徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

参勤交代が通った道 ~ 豊後街道・立田口 ~

2011-12-14 18:17:35 | 熊本
 熊本県立美術館・永青文庫展示室では今週末まで「参勤交代 -大名たちの大移動-」展が開催されている。肥後細川家の参勤交代を描いた絵図や持ち運んだ調度品や茶道具、衣装類などが展示され、往時を偲ばせる。万延元年(1860)10月の13代当主細川韶邦公の初御入部を描いた「御入国御行列之図」は、以前WEBサイト「古文書で読む参勤交代」に掲載された大分県鶴崎剣八幡所蔵の絵図で見せていただいたが、知っている地名が記載されているのでとても興味深い。


「建町構」や「立田口構」の文字が見える。坪井竪町の立田口大神宮の赤鳥居前。跳ね上げ式の簀戸口が設けられ、御行列の到着を待つ家来たちが警備に当っている。当時は大津からこの辺りまでの約20キロにわたって杉並木が続いていたという。


今日の立田口大神宮・赤鳥居前






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2 コメント

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Unknown (きりりん堂)
2011-12-15 18:04:45
先日市丸姐さんのことを書いておられましたね。「レコードコレクターズ」という音楽雑誌の12月号「続・蒐集奇談No.156」に岡田則夫さんが「芸者とレコード界」という原稿を寄せておられます。明治・大正期は、レコード吹き込みには歌舞音曲、三味線、唄ができる芸者が一番適任であったらしく、東京、京都、大阪などの花街の芸者さんたちがこぞって録音したそうです。昭和30年代も「ハアー….」で始まる芸者さんが歌う流行歌が沢山あった記憶があります。最近、SP盤の蒐集に嵌っています。驚くほど多くの芸者歌手のレコードが残っています。
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Re:きりりん堂さま (FUSA)
2011-12-15 19:50:22
昔は歌が歌えるといったらまず芸者さんだったんでしょうね。今では誰でも歌えるような時代になりましたが、和楽をやる人は驚くほど少ない現状に危惧を抱いています。
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