入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

       ’24年「春」(64)

2024年05月10日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 昨日は朝の8時を過ぎていたと思う、雪が降りだした。それでもテイ沢へ向かうと、その途中、咲き誇る桜の花や枝を雪がさらに薄っすらと白く染めていた。その思いがけない光景に、「よくぞ日本に生まれけり」と独り言ち、車を停めてしばし雪と花の珍しい共演に見入った。

 一昨日の不調はやはり前夜の酒のせいだったようで、昨日はいつものように谷の中を普通に歩けた。しかも、4㍍ではなかったが丸太を1本担いでいた。
 いい歳をしてそんな天気の中をと言うかも知れないが、あくまでも自主的な判断、行動であって、もしもこれが誰かに言われてというなら話は違う。多分やらないだろう。クク。

 枕にしている木の上に置いた4本の丸太が動かないようにだけはしたつもりながら、あまり出来は良くない。後になって、別な方法を思い付いたが、昨日は番線を持ってなかったためできなかった。
 流れ止めのロープも一応は上流のモミだったか落葉松だったかの大木に結んだ。これはどこまで役に立つのか、気休め的なものに過ぎないかも分からない。
 気になっていた橋の下の大岩を2個、下流に移動した。こうしておけば増水した際でも、流木などが岩に絡んだり邪魔されずに流れ、丸太橋はより安全、無事が期待できる。ひどく濡れてしまったが、これは昨日やった仕事の中では満足できた。

 上から2番目の橋のあった場所は岩が多く、架ける場所を変えることも考えている。そうなれば、もう1本、4㍍の丸太が必要になり、伐って、皮を剝いて、乾かす時間が必要だ。ただあそこは、大雨の後でさえなければ、渡渉しようと思えばできなくはない。
 この橋ばかりでなく、手を入れたい橋はまだまだある。鹿に切られる牧柵と同じで、終わらない。
 
 昨夜の星空、思わず声を上げるほど見事だった。春には珍しい。そのせいで、今朝5時の気温は零下3度、恐れ入る。
 きょうは肥料撒きの為、下から職員が上がってくる。鹿の捕獲は依然できていない。

 本日はこの辺で。
 なお、突然ですが、今月の13日から25日まで、事情により小屋とキャンプ場の営業を中止いたします。ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
 山小屋&キャンプ場の営業案内は下線部をクリックしてご覧ください。
 
 
 

 


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