10時半頃「ヂーッ
」とアブラゼミのようなチュンの声がした。
「ちょっとぉ。ご飯の時間やろぉぉぉ
」
「チュンちゃん、まだ10時半やで
」
あいにく、給仕係のお姉ちゃんは出かけている。
お母さんは「まだご飯の時間と違う」とそのまま
仕事を続けていた。
お年寄は時間を気にせず、食べたい時にご飯を食べる。
「まだ10時半」は通用しないのだ
これがお姉ちゃんなら「ヂーーッ」
「はい、わかりました。ご飯やね
」すぐにご飯の用意をする
ご長老には逆らってはいけない。
お姉ちゃんは、おかわりも作ってくれる
お母さんはケチンボなので「スズメはプチプチや
」と
おかわりをくれない。
あまり遅い時間におかわりをやると、頑張り大会をするので
今は「16時以降」はご飯禁止になったが
こんな調子だから「お姉ちゃん＝美味しいもの」とチュンの中で
図式化されてしまったのだ
」とアブラゼミのようなチュンの声がした。「ちょっとぉ。ご飯の時間やろぉぉぉ
」「チュンちゃん、まだ10時半やで
」あいにく、給仕係のお姉ちゃんは出かけている。
お母さんは「まだご飯の時間と違う」とそのまま
仕事を続けていた。
お年寄は時間を気にせず、食べたい時にご飯を食べる。
「まだ10時半」は通用しないのだ
これがお姉ちゃんなら「ヂーーッ
」「はい、わかりました。ご飯やね
」すぐにご飯の用意をするご長老には逆らってはいけない。
お姉ちゃんは、おかわりも作ってくれる
お母さんはケチンボなので「スズメはプチプチや
」とおかわりをくれない。
あまり遅い時間におかわりをやると、頑張り大会をするので
今は「16時以降」はご飯禁止になったが
こんな調子だから「お姉ちゃん＝美味しいもの」とチュンの中で
図式化されてしまったのだ
