熊本県立美術館・永青文庫展示室では今週末まで「参勤交代 -大名たちの大移動-」展が開催されている。肥後細川家の参勤交代を描いた絵図や持ち運んだ調度品や茶道具、衣装類などが展示され、往時を偲ばせる。万延元年(1860)10月の13代当主細川韶邦公の初御入部を描いた「御入国御行列之図」は、以前WEBサイト「古文書で読む参勤交代」に掲載された大分県鶴崎剣八幡所蔵の絵図で見せていただいたが、知っている地名が記載されているのでとても興味深い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/4f/b1a263576f763af125cf002f43021d1b.jpg)
「建町構」や「立田口構」の文字が見える。坪井竪町の立田口大神宮の赤鳥居前。跳ね上げ式の簀戸口が設けられ、御行列の到着を待つ家来たちが警備に当っている。当時は大津からこの辺りまでの約20キロにわたって杉並木が続いていたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/7c/1f74e9560867bc94d2aea8c94d59147d.jpg)
今日の立田口大神宮・赤鳥居前
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「建町構」や「立田口構」の文字が見える。坪井竪町の立田口大神宮の赤鳥居前。跳ね上げ式の簀戸口が設けられ、御行列の到着を待つ家来たちが警備に当っている。当時は大津からこの辺りまでの約20キロにわたって杉並木が続いていたという。
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今日の立田口大神宮・赤鳥居前