徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

鎌研坂(かまとぎざか)のはなし。

2014-04-10 17:26:51 | 文芸
 4月5日の熊日新聞に、夏目漱石の「 草枕 」の舞台となった「 鎌研坂 」を、城西校区住民が本格的に整備を始めたという記事が載っていた。現在、草枕の道(草枕ハイキングコース)の一部となっている「 鎌研坂 」は漱石が歩いた頃に比べると後半の一部に過ぎない。
 昨年5月、現在は草枕ハイキングコースに入っていない「 旧鎌研坂 」がどうなっているのか見てみたいと思い、中学時代以来、55年ぶりに分け入ってみた。それはそれは酷い状態だった。竹藪は荒れ放題、ところどころには家電製品や使用済みタイヤなどの不法投棄も目についた。今回、城西校区住民の皆さんによって整備していただくことは本当にありがたく敬意を表したい。近い将来、漱石が歩いた道と同じ「 鎌研坂 」が復活することを願ってやまない。

▼画像はいずれもクリックすると拡大します。



現在、草枕の道(草枕ハイキングコース)の中で「鎌研坂」とされている坂の登り口


新道を登る途中に「旧鎌研坂」への入口の標柱がある。


旧鎌研坂の竹藪は荒れ放題


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