承平5年(935)、山城国の石清水八幡大神が肥後国の茶臼山西側段丘(今の藤崎台)に勧請された。その鎮座の日、勧請の勅使が藤で作った神馬の鞭を、三つに折って三ヶ所に埋めたところ、その中の一つからやがて芽が出て枝葉が繁茂したので藤崎宮の名称が付いたという伝承がある(歴史家の異説あり)。この神恩に感謝し、五穀豊穣と諸行の繁栄を祈願する祭りとして、毎年、藤の花が咲く4月に行われるのが「藤祭り」。
今日、その「藤祭り」が藤崎八旛宮でとり行われた。あいにく今年は花の咲くのが遅れており、境内の藤の花はまだ咲いていないようだが、ちょうど熊本地震1年ということもあり、復興祈願祭も合わせて行われた。
▼祭祀をとり行う神職たち
▼仕舞奉納(シテ方喜多流能楽師・狩野了一さん)
今日、その「藤祭り」が藤崎八旛宮でとり行われた。あいにく今年は花の咲くのが遅れており、境内の藤の花はまだ咲いていないようだが、ちょうど熊本地震1年ということもあり、復興祈願祭も合わせて行われた。
▼祭祀をとり行う神職たち
▼仕舞奉納(シテ方喜多流能楽師・狩野了一さん)