのだろうかという掴みきれない不安。わたしは現在此処でこうして生きているけれども、その生き方が肯定されているだろうかという不安。これらの不安が、望ましくない方に的中したらどうするだろうかという不安。
掻き消して掻き消して、そこからまた浮かび上がる不安。泡のようにわたしの胸の奥底で泡立つ不安。
お日様が照っている。そこへ来て日向ぼっこをして足を延ばす。片時、不安を和らげる。でもこれはあくまで片時。