入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’19年「春」 (77)

2019年05月28日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 『絶景の朝』
「前日の雨は上がり現地に4時半に着いたら5℃まで下がった。
日の出時間を過ぎ明るさが増すと共に、初の沢から霧が上がり
始めコナシの斜面にかかり始めた。ドローンを上げ、流れる霧
との組み合わせを考えながら100カット近く撮影した。」
:2018年6月1日撮影   Photo by Ume氏(題名と文章も)

 森はさらに緑の攻勢を強めたようだ。いつものように今朝も山室川の清流に沿って谷の中を上ってきたが、生い茂る周囲の林や森の緑には圧迫感さえ感じたほどで、ヤマナシの白い花が山桜に代わってその印象を幾分か和らげてくれていた。ただこの花には、山桜のような「そっと咲いている」といった控え目で、清楚な感じはしない。奔放に徒長する枝にも似て花も豪勢に咲くが、短命である。
 良く言えば「佳人薄命」と言うのか、第1堰堤の早咲きのヤマナシの花は、すでに花吹雪となって舞っていた。





 この牧場で一番遅くまで咲いている山桜と、一番早いヤマナシ。さっき降り出した雨で、今年はここの山桜の花もこれが見納めになるだろう。
 小降りの雨の中、大沢山へ電牧の障害となるクマササを刈りに行ってきた。晴れもいいが、きょうのようなしめやかに降る雨は霧を誘い、幽玄とでも言いたくなるような森の雰囲気に包まれて、ことのほか良かった。
 
 きょうのPHはUme氏入魂の1枚ということで、添え書きも届いた。コナシの花も見事だが、山頂に伸びる道路が効いている。撮影場所を言い当てることができる人は、まずいないだろう。

 6月初旬に予定している撮影会の詳細については5月16日、No.66のブログをご覧ください。写生、探鳥も大歓迎です。
 営業案内 「入笠牧場の山小屋&キャンプ場(1)」およびその(2)です。下線部をクリックしてご覧の上、どうぞご利用ください。





 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする